毎週アンケート

【第152回】アンケート結果:2006年9月13日〜9月19日

少なくとも週1回は、必ず食べてしまうメニューとは?
いくら食べても飽きないメニューがある?  
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※SA(単回答)

調査概要 調査対象:全国の20歳以上の男女 (有効回答数)6,125人
調査方法:インターネット調査
調査期間:2006年9月13日〜9月19日
少なくとも週1回は、必ず食べてしまうメニューとは?

食べ慣れているのにランチや夕食で少なくとも週1回は食べてしまう、そんな味がありませんか。それはシンプルで食べ飽きない味でしょうか、それとも食べずにはいられないほど、皆さんを病みつきにする味でしょうか。そこで今回は、皆さんを虜にするメニューについてお尋ねしました。

8割以上が止められない、飽きないメニューを持つ

「いくら食べても飽き足らないメニューがある」という方は、一体どの位いるのでしょうか。「オムライスは、必ず週に一度は作っている。最近は大根おろしのソースをかけた和風味に夢中」(女性20代、佐賀県)、「なぜかコロッケが食べたくなる。そうなると近くのスーパーに行き、お惣菜のコロッケを買って帰る」(女性30代、秋田県)など、「ある」(85.7%)と回答した方が全体の8割を超え、大変多くの皆さんが「食べ飽きない味」をそれぞれ持っていることが明らかとなりました。その一方、「いろいろなものをバランスよく食べるようにしている」(男性60代、広島県)と栄養バランスを考え、極力短いサイクルで同じメニューは食べないように心がけている方など、「(いくら食べても飽き足らないメニューが)ない」(14.3%)という声も全体の1割程度寄せられました。また中には「週に何回か同じメニューを食べてしまうと飽きがきてしまうので、メニューがダブらないようにしている」(男性30代、東京都)など、好きなメニューはあえて食べ過ぎないようにしているという、反対の意見を持っている方もいました。

皆さんを虜にする人気NO.1メニューは「ラーメン」

■何度食べても食べ飽きないメニューは?

 
1 ラーメン

36.0%

2 そば・うどん 28.1%
3 カレー 26.4%
4 寿司 18.5%
5 スパゲティ(パスタ) 13.4%
6 刺身・たたき 12.3%
7 餃子 8.5%
8 鶏の唐揚げ 8.4%
9 干物・焼き魚 8.4%
10 調理パン・サンドイッチ等 8.3%
 

MA(複数回答)/n(有効回答数)

では実際に、皆さんを虜にする人気のメニューをランキング形式で見ていきましょう。堂々の人気ナンバーワンは「ラーメン」(36.0%)でした。「餃子とラーメンは、なぜか若い頃からずーと好き。毎週2回は友達と中華料理屋に行って、ビールを飲みながら餃子を食べ、最後に必ずラーメンを食べる」(男性50代、静岡県)、「週1回はラーメン食べないとストレスを感じる。鶏がらスープのあっさりシンプルがたまらない。好みの店を見つけたときは、もう大変2度、3度は行く・・・」(男性40代、栃木県)など、飲んだ後、疲れた時に食べたくなるという声も多数寄せられ、ラーメンは私たちに安らぎと幸福感を与える究極のメニューと言えるかもしれません。中には「チキンラーメンが好き。子供の頃に、友達の家で初めて食べて『インスタントラーメンで、こんなに美味しいものがあったのか』と衝撃を受けた」(男性40代、千葉県)など、プロが作るラーメンばかりではなく、カップ麺、袋詰めのインスタントをこよなく愛すラーメンファンも少なくありませんでした。

お手軽で、美味しい、日本のファストフードは「そば・うどん」

2位は「そば・うどん」(28.1%)。「私はうどん星人。うどん屋の前を通り、ほのかな昆布、かつおが入り混じったダシの匂いを嗅ぐと、条件反射で『きつねうどん』が浮かび、食べずにはいられなくなる。たとえ食後であっても別腹へ・・・」(男性40代、京都府)、「蕎麦は一週間食べないでいると、禁断症状が現れる。特に好きなのがたぬきそば」(女性30代、東京都)など、豊かなかつおだしの香り、奥深い醤油の味は、幼い頃から慣れ親しんだ日本人の味覚の基本と言えます。食欲のない時、また忙しくて時間がない時でも、ツルツルと喉越し良く手軽に食べられることから、古くから頻繁に食されるメニューの1つとなっており、いわば日本のファストフード的な存在と言っても過言ではないかもしれません。

週末は決まって「カレー日」というご家庭も多い

続いて人気の3位は「カレー」(26.4%)。「あの匂いを嗅ぐと、自然と食べたくなってしまう。冬は暖かくなれるし、夏でも刺激的な辛さで食欲が沸く」(男性30代、神奈川県)など、カレーのスパイシーな風味と辛さは、私たちの嗅覚、味覚を始めとする五感を大いに刺激し、食欲を増進する常習性の高いグルメと言えそうです。ご近所でカレーを作る香りが漂ってきたり、テレビや雑誌でカレー特集を見る度に、いてもたっても居られないほど、無性にカレーが食べたくなったという経験を持つ方もきっと少なくはないのでは。また「金曜日の夕飯は、必ずカレーと決まっている。何年にもなるので、これがないと、曜日の感覚がなくなってしまう・・・」(女性40代、愛媛県)など、家族が揃いやすい週末に「カレー日」を設けているというご家庭も案外多く、家族団らんに一役買う存在となっていることがうかがえます。

60代以上では「そば・うどん」
20代、30代では「スパゲティ」と世代により麺の好みも色々

また上位に挙がられたメニューを見てみると1位「ラーメン」、2位「そば・うどん」のほか、5位「スパゲティ(パスタ)」、13位「焼そば」等々、麺類を支持する声が思った以上に多数寄せられました。また麺類の好みは世代によっても異なり、「そば・うどん」の人気は世代が高くなるとともに著しく増加し、60代以上では「ラーメン」を抜いて「そば・うどん」が一番人気となりました。その一方、世代が低くなるにつれて「スパゲティ(パスタ)」人気が急増し、20代、30代では「そば・うどん」と「スパゲティ(パスタ)」の人気がほぼ2分化される傾向が見受けられ、同じ麺食いと言えども世代間により好みに大きな違いがあることが判りました。同様にこうした世代による味覚の違いは麺類ばかりでなく、50代、60代以上に「寿司」「刺身・たたき」「干物・焼き魚」など魚介類に人気が集まったのに対し、20代、30代では「調理パン・サンドイッチ」「鶏の唐揚げ」などパン類や揚げ物が挙げられた点からもうかがえます。

世代別:食べ飽きないメニュー(麺類比較)

MA(複数回答)/n(有効回答数)

四国は「ラーメン」より「うどん」
広島は「お好み焼き」など、地域によっても異なる飽きないグルメ!?

また東から西へ伸びる日本列島の食文化は、性別、世代ばかりではなく、住んでいる地域によっても異なることが多々あります。例えば「香川県はうどん王国。安くて、早くて、うまい! 讃岐の人は毎日のようにお昼はセルフうどん」(女性30代、香川県)など、讃岐うどんが有名な四国では他の地域に比べ「そば・うどん」(四国=42.1%、全国=28.1%)がダントツのトップ。さらに「お好み焼き」(中国=12.1%、全国=4.0%)は、広島焼きで有名な中国エリアがトップで、次いで「四国」「近畿」と西日本に集中するなど、地域による食習慣の違いが垣間見られました。そのほか、「岩手には盛岡冷麺が定着していて、子供の頃からみんな普通に食べている。ランチにも焼肉冷麺定食を食べる。たぶん、そばやうどんと同じ感覚・・・」(女性40代、岩手県)、「私の住む町は、餃子で有名な宇都宮市。子供の頃から当たり前のように食卓に餃子が並んでいたからでしょうか、いつも食べている」(男性30代、栃木県)、「青森地方特有の煮干のしっかり効いたラーメンにどっぷりはまっている。他の地方の方には魚くさくて食べれない人が多いようですが・・・」(男性40代、青森県)など、各地域の名物を挙げる声が目立ちました。

2人に1人が「週2回以上」の頻度で、必ず食べてしまうメニューがある

どの位の頻度で食べていますか?

※SA(単回答)

では皆さんは「いくら食べても飽き足らないメニュー」を実際のところ、どの位の頻度で食べているのでしょうか。「週1回以上」と回答した方は全体の90.2%、さらに「週2回以上」という声も43.1%を数え、おおよそ2人に1人が週2回以上という高い頻度で、必ず食べてしまうメニューがあることが判明しました。こうした背景には「好きだから・・・」という理由はもちろんのこと、「何にしよう〜と考えて迷うと、焼きそばにしてしまうことが多い。手軽で味が飽きないのがいい」(女性30代、東京都)、「外食してメニューに困った時にはカレー、お弁当で困った時にはカレー、料理に困った時にもカレー・・・」(女性30代、熊本県)など、食べ飽きないメニューとは、いわば、困った時でも、「安心して食べることができる食事」と言えるかもしれません。

今回は皆さんを虜にする、いくら食べても飽き足らない味についてご意見を伺ってきました。堂々1位は「ラーメン」、2位は「そば・うどん」、3位に「カレー」が挙げられ、日本人が大好きな三大グルメが上位を独占した形となりました。今更、言うまでもありませんが、こうしたグルメはテレビや雑誌で連日のように特集が組まれるほど、関心の高い国民食のような存在であり、こうした結果はごく当然のことかもしれません。また3つのメニューには、共通する4つのポイントがあります。まず1つ目は器1つの中に主食とおかずが一体となった簡便なメニューであること、2つ目はお手軽なグルメでありながら、お店や作り手により味が大きく異なる非常に専門性に富んだグルメであること、3つ目はインスタント、チルドやレトルト食品が豊富であることから、自宅でも手軽に楽しめること、最後4つ目は、なぜか無性に食べたくなる不思議な魅力を持つことが挙げられます。つまり「ラーメン」「そば・うどん」「カレー」は、忙しい現代人の生活のスピード、簡便性、探求心やこだわりを満たし、私たちを虜にする魅惑のグルメであると同時に、魔性のグルメと言えるかもしれません。「テレビで見ただけで〜、食べたくなる!!」(女性20代、神奈川県)など、1週間持たずに禁断症状が出始めるといった方もきっと多いのでは。さて、今日のランチはどうしますか?

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