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企業情報

トップメッセージ

代表取締役社長 泉谷直木「”バリュー&ネットワーク”経営による「企業価値の向上」を目指して」  

平素はアサヒグループへの格別のご支援、お引き立てを賜り厚く御礼申しあげます。

当社は、本年より、新たに策定した『長期ビジョン2020』とその実現に向けた実行計画である『中期経営計画2015』を通じて、「企業価値の向上」を目指した取り組みを強化しております。

昨年までの『中期経営計画2012』では、「既存事業の収益性の向上」と「新たな成長構造の構築」に注力し、『アサヒスーパードライ』や『三ツ矢サイダー』など、各事業の主力ブランドの強化に加えて、工場の集約化といった最適生産体制の構築などにより、計画を上回る収益構造改革を実行しました。さらに、新たな成長構造の構築については、乳性飲料のトップメーカーである「カルピス(株)」の全株式を取得し、また海外でも、飲料、酒類の事業会社5社を買収するなど、国内外での成長基盤を強化・拡大することができました。

一方で、今後は、世界経済全体の停滞に加えて、国内においても消費税の増税が見込まれるなど、事業を取り巻く環境は厳しさを増すことが想定されます。そうした中、新たに策定した『長期ビジョン2020』では、「食の感動(おいしさ・喜び・新しさ)を通じて、世界で信頼される企業グループを目指す」ことを掲げ、グループ全体の“ありたい姿”を再設定するとともに、実行計画である「中期経営計画2015」では、”バリュー&ネットワーク”経営の推進により、企業価値の向上を目指していく方針です。
具体的には、これまで育成・獲得してきた「ブランド」「技術」「コスト競争力」などの「強み」に集中するとともに、「強み」を活かした新たな価値創造・イノベーションに取り組みます。さらに、こうして創出される「価値」を、グループのネットワークを活用して拡大展開することに加えて、国内外のネットワークを一層拡大していくことにより、長期安定的な成長を図っていきます。
また、経営の重点指標には、「ROE(株主資本利益率)」と「EPS(1株当たり当期純利益)」の向上を掲げ、“バリュー&ネットワーク”経営による売上・利益の成長に加えて、株主還元の充実などによる資本効率の向上により、グループ全体の「企業価値の向上」を目指してまいります。

経営環境が厳しさを増す中、「強み」に集中することで安定成長を図るとともに、より「企業価値の向上」に重点を置いた経営を推進することで、日本はもとより、世界で信頼される企業グループを目指してまいります。引き続き、一層のご指導、ご支援を賜りますようお願い申し上げます。

2013年2月13日
アサヒグループホールディングス株式会社
代表取締役

泉谷直木