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【第144回】アンケート結果:2006年7月19日〜7月25日

コーヒーは好きですか?
コーヒーは好き?  
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※SA(単回答)

調査概要 調査対象:全国の20歳以上の男女 (有効回答数)2,034人
調査方法:インターネット調査
調査期間:2006年7月19日〜7月25日
コーヒーは好きですか?

日本のコーヒー輸入量は、アメリカ、ドイツに次いで世界第3位。いわば、日本人は大のコーヒー好きと言えそうです。そもそもコーヒーが日本に上陸したのは江戸時代の長崎出島と言われ、それから300年以上の月日を重ね、今日、「黒くて苦いもの」がお茶同様に日本人に愛される飲料へと成長を遂げています。皆さんの中にも、コーヒーなしでは1日が始まらないといった方もきっと少なくはないのではないでしょうか。そこで今回は皆さんに、日ごろのコーヒーとの付き合い方についてお尋ねしました。

9割近くが「コーヒー党」、特に働き盛りの30〜50代に目立つ

まず、「コーヒー好き」の方がどの位いるのでしょうか。「飲まなかったら生きていけないくらい、なくてはならない存在。朝と夕方の一服には必ず飲んでいる」(男性30代)など、「大好き」と回答した方が54.0%。さらに「まあまあ好き」という方も35.7%を数え、全体の9割近くの皆さんが「コーヒー党」であることが判明しました。また世代別で見てみると、「コーヒー好き」は特に30代、40代、50代に目立ち、20代、60代以上ではやや減少する傾向がありました。こうした背景には「会社でのエネルギー源。コーヒーがないと仕事にならない」(男性30代)という声に代表されるように、何かと忙しい働き盛りの30代〜50代にとって、仕事、家事や育児を円滑に進めるために「コーヒー」が欠かせない存在となっているのかもしれません。

世代別:コーヒー嗜好度

※SA(単回答)

嫌いな理由は「苦い」「不味い」、中には「気分が悪い」などの症状が出る方も

■コーヒーが嫌いな理由は?

 
1 苦い 47.4%
2 なぜか気分が悪くなる 26.3%
3 不味い 24.4%
4 お腹が痛くなる 14.8%
5 体に悪そう 11.0%
 

MA(複数回答)/n(有効回答数)

その一方、「あまり好きではない」という回答が7.2%、「嫌い」が3.1%と、全体の約1割程度の皆さんが「コーヒー嫌い」でした。その理由で最も多かったのが「苦い」(47.4%)、同様に3位にも「不味い」(24.4%)が挙げられ、「コーヒー味」に馴染めない、理解できないというのが大きな要因のようです。また味ばかりではなく、「飲むとなぜか気分が悪くなる」(26.3%)、「お腹が痛くなる」(14.8%)という声も寄せられ、体質的に受け付けないという方も少なくないようです。

8割以上が「1日1杯以上」、そのうち3割が「1日3杯以上」のヘビーユーザー

さて「コーヒー党」の皆さんは、コーヒーを一体どの位の頻度で飲んでいるのでしょうか。「家族を送り出した後の、朝の一杯がホッとできる一番美味しいコーヒー」(女性50代)など、「1日1杯以上」(81.3%)飲むという方が全体の8割以上を占め、コーヒー党の皆さんにとっては毎日の生活になくてはならない物の1つとなっていました。さらに「在宅での仕事なので気分転換を兼ねてよくコーヒーを飲む。1日4〜5杯は普通」(女性30代)など、「1日3杯以上」(32.6%)という大のコーヒー好きが全体の3分の1を占め、その中には「一日に10杯ぐらい飲んでいる・・・」(女性40代)という方もいました。続いてコーヒー飲用量を世代別に見てみると、「1日3杯以上」という20代が18.7%、30代が33.6%・・・、50代では39.9%に達し、世代とともに1日当たりのコーヒー飲用量が増す傾向が見受けられました。しかしながら60代以上では23.7%と一気に減少していることから、定年退職による離職等がコーヒー飲用量に少なからず影響を与えていることがうかがえます。

コーヒーの飲用頻度は?

※SA(単回答)

時間の余裕で「インスタントコーヒー」と「レギュラーコーヒー」を飲み分ける

■どんなコーヒーを飲む?

 
1 インスタントコーヒー 59.6%
2 ペーパードリップや
ネルドリップのコーヒー
40.3%
3 缶コーヒー 35.7%
4 ドリップ式コーヒーメーカー
のコーヒー
31.2%
5 カフェチェーンのコーヒー 15.6%
 

MA(複数回答)/n(有効回答数)

次に皆さんが普段どのようにコーヒーを楽しんでいるのか、その飲用方法について具体的に見てみましょう。よく飲むコーヒーのタイプを伺ったところ、最も回答が多かったのが「インスタントコーヒー」(59.6%)、続いて2位が「ペーパードリップやネルドリップのコーヒー」(40.3%)でした。「平日の朝は忙しいのでインスタントコーヒーですが、休日の朝はペーパードリップでレギュラーコーヒーの香りを楽しんでいる」(男性50代)、「自宅で一人飲むときは、インスタントコーヒーなら無駄がない」(男性60代)など、時間の余裕や人数によって「インスタントコーヒー」と「レギュラーコーヒー」を上手に使い分けている方が案外多いようです。中には「インターネットで、直輸入の豆を自家焙煎したその日に発送してくれる豆を買い始めた。自分で豆を挽いてペーパードリップで淹れているが、湯を注ぐと粉が生きているようにもこもことふくらみ、感動もの・・・」(男性40代)など、美味しいコーヒーを求め、自ら豆を挽いているといったこだわり派も珍しくありませんでした。その一方、3位「缶コーヒー」(35.7%)、6位に「ペットボトルのコーヒー」(15.2%)など自動販売機、スーパーマーケットやコンビニエンスストアで手軽に購入できる既成の「コーヒー飲料」の人気の高さも目立ちました。

飲み方は味や香りが堪能できる「ブラック」が一番人気

■どんな飲み方が好き?

 
1 ブラック 43.3%
2 砂糖&ミルク入り 21.4%
3 ミルク入り(砂糖なし) 19.0%
4 カフェオレ・カフェラテ 10.1%
5 砂糖入り(ミルクなし) 4.3%
 

MA(複数回答)/n(有効回答数)

では皆さんは、どんな飲み方がお好みなのでしょうか。堂々のトップはシンプルな「ブラック」(43.3%)でした。「コーヒーはブラックに限る。以前アメリカ在住の叔母が、お茶には砂糖もミルクも入れないでしょと言われてから10年以上ブラック党」(男性30代)、「私のお気に入りは、ブラックコーヒーとともにチョコレートを楽しむこと。これさえあれば、最高の幸せ」(女性30代)など、コーヒー本来の香りや、苦味をじっくり堪能できるブラック好きのツウが案外多いようです。次に2位は「ホットコーヒーは砂糖をスプーン1.5〜2杯入れてミルクをたっぷり入れて、少し甘めにして飲む」(女性20代)など「砂糖&ミルク入り」(21.4%)、3位「ミルク入り(砂糖なし)」(19.0%)が続きました。中には「インスタントの場合はミルクと砂糖を加えるが、お店で飲むコーヒーは香りがいいのでブラックで飲む」(男性20代)など、「レギュラー」か「インスタント」か、また「ホット」か「アイス」かによってミルク、砂糖を入れ分けているという方も少なくありませんでした。

豆乳、ウイスキーを加えて、アレンジコーヒーを楽しむ方も

そのほか、皆さんから様々な飲み方が寄せられましたので、その中からいくつかご紹介します。「インスタントコーヒーを使ってカフェオレをよく作る。脂肪分が少なくてヘルシーなので、牛乳ではなくて豆乳を使う」(女性30代)、「水にこだわりがあり、美味しいと言われる水を汲みに行っている」(男性50代)など主役のコーヒー豆ばかりでなく、水やミルクにこだわるという方。「熱く薄めのコーヒーに、ウイスキーをカップに1割ほど入れて飲む」(女性50代)など、芳醇な香り漂うアルコールを加える方。また中には「自分専用のマグカップが5つはあり、気分、時間によって使い分けている」(女性30代)など、様々趣向を凝らしたコーヒータイムを楽しんでいる様子がうかがえます。

コーヒーは、イライラ、ストレスの多い現代人の「リラックス」「疲労回復」の源

■コーヒーを飲みたいと思う時は?

 
1 リラックスや気分転換に 72.8%
2 食後の口直しや締めとして 47.7%
3 眠気覚ましに 35.8%
4 疲れたときに 26.9%
5 頭が冴えないとき 16.6%
6 のどが渇いたときに 14.4%
7 口が寂しいときに 11.5%
8 退屈なとき、時間つぶしに 10.8%
9 集中したいときに 8.4%
10 イライラしたときに 5.9%
 

MA(複数回答)/n(有効回答数)

皆さんがコーヒーを飲みたいと思う瞬間について見ていきましょう。最も回答が目立ったのが「リラックスや気分転換に」(72.8%)でした。「心のゆとりを生む飲み物。慌しい朝も豆を挽くことによって落ち着く。そして挽きたての粉から立つ香りがさらにリラックスする」(女性40代)、「万が一、朝にコーヒーが飲めなかったら、9時の仕事直後から眠くなり、体調が優れません。私にとっては、水よりコーヒーが精神的にもリラックスできる飲み物」女性30代)などコーヒーのアロマ効果によるリラクゼーション、カフェインによる覚醒作用から精神安定をもたらすという声も多く、いわばコーヒー=薬に近いものと言えそうです。同様に3位「眠気覚ましに」(35.8%)、4位「疲れたときに」(26.9%)、5位「頭が冴えないとき」(16.6%)、9位「集中したいときに」(8.4%)や「イライラしたときに」(5.9%)という回答も挙げられ、ストレスの多い仕事、現代社会において「コーヒー」の存在は決して馬鹿に出来ないものとなっていることがうかがえます。そのほか、2位には「食後の口直しや締めとして」(47.7%)という声も寄せられました。「朝の食事を終え、食卓を片付けてから、ホット一息入れる時まず一杯目のコーヒーを淹れて飲む」(女性50代)などコーヒーは食後の口直しの役割ばかりでなく、食事の終了、満足感や落ち着きを体へ自然と知らせる合図になっているのかもしれません。

今回は多くの皆さんを魅了して止まないコーヒーの飲用についてご意見を伺ってきました。全体の9割近くの皆さんが「コーヒー好き」で、そのうち8割以上が「1日1杯以上」のコーヒーを飲用していることが明らかとなり、日本が世界有数のコーヒー輸入国であると同時に、「コーヒー好き大国」でもあることも判明しました。こうして皆さんの声を聞いてみると、これほど現代人に愛され、欠かすことのできない飲み物であったのかと改めて実感させられる結果となりました。どんなものでも飲みすぎ、食べすぎは体の毒ですが、日々の生活の潤滑剤としてコーヒーブレイクの余裕を持つことは、とても大切なことかもしれませんね。最後に皆さんにとって「コーヒー」が一体どんな存在であるのか、皆さんから寄せられたご意見をいくつかご紹介します。

■あなたにとって「コーヒー」とは?

人生の伴侶
  • 「人生に欠かせない伴侶ともいえる存在。仕事を引き立たせてくれたり、人間関係をつなぎ合わせてくれたり、一人の時間をエンジョイさせてくれるありがたい存在」(男性60代)
生活のテンポ
  • 「コーヒーは生活のテンポ。気持ちのリズムをコーヒーで取ることで整える。仕事のエンジンをオンにしたり、嫌なことを心の中に消化するためにコーヒーは必須」(男性30代)
大人の飲み物
  • 「小さい頃は『大人の飲み物』と、親がガンとして飲ませてくれませんでした。コーヒーをおいしいと思えるようになって大人になった気がする」(女性40代)
腕時計
  • 「腕時計やコンタクトレンズ同様に、毎日の生活に欠かせないもの。リフレッシュできて、気分転換も出来、体によいから、飲まない日はありえない・・・」(女性30代)
スイーツの友
  • 「ズバリ『スイーツの友』。 コーヒーだけを単独で飲むことは滅多になく、菓子パンやスイーツの甘さを苦みのあるコーヒーで中和して、相乗効果で両方美味しい、という感じ(笑)」(女性30代)
バロメーター
  • 「コーヒーの美味しさはその日の体のバロメーター。調子の良い時や幸せな時は美味しいけれど、不調のときは不味く感じる」(女性20代)
ダイエット
  • 「ダイエットに協力してくれているかも・・・。ちょっと口寂しい時、好きな量で家で飲めるので」(女性40代)
句読点
  • 「一日の句読点になる飲み物と思う。時間的な区切りであったり、気分的な区切りであったり、その時々の句読点である」(男性60代)
朝のエンジン
  • 「朝の一杯で体のエンジンがかかる気がする。最近はこの一杯のおかげで(まことに言いにくいのですが)便通がよくなっているよう。胃腸が活発に動くのが分かる」(女性50代)
  • 「コーヒーがないと生きていけないくらい大好き。防災グッズのなかにも、インスタントコーヒーを入れている」(女性30代)
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