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お正月の過ごし方は?

クリスマスが終わると、すぐに始めるのが年越しの準備。年賀状、大掃除やおせち作りと何かと忙しい一週間が始まります。中には冬季休暇を利用して海外・国内旅行やレジャーの計画を立てている人も、きっと多いのではないでしょうか。そこで今回は、皆さんに2008年のお正月の過ごし方について聞きました。

7割近くが「5日間以上」、2割以上が「9日間以上」の長期冬季休暇

さて皆さんは、年末年始に家族や夫婦で一緒に過ごせるお休みがどの位あるのでしょうか。最も多かったのは「5日間」(15.7%)、「6日間」(15.7%)という声で全体の3分の1を占めました。「12月29日から休みなので29〜31日は家の掃除をする。元旦は神社へ初詣・・・」(男性50代)など、冬季休暇は29日または30日スタートで、年初めは1月4日という人が大変多いようです。さらに2008年は三が日後が週末であるため、年初めが7日以降という声も目立ち、家族と過ごせるお休みが「9日間」(11.9%)、さらには「10日間以上」(10.3%)という人も少なくありませんでした。中には「長い休みは有意義に使用したいので、海外旅行を計画している」(女性30代)など、久々の長期休暇のこの機会を利用して、旅行やレジャーへ出掛ける人も少なくないようです。その一方、中には「1日以外は休みがないので、仕事終わりにそのまま友達と集まって初詣。1日は家に帰ったらずっと寝ているかも知れません・・・」(女性30代)など、年末年始は仕事に追われ、ほとんど休みがないという人もいました。

年末年始に家族と一緒に過ごせる日数は?

SA(単回答)

世代とともに家族と過ごせる休暇日数は増加し、60代以上の3割が「9日間以上」

次に世代別で家族と過ごせる休暇日数を見てみると、20代では「8日間以内」が目立ちましたが、世代とともに休暇日数が増加し、30代以上では「9日以上」という声が多数寄せられました。中でも「子供や孫達が集まってくるので、一家団らんでパーティー」(男性60代以上)など、60代以上では孫を連れて息子や娘夫婦が遊びに来るご家庭も少なくないようで、どの世代よりも家族と過ごす休暇日数が多いことがうかがえます。その一方、独身者の多い20代では「家族と過ごせる休みはない(家族とは過ごさない)」という人も4.4%いました。

世代別:家族と過ごせる休暇日数

SA(単回答)

正月の過ごし方のトップは、クウ・ネル・ミルの「寝正月」

では実際に、皆さんは年末年始の長いお休みをどのように過ごすのでしょうか。堂々の第1位は「自宅でテレビを見ながらの寝正月」(64.1%)でした。「(ビール・日本酒を)飲む、食べる、テレビを観る、そして寝るの繰り返し・・・」(男性60代以上)、「自宅でお金を使わずのんびりする」(男性50代)など、折角の長期休暇とはいえ、混雑を避けて外出をせず、無駄な出費もしないという声が意外に目立ち、日ごろ忙しい私たち現代人にとって「クウ・ネル・ミル」でダラダラ過ごす休日が一番の骨休めと言えるのかもしれません。

■「年越し」「お正月」をどのように過ごす?

1 自宅でテレビを見ながらの寝正月 64.1%
2 神社・寺院へ初詣に行く 48.8%
3 夫婦どちらかの実家に帰省する 35.8%
4 新年会をする(親戚、友人など) 18.9%
5 福袋買いバーゲンに出掛ける 17.9%
6 子どもと一緒に遊ぶ(ゲーム大会、スポーツなど) 15.2%
7 日帰りで近くの温泉やスパに出掛ける 9.2%
8 国内旅行(温泉、スキー場)などに出掛ける 9.1%
9 日ごろできない読書を思う存分する 7.7%
10 映画館で映画を見る 6.4%

MA(複数回答)/n(有効回答数)

「初詣」は正月レジャーや家族イベントの1つとして外せない

第2位は「神社・寺院へ初詣に行く」(48.8%)。「毎年紅白を見たあとに、『年越しそば』を食べて近所の神社に初詣に行く」(男性60代)、「恒例の神社で福引きを引く。おでんを食べる。お菓子。みかんを貰う。お酒と甘酒を神社で飲んで帰宅して寝る」(男性50代)など、日ごろ信心深いとは言えない人も、正月だけは家族揃って神社へ出掛けるという声が多数寄せられ、「初詣=正月の家族イベント」となっていることがうかがえます。中には「除夜の鐘を聞きながら熱田神宮へ初詣に家族で出掛ける。帰りは子供達とわかれ、地元の神社に行く」(女性50代)など、複数の神社を巡ってお参りする人も少なくありませんでした。12月19日に警察庁が発表した「2008年の正月三が日の人出予想」によれば、全国の主な神社・仏閣への初詣客は、今年よりも48万人多い9,843万人に達する見込みとのこと。日本の古い風習でありながら廃れるどころか、年追うごとにますます大きな盛り上がりを見せていることがうかがえます。ちなみに人出予想のトップは「明治神宮(東京都)」(310万人)、2位は「成田山新勝寺(千葉県)」(290万人)、3位は「川崎大師平間寺(神奈川県)」(288万人)だそうです。

日ごろできない「家族団らん」「読書」「映画鑑賞」も正月にまとめて

続いて3位は「夫婦どちらかの実家に帰省する」(35.8%)、4位に「新年会をする(親戚、友人など)」(18.9%)が挙げられました。「妻の実家に行って義母・義兄弟の全家族と新年会の後、ビンゴ・ゲームで盛り上がる」(男性50代)、「家族兄弟20数名での新年会は 毎年の恒例行事」(男性60代以上)など、帰省とともに家族一堂が揃っての大宴会が恒例となっているご家庭も少なくないようです。同様に6位にも「子どもと一緒に遊ぶ(ゲーム大会、スポーツなど)」(15.2%)が挙げられ、家族とはいえ、日ごろ不足しがちな触れ合いやコミュニケーションを、正月休みの家族団らんを通じて穴埋めをしている人が案外多いのかもしれません。そのほか、9位「日ごろできない読書を思う存分する」(7.7%)、10位「映画館で映画を見る」(6.4%)など正月以外でもできそうなことが挙げられ、いかに多くの皆さんが日ごろ時間的な余裕を持っていないかということが明らかとなりました。

世代別:お正月の過ごし方は?

MA(複数回答)/n(有効回答数)

また世代別で見てみると、若い20、30代では「恒例行事と言えば、元旦からデパートのバーゲンに突撃する妻の送迎をする事くらいでしょうか(笑)」(男性30代)など、「福袋買いバーゲンに出掛ける」という人が目立ったものの、世代とともに次第に減少し、代わって「日帰りで近くの温泉やスパに出掛ける」という声が増加する傾向が見受けられました。また、小さな子供がいるご家庭も多い30代、40代では「子どもと一緒に遊ぶ(ゲーム大会、スポーツなど)」という声が多く、世代間で正月の過ごし方に大きな違いがあることがうかがえます。

全体の4割が「手作りおちせ派」、年齢が若くなるとともに手作り派は急減

正月といえば、グルメも外せません。次に皆さんのご家庭の「おせち」の準備について聞いてみたところ、「おせちはすべて家で母と作る。八つ頭(やつがしら)はこの時期しか食べられないので楽しみ。ごちゃごちゃとしてにぎやかな盛りつけの感じがすごく好き」(女性30代)など、「だいたい家で手作りする」というご家庭が41.9%を占めました。さらに「『おせちセット』を買ってくる」が21.4%、「親からお裾分けしてもらう」という声も14.6%を数え、全体の8割近くの皆さんが何らかの形で「おせち」を食べる機会があることが判り、正月グルメに「おせち料理」が欠かせないことがうかがえます。また、おせちの準備は世代によっても異なり、60代以上では「だいたい家で手作りする」という人が66.3%であったものの、世代とともに手作りは減少し、30代では実に60代以上の半分以下の32.5%でした。また30代よりも、20代の方が「手作りおせち派」が多かったのは、20代に独身者が多く、実家で花嫁修業がてらにお母さんと一緒に「おせち作り」に励んでいる女性が案外多いのかもしれません。その一方で、「おせちは、なますや煮物など、最初はもの珍しく美味しいのですが、だんだん飽きてくる」(女性30代)など、甘辛いおせちが続くと飽きるという人も少なくなく、最近では正月営業しているスーパーや百貨店も随分増えたため、以前よりおせち料理を作りすぎないようにしているご家庭も目立ちました。

おせち料理の準備は?

SA(単回答)

では皆さんのご家庭のおせち料理とは、一体どんなものでしょうか。「楽しみにしているのは『焼き豚』。いつの頃からか母が作るようになりましたが、正月になる前になくなってしまうことも・・・」(女性30代)、「奥さんの作る黒豆。とても柔らかく甘さも控えめで、多く食べられるので楽しみにしている」(男性50代)など、手作りの「定番おせち」があるというご家庭。「有名デパートのカタログでおせちを選ぶ。金額が大きいだけに見栄えのいいもの、味の良さそうな物を選ぶ時が一番の楽しみ。いざ食べるときは子供たちに良い所を食べられちゃう・・・」(女性30代)など、デパ地下でちょっとゴージャスなおせちを購入して楽しんでいるという声。また正月といえば、お酒を飲む頻度が多いせいか「おせちの中で楽しみは『ごまめ』と『数の子』。やはり、お酒のつまみになるものが一番嬉しい」(男性60代)、「外せないのは『たらば蟹』。年末に購入したものをかぶり付く、もちろんビール片手にはたまりません。蟹を楽しむためにお正月があるようなもの・・・」(女性40代)など、酒との相性の良さもおせち料理のポイントの1つとなっているようです。


今回はあと数日で迎える新年を前に、皆さんにお正月の過ごし方について聞きました。2008年の正月は三が日後が週末とあって全体の7割近くが「5日間以上」、さらに2割以上が「9日間以上」と例年に比べて長い冬季休暇となっていることが明らかとなりました。とはいえ、海外・国内旅行やレジャー計画を立てている人はそう多くなく、ほとんどの人はクウ・ネル・ミルの「寝正月」、また「帰省」「家族新年会」「子供と遊ぶ」など、家族と一緒に過ごすという声が意外にも多数寄せられました。いわば、正月は「特別何かをする日」というよりも、むしろ、のんびり、ゆっくりと日ごろの「疲れを癒す日」といった方が近いようです。特に「読書を思う存分する」「映画館で映画を見る」など、普段の休日でもできそうなことでありながら、意外にできないことをこの機会に思う存分したい、というのが本音なのかもしれません。最後に皆さんから寄せられた自由回答の中で、特に地域、各家族ならではのユニークなお正月の風習や習慣をいくつかご紹介します。


■自由回答:正月の風習や習慣とは?

元旦は風呂禁止
  • 「風習で元旦はお風呂に入ってはいけない(流すということがいけないようで)。2日以降に初風呂をする」(男性30代、栃木県)
ワインでお祝い
  • 「なぜか、年明け最初はワインで乾杯が代々の風習??」(男性30代、神奈川県)
年中飾る注連縄
  • 「我が市では、注連縄(しめなわ)を一年中玄関に飾るという珍しい風習がある」(女性30代、三重県)
駅伝応援
  • 「元日は地元の神社に初詣、二日・三日は箱根駅伝を海岸まで応援に行く。これだけは例年の習慣」(男性60代、神奈川県)
としをとる
  • 「実家では元旦の朝『としをとる』と言って神棚に手を合わせて、飾ってあるもち・干し柿・みかん・じゃこなどを各自取る。今は嫁いだので私はしていませんが、地域地域の風習でしょうね」(女性30代、愛媛県)
四国のお雑煮
  • 「結婚して初めて迎えるお正月で、主人の実家に帰省する。主人の実家は四国で、雑煮文化の違いにビックリ!四国は白味噌ベースにあんころ餅。かなり恐怖ですが、嫁になった以上主人の実家の風習にしたがい、初めての四国雑煮にチャレンジ!」(女性30代、三重県)
ひぃ祖母ちゃんの喧嘩
  • 「習慣ではないのですが、ひぃ祖母ちゃんが毎年必ず親戚や新年会に来ている誰かとつかみ合いの喧嘩をする。今年86歳」(女性30代、高知県)
おしゃべり禁止
  • 「年末に旦那の実家に戻り、年越しはお寺などへお参りに行く。そのとき、すれ違う人としゃべってはいけない、という習慣がある」(女性20代、愛知県)
嫁ブリ
  • 「結婚して初めてのお正月には、嫁の実家にブリを持って行く嫁ブリという風習がある。主人と一緒に実家にブリを持って帰省する」(女性20代、福岡県)
抱負を言うまで
  • 「(元旦の)朝は8時に家族で顔を揃え、雑煮とおせち。我が家の習慣ですが、全員が今年の抱負等を一言ずつ言う事が恒例。これを言い終えないと食べられません。養子婿に入ってくれた主人は、この一言習慣に初めは戸惑っていました」(女性30代、徳島県)