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青山ハッピー研究所 ハピ研

「人がしあわせを感じるモノやコトって、何だろう?」衣・食・住・美など生活に密着したテーマでその答えを考える“しあわせ探しの情報サイト”

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あなたの色は何色ですか?

小さい頃から、男の子は「青」、女の子は「ピンク」と言われ、それがいつの間にか自分の色として定着している人。またなぜか分からないけど、タンスを開くと、似たような同色系の服ばかりが並んでいる人もきっと多いかもしれません。そこで今回は、皆さんの日ごろの「色」選びや、「色」との付き合い方について聞きました。

男性の歯ブラシは「青色」など寒色系、女性は「ピンク」「赤」など暖色系

まず、皆さんが日ごろ使用している歯ブラシは何色でしょうか。性別で見てみると、男性の人気ナンバーワンは「青色」(男性=49.1%、女性=15.5%)。同様に3位「緑色」(男性=23.1%、女性=12.8%)、4位「水色」(男性-14.6%、女性=10.5%)など、男性上位には比較的に寒色系が目立ちました。その一方、女性人気のナンバーワンは「ピンク」(男性=3.6%、女性=46.8%)。さらに4位「赤」(男性=4.6%、女性=14.3%)、5位「オレンジ」(男性=3.2%、女性=13.4%)など、男性とは対照的な暖色系を挙げる声が多数寄せられました。こうした背景には「家族で使うものは間違わないように男は青や緑色で、女はピンクやオレンジ色にしている」(女性40代)、「青系が好きだが、青だと父が間違って使うため、やむなく色を変えている」(女性30代)など、色の好き嫌いよりも、家族間のルールとして男性は「寒色系」、女性は「暖色系」と決めているご家庭が多いことがうかがえます。

■男性:歯ブラシの色は?

1 49.1%
2 31.5%
3 23.1%
4 水色 14.6%
5 透明 6.2%

■女性:歯ブラシの色は?

1 ピンク 46.8%
2 22.0%
3 15.5%
4 14.3%
5 オレンジ 13.4%

MA(複数回答)/n(有効回答数)

60代以上の歯ブラシは「白色」人気が急増!

世代別で見てみると、まず男性は20代、30代・・・と、年齢とともに「青色」を挙げる声が次第に高まっており、結婚、出産を経て家族が出来ることによって、お父さん=「青色」というカラーイメージが家庭内で定着化していることがうかがえます。ところが60代以上の男性では「青色」が一気に減少し、代わって「白色」が増加しました。一方、女性の歯ブラシも20代から40代までは「ピンク」が多かったものの、50代以降からは「ピンク」が減少し、代わって「白色」「赤色」が急増しました。面白いことに60代以上では、男女ともに「白色」を挙げる声が目立ったことを踏まえると、子供の巣立ったご家庭では、暖色系、寒色系のルールが次第に消滅していくのかもしれません。夫婦ともに白色が好きな場合は、どちらかが折れるしかありませんね。

歯ブラシ:世代別×性別

MA(複数回答)/n(有効回答数)

男性の携帯電話はビジネスに使える「シルバー」「黒色」、
女性はコーディネートしやすい「白色」

次に「携帯電話」の色選びについて見てみると、まず男性に最も多かったのは「シルバー」(男性=27.2%、女性=18.5%)。続いて「黒」(男性=23.2%、女性=7.2%)と、上位にはシンプルな色が挙げられました。「仕事が営業のため、たくさんのお客様と接客する都合上、シルバーが一番」(男性40代)とビジネスを想定した声も多く、落ち着きのある無難な「シルバー」「黒」を選択する方が案外多いようです。打って変わり、女性の人気ナンバーワンは「白色」(男性=14.1%、女性=20.1%)でした。「どんな服装にでも協調できる白を選ぶ」(女性40代)など、携帯電話をファッションやアクセリーの一部と感じている女性も多いようで、様々な服装とのコーディネートを想定し、合わせやすく、飽きのこない「白色」を選ぶという声が寄せられました。さらに女性ならではの選択として目立ったのが、2位の「ピンク」(男性=1.2%、女性=19.1%)。「見ているだけで、元気になれる。ピンクは若々しさ、肌をイキイキさせる効果も・・・」(女性40代)など、ピンクからハッピーや、エネルギーを得ている女性も少なくないようです。

■男性:携帯電話の色は?

1 シルバー 27.2%
2 23.2%
3 14.1%
4 10.1%
5 4.4%

■女性:携帯電話の色は?

1 20.1%
2 ピンク 19.1%
3 シルバー 18.5%
4 9.0%
5 7.2%

MA(複数回答)/n(有効回答数)

世代別では、20代、30代男性に「黒色」人気が高かったものの、年齢が増すとともに「シルバー」へ移行し、40代を起点に「黒色」と「シルバー」の人気が逆転しました。一方、20、30代女性から圧倒的な支持を得た「白色」「ピンク」は年齢が増すとともに減少し、代わって50代以上では「シルバー」人気が急増する傾向が見受けられました。また見逃せないのは、60代以上女性に「ピンク」「赤色」を支持する声が案外多く、歳の離れた20代と同様の好みが垣間見られた点です。60代以上の女性は、かわいらしさやファッションに案外敏感な世代と言えるかもしれません。

携帯電話:世代別×性別

MA(複数回答)/n(有効回答数)

男性がつい買ってしまう洋服は「青色」、女性は締って見える「黒色」

続いて皆さんがつい購入してしまう洋服の色について聞いたところ、男性のダントツ1位は「青色」(男性=21.4%、女性=7.7%)でした。「さわやか青年の印象が欲しいので、青系が好き」(男性20代)など、爽やかさ、清潔感があるといった理由から、スーツやカジュアルな装いに青を基調した服を選ぶ男性が大変多いようです。中には「5人家族で男が2人なので、妻が買ってくるものは、息子が緑で、私が青と決まっているらしい・・・」(男性50代)など、コーディネートは奥様に任せっきりといったご主人も珍しくありませんでした。以下、「黒色」「グレー」とシンプルな色が上位を占めました。一方、女性がよく買ってしまう洋服の色ナンバーワンは「黒色」(男性-15.9%、女性29.4%)でした。「黒が基本。パステルカラー、ライトカラーは似合わないので、身の回りには少ない」(女性50代)、「黒を着ると、ちょっとだけ細く見えるような気がして…」(女性30代)など、締まって見える、合わせやすいといった声も多く、大人っぽい「黒色」を選ぶ女性が目立ちました。また「洋服は黒や茶が多いが、そのかわり、バックや小物は明るめの目立つ色にするようにしている」(女性30代)など、洋服はシンプルに抑え、小物でアクセントを出しているという方もいました。同様2位以下にも「白」「茶」など、控えめな色が寄せられました。

■男性:よく買う洋服の色は?

1 21.4%
2 15.9%
3 グレー 13.6%
4 11.3%
5 6.6%

■女性:よく買う洋服の色は?

1 29.4%
2 10.1%
3 9.4%
4 ピンク 7.8%
5 7.7%

MA(複数回答)/n(有効回答数)

男性がイメージする自分の色はクールな「青色」、女性は明るい「オレンジ」「黄色」

ここまで日ごろ、皆さんが使用している「モノ」や、着ている「服」の色について聞いてきました。では、最後に皆さんご自身を仮に色にたとえるなら、一体どんな色となるのでしょうか。男性回答で最も多かったのは、歯ブラシ、洋服の色でもトップであった「青色」(男性=21.9%、女性=9.2%)でした。「携帯以外は、車などほとんど青だから、自分の色も青だと感じている」(男性20代)など、自分の周辺にある日用品から車に至るまで、男性の周りには「青色」が占める割合が高く、結果的に自分自身の色もそう感じている方が多いのかもしれません。一方、女性回答は、歯ブラシや携帯電話の色に目立った「ピンク」は僅差で2位に甘んじ、堂々のトップは同じ暖色系の「オレンジ」(男性=3.6%、女性=11.0%)が挙げられました。「自分の色は、いつも周りの方に明るいね〜と言っていただけるので、太陽の色オレンジだと思っている」(女性40代)など、性格の明るさ、また人から「似合う色」と言われたことをきっかけに、「オレンジ」を自分の色と感じている女性が大変多いようです。同様に5位にも「黄色」(男性=3.8%、女性=7.4%)が挙げられ、上位には元気なビタミンカラーが目立ちました。

■男性:自分のイメージの色は?

1 21.9%
2 10.8%
3 グレー 10.2%
4 7.3%
5 水色 6.6%

■女性:自分のイメージの色は?

1 オレンジ 11.0%
2 ピンク 10.5%
3 水色 9.7%
4 9.2%
5 7.4%

SA(単回答)

年齢を重ねるとともに、男性、女性の隔てのない「緑色」に近づく

世代別で見てみると、20代男性は黒でも白でもない「グレー」(15.9%)、また「(自分の色は)特にない」(16.7%)という声が多かったものの、年齢とともに自分の色が「青色」「緑色」と自覚する方が増えるようです。一方、20代の女性は「ピンク」(15.9%)、「オレンジ」(11.8%)が目立ったものの、年齢とともに「水色」「緑色」という声も急増しました。特に女性の場合、20、30代までは「ピンク」「オレンジ」の暖色系であったものの、40、代以降では「(自分の色は)特にない」(40代=14.4%、50代=14.9%)という声が顕著となりました。こうした背景には子育てや、家事などによる忙しさも影響してか、自分の色が見えにくくなっている世代と言えるかもしれません。さらに60代以上になると、新しい自分の色を再認識する女性も増えるようで「緑色」といった声も目立ちました。人は年齢を重ねるとともに男性、女性の隔てのない、共通色「緑色」へと集約されていく傾向があるのかもしれません。

自分の色:世代別×性別

SA(単回答)

「自分の色」と「好きな色」は違う?それとも一緒?

また「自分の色」と「好きな色」について、皆さんから様々なご意見をお寄せ頂きました。「一度は着てみたかった真っ赤な着物を試着したが…、着物屋さんに藤色かピンクの方が似合うと言われて反発したものの、実際に鏡に映る自分を見て納得した・・・」(女性30代)、「カラー診断をした際、私に似合う色は『オレンジ』と判定されました。でも好きな色は『青(水色)』・・・。服を買う時はこの2色でいつも迷う・・・」(女性30代)など、自分の好きな色と、周りから似合っていると言われる色が異なることから、ストレスを貯めたり、思い悩んだり、という方が案外多いようです。中には「好きな色はピンク。でも、もう歳も歳なので、自分の色はピンク、とは言えません。若い頃は好きな色と自分の色、同じと思っていたのですけど・・・」(女性50代)など、年齢とともにそのギャップを強く感じるという声も寄せられました。その一方で、「自分の色と好きな色は一緒であってほしいという願望はある。自分の好きな色は、自分に似合っているという自負があるから・・・」(女性30代)など、似合うから好きになり、好きだから自分の色になったという声も寄せられました。


今回は様々なシーンにおける皆さんの色選びについて、ご意見を聞いてきました。人は色を見たときに、楽しいとか、悲しいとか、落ち着きを感じたり、安らぎを感じたり、はたまた好き嫌いなど、感情を心に思い描くことが多いのではないでしょうか。ある意味、色は「自分を映す鏡」と言っても過言ではないかもしれません。男性が自分の色に「青色」など寒色系を、女性が「オレンジ」「黄色」など暖色系を挙げる人が多いのも、小さい頃からの環境や教育に左右されるところも大きいと思いますが、寒色系が持つクールで誠実なイメージに対し、暖色系は活動的で陽気なイメージを一般的に与えることから、男女における互いの長所短所を補完し合う関係が上手く成り立っているのかもしれません。さらに歳を重ねた男女に「緑色」を挙げる声が増すのも、クールな部分の青色(=男性色)と、陽気なオレンジ・黄色(=女性色)の2つの色がバランスよく混ざった結果が「緑色」であり、平和、精神的な安定をイメージさせる色と言えるのではないでしょうか。日常生活で何気なく選び、使っている色ですが、もう少し意識的に色について考えてみる必要があるのかもしれませんね。一度、自分が考える自分の色、家族が考える自分の色を、家族で一緒に話し合ってみてはいかがでしょうか。きっと思っても見ない、自分の色が見えるのでは・・・。