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青山ハッピー研究所 ハピ研

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わが家の1ヶ月のビール代は?

梅雨の到来を前に、既に真夏を思わせる暑さが全国的に続いています。こうした気温の上昇に伴い、最近、ビール消費量が急に増えたという方もきっと多いのではないでしょうか。仕事後、風呂上りに一気に飲み干すビールのうまさは、考えただけでも喉が鳴りますね。そこで今回は、ご自宅用のビールの購入方法と、1ヶ月間のビール代について聞きました。

全体の2人に一人が「一度にまとめての箱買い派」

あなたのビールの購入タイプは?

SA(単回答)

日ごろ、皆さんはビールをどのように購入しているのでしょうか。各ご家庭の購入タイプについて聞いてみたところ、最も多かった回答が「一度にまとめての箱買い派」(53.8%)でした。「ちょくちょく買いに行くのが面倒なので、いつも24本入りの箱を購入する」(男性30代)、「ビールは毎日飲む。新しいのを見つけると必ず1箱を買い、息子たちと味比べをする」(男性50代)など、「ビール=必需品」となっているご家庭も少なくないようで、箱で買い置きしているという声が多数寄せられました。続いて、多かったタイプは「ちょっと買い置き6本パック派」(30.7%)。「自宅がマンションで階段なので、持って上る事も考えて購入は6本・・・」(女性30代)など、夕食の買い物のついでに購入するという声も少なくなく、車がなくても手荷物として運べる6本パック単位で買い足すご家庭も目立ちました。こうした「まとめ買い派」が多かった一方で、「まとめて同じ物は買わずに色々な種類のものを買う。その方が楽しめますから・・・」(女性30代)など、昨今ではビール、発泡酒や第3のビールと様々な銘柄の商品が次々に登場することから、まとめ買いせずに色々な味をバラで楽しむ「その日に飲む量だけ買う、ちょこちょこ派」(10.0%)も少なくありませんでした。中には「箱買いすると、ついつい飲んですぐになくなってしまうので・・・」(女性30代)など、大のビール好きなので、あえて「ちょこちょこ買い」せざる得ないというユニークな声も寄せられました。

20代に目立つ「ちょこちょこ派」、6割近くが「週1回以上」のペースで買い足す

次に「一度にまとめての箱買い派」「ちょっと買い置き6本パック派」「その日に飲む量だけ買う、ちょこちょこ派」の3つの購入タイプの特徴について、もう少し詳しく見ていきましょう。まず世代別で見てみると、60代以上では「一度にまとめての箱買い派」(59.1%)支持が6割近くを占めましたが、世代が下がるとともに「箱買い」が次第に減少し、20代では「その日に飲む量だけ買う、ちょこちょこ派」(14.9%)という声も少なくありませんでした。理由は本アンケートでは定かではありませんが、20代、30代に未婚者や、親と同居している方が多いこと、また世代間における酒類の嗜好性も購入タイプに何らか影響を与えているのかもしれません。

世代別:購入タイプは?

SA(単回答)

では購入頻度はいかがでしょうか。「その日に飲む量だけ買う、ちょこちょこ派」では、「週1回以上」という声は58.7%と最も高く、1回当たりの購入本数は少ないものの、高頻度でビールを買い足していることがうかがえます。その反面、「一度にまとめての箱買い派」では「月1回程度」(32.8%)が最も多く、続いて「月2〜3回」(27.7%)と、「ちょこちょこ派」「6本パック派」に比べて購入頻度がやや低調であることが判ります。また「箱買い派」の特徴で目立ったのは、「スーパーマーケットで週末のセール時に、一ヶ月分(24本入りケース)を購入する」(女性30代)、「ディスカウントストアで、毎月の割引デーやポイント2倍デーにまとめ買いをする」(男性40代)など、購入頻度が少ないものの、割引、ポイント倍増デーといったイベントやキャンペーンを見逃さず、上手に買い物をされている方が案外多かったこと。さらに「週1回以上(購入する)」という声が他タイプに比べ低調とはいえ、3分の1に当たる34.6%もいた点です。「普段の晩酌用に発泡酒や第3のビールをケースで買っているが、週末やちょっとリッチに食事を愉しみたいときには、6缶パックや個別に好きな銘柄を購入する」(女性30代)など、箱買い商品は定番銘柄で、なるべく値段の安いものを選ぶ一方、個別にその都度購入する商品は目新しいものや、高級なプレミアムを買い足すケースが意外に多いことがうかがえます。

タイプ別:購入頻度

SA(単回答)

「ちょこちょこ派」は会社帰りにスーパー、コンビニで、
「箱買い派」は休日にディスカウントストアに車で買出し

次に購入場所はいかがでしょうか。「ちょこちょこ派」で最も多かった購入場所は、「スーパーマーケット」(81.3%)、続いて「コンビニエンスストア」(38.7%)でした。「基本はスーパーで1本ずつ購入し、その日の気分により買うものを変えている。スーパーの営業時間外はコンビニで購入する」(女性30代)、「自宅帰りに何軒かあるコンビニ、スーパーでお惣菜を買うついでに買う」(女性30代)など、平日の仕事帰りにスーパーやコンビニに立ち寄ったり、夕食の買い物のついでに購入する方が大変多いようです。その一方、「箱買い派」の支持が高かったのは、圧倒的に「量販店・お酒のディスカウントストア」(72.4%)でした。「週末、主人に車を出してもらい、お酒のディスカウントストアで購入する」(女性40代)など、ディスカウントストアの立地が郊外や大きな国道沿いに多いこと、また1箱24本という重量からもうかがえるように、「箱買い派」は休日の車での買出しが主流となっているようです。また「6本パック派」は「スーパーマーケット」(86.0%)がトップであったものの、「ディスカウントストア」(42.1%)や「コンビニエンスストア」(21.3%)という声も目立ち、両タイプの特徴を兼ね備える中間層であることがうかがえます。

タイプ別:購入場所

MA(複数回答)/n(有効回答数)

「ちょこちょこ派」→「6本パック派」→「箱買い派」の順に増加する「月間ビール代」

高頻度で少量づつ購入する「ちょこちょこ派」と、低頻度で大量購入する「箱買い派」、またその中間の「6本パック派」では、果たして1ヶ月間に自宅用に購入するビール代は異なるのでしょうか。まず「ちょこちょこ派」では、「1,000円未満」と回答した方が39.4%。さらに「1,000〜3,000円未満」という回答も20.6%を数え、「ちょこちょこ派」の6割が「月間ビール代=3000円未満」。次に「6本パック派」は「1,000〜3,000円未満」と回答した方が31.8%、「3,000〜5,000円未満」が33.9%と、「6本パック派」の6割以上が「月間ビール代=1000〜5000円未満」。続いて「箱買い派」は「3,000〜5,000円未満」が30.7%、「5,000〜10,000円未満」が33.9%と、「箱買い派」の6割以上が「月間ビール代=3,000〜10,000円未満」を占め、「ちょこちょこ派」→「6本パック派」→「箱買い派」の順に月間当たりのビール代が嵩む傾向が明らかとなりました。中には「1ヶ月で4万円位。大酒飲みで、食費より掛かっている」(女性30代)など、家計に対する食費の割合である「エンゲル係数」ならぬ、「ビール係数」が非常に高いご家庭も少なくありませんでした。

タイプ別:月間のビール代

SA(単回答)

ビール代は食事の一部と見なし、「家計費」に計上が目立つ

嗜好品であるビールですが、皆さんのご家庭ではビール代を「家計費」として扱っているのでしょうか、それとも家族の中でビールを飲む人の「お小遣い」として扱っているのでしょうか。まず、最も月間のビール代負担の大きい「箱買い派」から見てみると、6割以上のご家庭で「基本的に家計費」(64.6%)扱いとなっていました。「ビール代は食事の一部で家計費。食費を削っても、ビールは必ず買う。その代わり家計費が少ないので、外食は控えている」(女性40代)など、食事同様にビールも口に入れるものとして、「家計費」と見なしているという声が多数寄せられました。また中には「旦那の少ない小遣いからの出費はかわいそうなので、食費の『酒・飲料』に記入している」(女性20代)など、ご主人の懐事情を案じ、大目に見て「家計費」扱いにしている主婦もいました。その一方、「ちょこちょこ派」の中には、ビール代は「基本的にお小遣い」(20.6%)と見なすご家庭も少なくありませんでした。「まったく私一人のもの、妻は上の空。妻よ、俺のクスリ代わりにビール買ってくれ!」(男性60代)など、家族の中で他にビールを飲む人がない場合は、なおさら個人の嗜好品として、お小遣いからの捻出を余儀なくされるケースが高いようです。また「自分は一人暮らしなので、食費と言ったら食費になりますし、嗜好品と考えればお小遣いにあてはまるのでしょうが、あまり深く考えた事はありません」(男性20代)など、「ちょこちょこ派」は月間のビール代がさほど高くない人が多いことや、20、30代の未婚者も多いことから、家計費と小遣いの境を「あまり考えていない」(23.9%)という声も目立ちました。

タイプ別:ビール代の扱いは?

SA(単回答)

夫婦で飲むなら「家計」、ご主人のみなら「お小遣い」など、
各家庭によってもルールがさまざま

そのほか、各ご家庭ごとに少しずつ考え方が異なるようです。次にユニークな意見をいくつかご紹介します。「酒代として1ヶ月1万円予算を持っている。それを超えたら、それぞれのお小遣いから出して購入する」(女性30代)など、予めビール枠や酒代を予算計上しておき、それ以内なら「家計」、オーバーなら「お小遣い」という声。「旦那だけでなく、自分も飲みたいときは家計からビール代を出す。但し、旦那だけが飲みたいときは、自分のお小遣いで買ってもらっている」(女性30代)など、夫婦で飲むなら「家計」、ご主人のみなら「お小遣い」という声。また「食事中に1本飲むものについては家計費。休日の飲むプレミアムビールは小遣いから・・・。『そんな高いの!』って家計費から除外される」(男性30代)など、食事中に飲むか否かで「家計」になったり、「お小遣い」扱いになったりという方や、「スーパーでまとめて買えば、奥さんが払うし、個人の買い物として買えば、小遣い」(男性30代)など、購入場所やタイミングによっても扱いが変わる方まで、各ご家庭ごとにビール代の扱いは独特なルールが導入されていることがうかがえます。


今回はビールの本数が進む本格的な夏を控え、ビールの購入タイプと、ビール代の扱いについて、皆さんのご家庭のご意見を聞いてきました。購入タイプは「一度にまとめての箱買い派」「ちょっと買い置き6本パック派」「その日に飲む量だけ買う、ちょこちょこ派」の3つに大きく分かれ、世代、購入場所、購入頻度、月間のビール代や家庭内の予算計上の方法に至るまで、3タイプ3様の異なる特徴が見受けられました。特にここ最近では、大駐車スペースを設けた大型ディスカウントストアが郊外に増えたこともあって、1ケース24本をまとめて購入する「箱買い派」が思った以上に目立ちました。まとめ買いはバラ売りに比べ、1缶当たりの割引率が高いことや、購入頻度や手間をなるべく軽減できることから、家計的にも、時間的にも利点が多い購入術と言えるかもしれませんね。


さて猛暑が予測されている今夏は、家計に対するビール代、いわば「ビール係数」が増加する気配がします。もしかしたら、夏に備えて特別ビール予算の編成が必要なご家庭も多いかもしれませんね。