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6月第3日曜日は何の日かご存知ですか?「母の日」は覚えていても「父の日」は知らない、そんな方もきっと多いのでは。リリー・フランキーさんの自伝的小説「東京タワー オカンとボクと、時々、オトン」のタイトルどおり、やはり、お父さんは二の次の存在なのかもしれません。そこで今回は、皆さんのご家庭の「父の日」の計画やプレゼントの予定を調査するとともに、2007年の「理想の日本の父親像」について考えてみました。
2人に1人が「父の日」のお祝いを計画
SA(単回答)
まず今年の「父の日」に、皆さんは何かプレゼントを贈る予定があるのでしょうか。「ゴルフに励んでいるので、それに合うスポーティーな身に着けるものを贈りたい」(女性30代)、「F1のプラモをちょっと奮発してあげようかと思う」(女性50代)など、「何かプレゼントを贈る予定」と回答した方が41.2%。「プレゼントではなく、一緒に食事に出かける(ご馳走を作る)予定」という声も11.4%を数え、全体の半数以上の皆さんが「父の日」のお祝いを何らか計画していることが明らかとなりました。2006年に行った同調査では、「何かプレゼントを贈る予定」=43.5%、「プレゼントではなく、一緒に食事をする予定」=10.8%であったことから、「父の日にお祝いをする」という声は昨年と変らないものの、「何かプレゼントを贈る予定」は減少し、その一方で「一緒に食事する」は増加しました。自由回答にも「美味しいお酒を飲んでもらって、好物をご馳走したい」(男性50代)といった声が少なくなく、あれやこれやとギフト選びに悩むよりも、食事したり、一緒に酒を飲んだりすることの方がお父さんにとっても、子供との触れ合いを楽しめる何よりのプレゼントと言えるのかもしれません。
「発泡酒」「第3のビール」ではなく、父の日ギフトナンバーワンは「本物のビール」
■どんなプレゼントを贈る?
| 1 | お酒類 | 45.8% |
|---|---|---|
| 2 | 衣服類 | 34.7% |
| 3 | 甘いもの | 14.1% |
| 4 | ファッション小物類 | 11.2% |
| 5 | 趣味の道具 | 5.2% |
MA(複数回答)/n(有効回答数)
「何か贈る予定」と回答した方は、一体どんなプレゼントを予定しているのでしょうか。父の日ギフトの人気ナンバーワンは「お酒類」(45.8%)でした。「焼酎か、ウイスキーを贈るかどうかで迷っている。去年は変わり種焼酎を贈りました」(女性30代)など、「父=お酒」というイメージが定着している世のお父さんが大変多いことがうかがえます。そこで「お酒類」をプレゼントすると回答した方に、さらに父の日にふさわしいお酒ギフトを聞いてみたところ、堂々の第1位は「ビール」(48.9%)でした。「普段は発泡酒や第3のビールなど、比較的安いものばかり飲んでいる。たまには、きちんとしたビールや、プレミアムビールを飲ませてあげたい・・・」(男性20代)という声が多数寄せられました。ちなみに「発泡酒」(7.1%)、「新ジャンル(第3のビール)」(1.8%)は低調でした。続いて人気のお酒2位は「焼酎」(34.0%)。「普段、あまり口に出来ない焼酎をデパートで探してプレゼントしたい」(女性40代)など、最近、焼酎に凝り始めたお父さんも増えているようで、スーパーや近所の酒屋さんでは、なかなか手に入らないプレミアム焼酎を贈りたいという声も寄せられました。以下「日本酒」(32.3%)、「ウイスキー」(11.3%)、「ワイン」(8.9%)が続きました。
■どんなお酒をプレゼントしたい?
| 1 | ビール | 48.9% |
|---|---|---|
| 2 | 焼酎 | 34.0% |
| 3 | 日本酒 | 32.3% |
| 4 | ウイスキー | 11.3% |
| 5 | ワイン | 8.9% |
MA(複数回答)/n(有効回答数)
3位「甘いもの」、意外にスイーツに目のないお父さんも多い!?
続いて、父の日ギフト総合ランキングの第2位は「衣服類」(34.7%)。「パステルカラーのポロシャツをプレゼントしようと思っている」(女性30代)など、日ごろ、着るものに無頓着なお父さん方も多いせいか、シャツ、靴下といった声が目立ちました。同様に4位にも「ファッション小物(ネクタイ、ベルト、ハンカチなど)」(11.2%)が挙げられました。また父の日ギフトとして見逃せないのが3位の「甘いもの」(14.1%)。「義父は甘いものが好きなので、なにかお菓子を贈ろうと思っている」(女性30代)、「好きなショートケーキと、趣味のガーデニングの花と道具を贈る予定」(男性40代)など、一般的に甘いものは女性の専売特許のようなイメージが強いものですが、意外にも甘いものに目のないお父さんが多いことが判りました。
お父さんと一緒にゴルフ、スポーツ観戦という声も
そのほか、「母の日」とは異なる点では「近いうちにゴルフへ一緒に行こうと考えている」(男性40代)、「好きなプロ野球チームの試合を観戦に行く予定」(女性20代)など、ゴルフ、野球や相撲といったスポーツに関連したプレゼントが目立ちました。また「半分寝たきり状態の父には物を送っても喜んでもらえないので、昔のアルバムを出してお喋りをするつもり。歳をとると、昔の話が大好きなんですよね」(女性50代)、「亡くなっているので何もプレゼントはありませんが、お線香をあげに行く」(女性50代)と久しぶりに会いに出かける、電話で元気な声を聞かせる、また既にお亡くなりになったお父さんを思い出して懐かしむなど、形あるプレゼントばかりではなく、各ご家庭さまざまな方法で、お父さんとのコミュニケーションをはかっていることがうかがえます。
男性が考える理想の父親像は「イザという時に頼りになる」
■男性:理想の父親像
| 1 | イザという時に頼りになる | 46.3% |
|---|---|---|
| 2 | 家族想いで優しい | 40.6% |
| 3 | 家族から尊敬される | 40.3% |
| 4 | 包容力がある | 36.2% |
| 5 | 仕事をバリバリしている | 26.6% |
| 5 | 頭が良い・知識が豊富 | 26.6% |
| 7 | 良き相談相手 | 22.8% |
| 8 | 強くたくましい | 22.7% |
| 9 | 厳しい・恐い存在 | 17.2% |
| 10 | ユーモアがある | 14.9% |
MA(複数回答)/n(有効回答数)
昔は「地震、雷、火事、親父」と言われるように、四大恐いものの1つとして「お父さん」の威厳と存在が家庭内で大変大きいものでした。最近のお父さんは「子供に甘い」「優しくなった」ととかく言われるようになりましたが、では、現代日本における「理想の父親像」とは一体どんな条件を満たすものなのでしょうか。まず同性の男性が求める父親像で、最も重視されるのが「イザという時に頼りになる」(46.3%)でした。また9位に「厳しい・恐い存在」(17.2%)という条件も挙げられ、男性が考える父親は、どちらかといえば昔ながらの厳しくて恐い、でも頼りになる大きなお父さんをイメージする方が多いようです。とはいえ、現実は「私の父は家族想いで優しい。でも我が家はカカア殿下なので、少し頼りない感じが・・・」(男性30代)というお父さんも決して少なくないようです。
女性の理想の父親像は「家族想いで優しい」「子煩悩」
■女性:理想の父親像
| 1 | 家族想いで優しい | 57.4% |
|---|---|---|
| 2 | イザという時に頼りになる | 55.2% |
| 3 | 包容力がある | 47.1% |
| 4 | 家族から尊敬される | 44.9% |
| 5 | 頭が良い・知識が豊富 | 34.3% |
| 6 | 仕事をバリバリしている | 26.6% |
| 7 | 強くたくましい | 23.0% |
| 8 | ユーモアがある | 20.8% |
| 9 | 良き相談相手 | 20.0% |
| 10 | 子供好きでよく遊ぶ | 18.3% |
MA(複数回答)/n(有効回答数)
その一方、女性が理想とする父親像のトップは「家族想いで優しい」(57.4%)。さらに8位「ユーモアがある」(20.8%)、10位「子供好きでよく遊ぶ」(18.3%)という回答も寄せられました。「私の考える理想のお父さんは、子煩悩でよく遊んでくれ、家族でよく出かける人」(女性40代)など、厳しくて怖い、男性の考える理想像とは打って変り、女性は子供好きの優しいお父さんを求める傾向が高いようです。どちらかといえば、現代のお父さんの多くは、女性の理想像に近づいていると言えるかもしれません。また世代別で見てみると、まだ子供の立場の方が多い20代では「よく家事を手伝う」(21.6%)、「子供好きでよく遊ぶ」(17.6%)と家庭的なお父さん像を求める回答が多数寄せられました。その一方、親の立場の方が多い60代以上になると「真面目」(23.3%)、「厳しい・恐い存在」(19.8%)という声が急増し、かつてのテレビドラマの寺内貫太郎さんのような古き良き父親を思い描く人が案外多く、世代によって理想像が大きく異なっていることが見受けられました。
MA(複数回答)/n(有効回答数)
わが家のお父さんの点数は平均「66.8点」、多くのお父さんが及第点
SA(単回答)
最後に、上記のような皆さんの「理想の父親像」を踏まえて、実際のお父さんと照らし合わせて採点をしてもらいました。点数の合計を回答人数で割った平均点は「66.8点」、50点以上と採点した方は全体の85.1%を数え、多くのお父さんが及第点と言えそうです。最も回答が集中したのが「80〜89点」で全体の19.8%を占め、「ほぼ理想の父ではあるが、少しだらしない所があったり、子供っぽいところがあったりするので、80点としました。仕事で疲れて帰ってくる父に、家でもだらだらせず、きちんとしてほしいというのはかわいそうな気もしますが・・・」(80点、男性20代)など、お父さんも人間ですからパーフェクトとは行きませんが、あとちょっと頑張れば、「ほぼ満点」をもらえる理想的なお父さんが案外多いことが明らかとなりました。もちろん中には「私の父は家族への思いやりがまるでなく、自分勝手で、ワガママで最悪。子供3人とも口をきかないくらい嫌っている」(0点、女性30代)という落第点のお父さんや、その一方で「無口で物静かな人でしたが 母や私たち子供を支えてくれた一家の大黒柱でした。お父さん像と言うよりは 人間として尊敬していました」(100点、女性60代)など、文句の付け所のない理想以上のお父さんもいました。
今回は皆さんに、今年の「父の日」の計画と、理想の父親像について様々なご意見を聞いてきました。全体の半数以上の皆さんが「父の日」の何らかのプレゼントをすることが明らかとなりました。しかしながら先月行った「母の日」調査では、「(お母さんに)何らかのお祝いをする予定」と回答した方が昨年よりも9.7%増の74.4%と非常に高かったことを踏まえると、やはり「母の日」と比べるとイマイチ盛り上がりに欠ける点は否めませんね。こうした背景には「毎年何が欲しいか聞いても、いつも『特にない』としか返ってこない。自分でも決めることが出来ないので・・・」(女性20代)など、「母の日=カーネーション」といった決まりが「父の日」にはない分、何を贈ったら良いのか頭を悩ます人が多いのも当然のことなのかもしれません。また、その一方で「父の日をされる方の立場になりました。気恥ずかしいので父の日前後は出張に出るようにして、家にいないことにしている」(男性50代)など、子供からの感謝や労いがどうも苦手というお父さんも少なくなく、母と子とは異なる、父と子の微妙な距離と関係が垣間見られました。
さて例年は何もしないという方も、ちょっと照れ臭いかもしれませんが、この機会に何かお父さんに贈り物をしてみたらいかがでしょうか。いつもは素っ気無いお父さんも、きっと喜ぶはずですよ。また贈り物とともにメッセージカードも忘れずに。
下記に皆さんから寄せられた「お父さんの採点」をいくつかご紹介します。
| 100点 |
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|---|---|
| 80〜99点 |
|
| 60〜79点 |
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| 40〜59点 |
|
| 20〜39点 |
|
| 19点以下 |
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