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青山ハッピー研究所 ハピ研

「人がしあわせを感じるモノやコトって、何だろう?」衣・食・住・美など生活に密着したテーマでその答えを考える“しあわせ探しの情報サイト”

ハピ研について

ハピ”プロ”インタビュー | 「その道のプロ」にインタビュー。そこに在る「しあわせ」をレポート

みんなが自然と歌い出す場を作ることができた。今は音楽ができることそのものが幸せです。/即興からめーる団さん

「即興からめーる団」は約2年前に結成された音楽ユニット。楽器やジャンルを問わず、あらゆる音楽を即興で奏でたり、観客などを巻き込みながら、その場の勢いで作曲をするワークショップに意欲的にチャレンジしたり、その活動ぶりはまさに個性的です。そんな「即興からめーる団」のお二人である赤羽さんと正木さんは20代の若手音楽家。若さあふれるユニークな発想で音楽界を縦横無尽に駆け巡るお二人に音楽との出合いから、ユニットを結成した秘話、そして幸せ感に至るまでお話を聞きました。

楽器やジャンルにこだわらず、思いつくままに音色を奏でる

具体的にはどのような活動を行っているのでしょうか?

(正木)その名の通りなのですが、“即興演奏”を軸に、演奏やワークショップなどの活動を行っています。楽器は鍵盤ハーモニカやピアノ、ハーモニカ、打楽器全般と何でもあり。それらを駆使しながら、クラシックから現代音楽まで幅広いジャンルの音楽を演奏しています。舞台や会場を歩き回ったり、ときには逆立ちのパフォーマンスをしてみたりと、その場の思いつきで自由奔放にやらせてもらってます(笑)。もちろん、演奏スタイルはケースバイケースで異なりますが、基本は観客、参加者から得たインスピレーションでその場で新しい曲を作っていく形式がひとつのパターンとなっています。また、1年ほど前から三田で『うたの住む家』というプロジェクトをスタートさせました。障がいのある人を含めいろんな人たちと定期的にワークショップを行っていて、いまは、そこを中心に活動を行っています。そのほか、幼稚園や保育園をまわって子どもたちを相手にワークショップを開催したり、また一方で、即興ばかりではなく、ちゃんと譜面に沿って演奏をするライブ活動も行っています。

即興からめーる団はどういう経緯で誕生したのですか?

ライブでマリンバをたたく正木さんとピアノを弾く赤羽さん

(赤羽)正木さんとの出会いは2006年の7月頃だったかなぁ。共通の知人のライブの打ち上げで知り合いました。周りから「年齢も近いし一緒に何かやれば?」とは言われていたのですが、私が大学院の論文で忙しかったこともあって、しばらく連絡をとってなかったんですね。で、それから半年くらい経って、急に思い立って連絡を取ったのですが、そのときは具体的に何をやるかは決めていませんでした。

(正木)そう、私も「会いましょう」とは言ってみたものの、お互いに何も知らないような状態でしたから、正直、会って何を話せば良いのか迷っていました。で、まずはスタジオで落ち合うことにしたんです。ろくに話もしないまま、とりあえず音をだしてみるしかないよなと、二人ともおもむろに楽器を取って即興で演奏し始めたんです。途中でパフォーマンスが加わったり、演奏しながら隠れてみたり・・・と遊んでいるうちに、気がつけば3時間ぐらい演奏していたんですよね(笑)

(赤羽)その3時間を過ごす中で、「この人と一緒に何かをやったら面白いんじゃないか」と直感したんです。それから即興演奏で手応えを得たので、即興演奏とからめて何かしたいということになって。私が講師をしているピアノ教室の子どもや父母を中心に声をかけて「即興からめーるワークショップ」を開催しました。それが2006年の5月で、その後、私たちの活動領域は徐々に広がってきたわけです。

いつも誰かが歌っていた家庭で育つ。
「うた」=「おんがく」をたくさんの人と共有したい。

なぜ即興音楽、そしてワークショップに取り組もうとしたのでしょうか?

(赤羽)私は大学院で音楽療法を学んだのですが、そもそも音楽を勉強しようと思ったのは、小さい頃から“「うた」のある”暮らしの中で育ってきたことがとても大きいように感じます。たとえば、父が仕事をしながら鼻歌を歌っていると、それに合わせて他の家族も適当に歌い出し始めたりして、いつも誰かが「うた」を歌っているような家でした。それが当たり前だと思っていたのですが、友だちが家に遊びに来たときに「どうして、赤羽さんの家族はみんな歌ってるの?」と言われて、とてもビックリしたのをよく覚えています。以来、自分の実家以外の場所でも「人がいて、一緒に『おんがく』を奏でる、そんな場を作りたい」と思うようになって音楽の道に進んだのですが、いろいろな選択肢がある中で、その夢の実現には音楽療法が一番近いのかなぁと考えたんです。学生時代には、ある障がい者の子ども個人に向けて作曲も試みました。私とその子が一緒に演奏するためのピアノ連弾曲を書いたんです。でも、どうも私が書いた曲だとしっくりいかないことがあったんですね。その子には、やっぱりその子なりの音楽スタイルがあって「うた」がある・・・。それを引き出すのは、私が作る曲ではなくて、その子と一緒に音楽を奏でていくことが最短の道なのではないかと思うようになったんです。単に私の音楽を提供するだけではなくて、いろんな人と一緒に音楽を作りたい。こうした私の夢は、正木さんとの出会いによって、本格的に実現することになったんです。

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ハピ”プロ”インタビュー メニュー

プロフィール

即興からめーる団さん

赤羽美希さんと正木恵子さんの2人による音楽ユニット。参加者を巻き込んだワークショップ形式の即興演奏が持ち味。2007年10月から港区にある三田の家で「うたの住む家」を主催。いろいろなバックグラウンドを持つ参加者とともに、楽しみながら歌を創作する活動を続けている。
»「三田の家」
»「うたの住む家」

赤羽美希さん(音楽家)
ピアノ、鍵盤ハーモニカ、アイリッシュ・ハープなどを担当。2006年東京藝術大学大学院音楽研究科応用音楽学(音楽療法)専攻修了。障害者や子ども向けのコミュニティープロジェクトを企画するほか、ダンスや演劇向けの作曲、演奏、そのほか教育活動にも携わる。

正木恵子さん(打楽器奏者)
打楽器、鍵盤ハーモニカ、うた、おもちゃ楽器などを担当。日本大学芸術学部音楽学科在学中。「即興からめーる団」以外の活動では、打楽器奏者として、演奏活動や学校の吹奏楽部の打楽器指導などを行っている。打楽器奏者3人で結成した、打楽器アンサンブル「どってん博物館」のメンバーでもある。

しあわせタイプ診断

今回の”プロ”のしあわせタイプ

赤羽美希さん

自分と家族中心

正木恵子さん

お金以外のすべてが必要 あなたのしあわせタイプは?