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青山ハッピー研究所 ハピ研

「人がしあわせを感じるモノやコトって、何だろう?」衣・食・住・美など生活に密着したテーマでその答えを考える“しあわせ探しの情報サイト”

ハピ研について

ハピ”プロ”インタビュー | 「その道のプロ」にインタビュー。そこに在る「しあわせ」をレポート

取っ付きやすいけど奥が深い
だから大人も子供も楽しめる

若者を含めて多くの世代が折り紙に魅入られるのはなぜでしょうか。

2通りの折り方が楽しめる、
ハローキティとのコラボ作品。

(軸原さん)以前の僕もそうでしたが、大人が折り紙をしないのは、単に「きっかけ」を失っているだけではないでしょうか。日本人の生活には、昔から「折る」という作業がたくさんありますよね。紙を折って何かを包んだり、着物を畳んだり――。日本では紙が登場した頃から、「折り紙」が始まったと考えられます。神社には、ぎざぎざの形をした紙垂(しで)がありますよね。ああいったものがおそらく、折り紙の原型ではないでしょうか。そもそも日本人は昔から紙に触れたり、折ったりするのが好きな民族なのではないかと、個人的には思っています。外国の人に折り紙を折らせると、きれいに半分に折ることすらできない人が珍しくありませんしね。

※紙垂・・・しめ縄などに垂らす、特殊な断ち方や折り方をした紙

cochaeの活動を通し、伝えたいことは?

(軸原さん)やはり紙に触れることの楽しさを思い出していただきたいですね。とても面白いですから。折り紙の最大の魅力は、一枚の紙から実に多様なものを生み出せること。以前、一枚の紙に顔のパーツを散らした「ファニーフェイス」という折り紙を創作しました。これは自由に折って顔をつくって遊ぶというパズルの要素を組み合わせた折り紙。すごく簡単に遊べるけど、折り方によって100通り以上の顔ができ上がります。取っ付きやすいけど、とても奥が深い。だからこそ、折り紙は子供から大人までが楽しめるのではないでしょうか。

(武田さん)私たちは、美術館や百貨店、高齢者施設など、さまざまな場所でワークショップを開いています。折り紙のワークショップは世代を問わずに楽しめるから、おばあちゃんと子供が一緒に参加されることも多い。本来、折り紙はコミュニケーションツールとしても非常に優れていることを改めて思い知らされます。

cochaeの活動を通し、どのようなとき、「幸せ」を実感しますか。

(軸原さん)もともと仕事にするつもりはなかったのに、今、こうしてcochaeとして活動を続けられているのは、たくさんの人との出会いに恵まれたから。この出会いの積み重ねが、僕にとっての幸せだと感じますね。自分たちが助けられてきた分、今後も、折り紙に限らずに「遊びのデザイン」をテーマに面白いものをつくり出したいと思います。

(武田さん)好きなことを仕事にして暮らせることが、私にとっては何よりも幸せ。私は折り紙を創作するのが大好きで、折る人よりも楽しんでいる気がします。折り方を考えて、絵をはめこみ――という作業を何度も繰り返し、一つの作品ができあがった瞬間は最高の気分。これからも皆さんが手に取りたくなるような、アイデアのたくさん詰まった折り紙を創作していきたいですね。

インタビュー・文:二宮良太

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プロフィール

cochae(こちゃえ)さん (折り紙グラフィックユニット)

2003年、軸原ヨウスケさんの呼びかけにより、同郷(岡山県)の武田美貴さんと光森康郎さんの3人からなる“折り紙グラフィックユニット”として結成。2006年以降は軸原さんと武田さんの2人で活動。オリジナルの「グラフィック折り紙」を次々に創作し、子供や大人に折り紙の楽しさを提案し続ける。著書に『妖怪おりがみ』『百羽鶴』があるほか、「ファニーフェイス」「マトリョーシカ」といったオリジナルの折り紙キットを多数発行。2008年11月には“縁起物”の折り紙作品を集めた『めでたづくし』を発刊予定。著書は全国の書店、また折り紙キットやオリジナル手ぬぐいなどはギャラリー・ARTIFEX(恵比寿三越内)、全国のミュージアムショップでも販売中。
»cochae

しあわせタイプ診断

今回の”プロ”のしあわせタイプ

軸原ヨウスケさん

他人の幸せは自分の幸せ

武田美貴さん

自分と家族中心 あなたのしあわせタイプは?