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あなたは朝が強い方ですか、それとも弱い方ですか?最近では「朝ご飯」よりも「睡眠」を優先し、「朝食抜き」という人が次第に増えていると聞きます。そこで今回は朝食に掛ける時間や食事内容など、皆さんのご家庭の朝食について聞きました。
約8割が「ほぼ毎日」朝食を食べている
さて皆さんは、朝食を食べているのでしょうか。「『朝食はガソリン』と小さいときから母に言われ続けていました」(女性30代)、「365日、朝食を食べない事はありません。朝食を食べないと、体が元気に動かない気がする」など、「ほぼ毎日(朝食を)食べている」(84.7%)と回答した人は全体の約8割に達し、朝一番の食事を大事にする声が多数寄せられました。次に世代別で見てみると、「ほぼ毎日食べている」という回答は60代以上で95.9%と非常に高い値であったものの、50代で90.6%、40代で85.5%と世代が低くなるとともに減少し、20代では74.5%に留まりました。その一方、「ほとんど食べない」という声は、60代以上で僅か1.8%であったものの、20代では11.2%に増加し、若者に「朝食抜き」の傾向が顕著となりました。
SA(単回答)
「食欲」よりも、「睡眠」を優先する人も多い!?
ではなぜ、朝食を食べないのでしょうか。その理由を聞いてみたところ、最も多かったのが「ギリギリまで寝ているので」(35.3%)という声でした。「仕事が忙しく毎晩寝るのが遅いのでギリギリまで寝ていたいため、朝食を抜いている」など、忙しい現代人にとって「睡眠欲」は、「食欲」よりも重要なものとなっているのかもしれません。続いて、回答が目立ったのは「時間がない(食べている余裕がない)」(35.1%)。「重要だと思うけど、朝はスッキリ起きられず、だらだらして準備していると時間が無くなるので食べません」(女性30代)など、出勤、通学準備等々何かと時間に追われ、朝食を省く人も意外に少なくないようです。また中には「子供のお弁当作り&食事の世話、家事などに追われ、ゆっくり座っていられないので、なんとなく食べなくなってしまった。でも、もう少し余裕ができたら・・・」(女性30代)など、家族の朝食づくりに大忙しで、自分の食事は二の次となっている主婦もいました。そのほか、少数派ですが「朝から火を使うと、ガスの元栓を締めたかどうかが心配になるので・・・」(女性40代)、「朝から油の匂いを髪に付けて会社に行きたくないので・・・」(女性20代)など、様々な理由から「朝食」を抜いている人もいました。
■朝食を食べない理由は?
| 1 | ギリギリまで寝ているので | 35.3% |
|---|---|---|
| 2 | 時間がない(食べている余裕がない) | 35.1% |
| 3 | お腹が空いていない | 29.3% |
| 4 | もともと食べる習慣がない | 25.1% |
| 5 | 朝は気分が悪い(食べられない) | 24.8% |
MA(複数回答)/n(有効回答数)
「睡眠不足」「体調不良」など、ネガティブな理由が目立つ若者の朝食抜き
世代別ではいかがでしょうか。50代、60代以上では「お腹が空いていない」「もともと食べる習慣がない」「1日2食で十分健康」という声が目立ったものの、世代が低くなるほど、こうした理由も減少。それに代わって、若い世代で急増したのは「時間がない(食べている余裕がない)」「ギリギリまで寝ているので」、さらに「朝は気分が悪い(食べられない)」という理由でした。50代以上がポジティブな理由で「朝食抜き」を実践しているのに対し、若い世代では「時間」「睡眠不足」「体調不良」といったネガティブな声が目立ち、同じ「朝食抜き」とはいえ、世代間で大きなギャップがあることがうかがえます。中には「食べてから出勤すると、どうしても胃が重たく感じる」(女性20代)など、睡眠不足、ストレスが起因してか、朝食を摂るとかえって胃がもたれる、気分が悪くなるという若い人もいました。
MA(複数回答)/n(有効回答数)
20〜50代はクイックに「10〜15分間」。
60代以上では「15〜30分間」の優雅な朝食タイム
次に「(朝食を)食べる派」に毎日の朝食について聞いてみましょう。まず、朝食に掛ける時間は、一体どの位でしょうか。最も多かったのは「10〜15分間」(31.7%)、「5〜10分間」(28.6%)が続き、全体の7割近くの皆さんが「15分間以内」の短い間に素早く朝食を済ませていることが明らかとなりました。中には「何か食べる気にならないが体に悪いので、青汁豆乳を飲むようにしている」(女性40代)など、栄養ドリンクやコーヒー1杯のみで朝食完了という人も少なくありませんでした。世代別で見てみると、20〜50代では圧倒的に「5〜15分間」が目立ったものの、60代以上では「15〜20分間」(25.1%)、「20〜30分間」(21.5%)という声も急増し、他の世代よりも優雅な朝を迎えている人が多いことがうかがえます。
SA(単回答)
若い世代は「スピード」「手間要らず」、
50代を境に「栄養バランス」「エネルギー」を重視
では、世代間で「朝食」に求めるものは異なるのでしょうか。「以前、朝は時間もなくコーヒーだけだったのですが、何か食べないと胃に負担がかかり調子が悪かった。現在は、簡単に食べられるパンをすこし食べるようにしている」(男性30代)など、20代、30代で重視しているのは「とにかく腹に何か入れること」(20代=48.4%、30代=43.8%)という声。続いて「支度・準備に時間の掛からないもの」(20代=39.6%、30代=44.3%)、「時間を掛けずに食べられるもの」(20代=34.2%、30代=37.4%)など、スピード、手間要らずに重きが置かれ、食事の内容にまで気を遣う余裕がないことがうかがえます。その一方、50代を境に朝食に関する考えが一変し、「とにかく腹に何か入れること」「時間を掛けずに食べられるもの」という声が急減。代わって「野菜を中心。カルシウムの摂取しやすい牛乳、パン、ヨーグルトに果物も必ず入れる」(女性60代)など、「栄養バランス」(50代=34.6%、60代以上=51.2%)、「十分なカロリー&エネルギーの確保」(50代=25.7%、60代以上=33.5%)を重視する声が急増しました。中には「20年以上朝食抜きの生活を続けていました。ところが、病気、入院をきっかけに朝食をとるようになり、長年苦しんでいた便秘が解消された」(女性50代)など、病気をきっかけにバランスの良い朝食を心がけ始めた人もいました。
MA(複数回答)/n(有効回答数)
朝食は「米」よりも、「パン」支持が高い!
朝食は「パン派」、それとも「ご飯派」。次に皆さんのご家庭の朝食メニューの定番について聞いてみたところ、堂々の人気ナンバーワンは「トースト・パン類」(66.2%)でした。「トーストとコーヒーは定番。トーストはその日の気分でジャムにしたり、チーズにしたり、バターにしたりしている」(女性30代)など、米食が定番であった日本の食卓で、朝食のパン食化が進んでいることがうかがえます。こうした背景には、日本の食文化の欧米化はもちろんのこと、「時間が無いときは、手間のかからないパン食にする」(女性20代)など、準備に手間が掛からないことも米よりもパン人気が高まっている理由と言えるかもしれません。またパン食に伴って、3位「コーヒー」(44.2%)、7位「牛乳」(33.3%)を挙げる声も目立ちました。
■よく食べる朝食メニューは?
| 1 | トースト・パン類 | 66.2% |
|---|---|---|
| 2 | ご飯(米) | 52.8% |
| 3 | コーヒー | 44.2% |
| 4 | 卵料理(目玉焼き、玉子焼き、スクランブルエッグなど) | 42.6% |
| 5 | 味噌汁 | 40.7% |
| 6 | ヨーグルト | 40.1% |
| 7 | 牛乳 | 33.3% |
| 8 | フルーツ(バナナなど) | 31.6% |
| 9 | 納豆 | 30.3% |
| 10 | ソーセージ・ウインナー | 26.6% |
MA(複数回答)/n(有効回答数)
「和」でも、「洋」でもアレンジが可能な卵料理は重宝な食材
「トースト・パン類」に追随して、2位には「ご飯(米)」(52.8%)。「ご飯には焼き魚か煮魚のどちらか、味噌汁、納豆がなければ 1日は始まらない」(女性50代)など、ホカホカの白いご飯なくして、朝がスタートしないという声も多く、日本の朝食は「パン派」「ご飯派」に大きく二分化していることがうかがえます。同時に「ご飯」の友である5位「味噌汁」(40.7%)、8位「納豆」(30.3%)を挙げる声も目立ちました。中には「『ご飯の日』と『パンの日』を交互にして、毎日の朝食が新鮮な気分でいただけるようにしている」(女性40代)など、米食とパン食を上手に取り入れているご家庭も少なくありませんでした。また朝食メニューとして、見逃せないのは4位「卵料理」(42.6%)です。「和食なら、出し巻き玉子、パンならオムレツやスクランブルエッグ」(女性50代)など、パンでも、米でも相性の良い卵は、日本の朝に欠かせない重宝な食材と言えるかもしれません。そのほか、「ヨーグルト」(40.1%)、「フルーツ(バナナなど)」(31.6%)、「ソーセージ・ウインナー」(26.6%)が挙げられました。
今回は朝食に掛ける時間や食事内容など、皆さんのご家庭の朝ご飯についてご意見を聞いてきました。「ほぼ毎日(朝食を)食べている」と回答した人は全体の約8割に達し、思った以上に「朝食」をしっかりと摂っている人が多いことが明らかとなりました。とはいえ、世代間で朝食に対する考え方は異なり、若い世代では食事時間が15分間以内、さらに食事内容よりも、とにかく胃に何かを入れることに重きを置くなど、やや朝食を軽視する傾向が見受けられました。そもそも朝食は口、歯を動かすことで脳の活動を活発化し、睡眠中に下がった体温を高めて、身体を目覚めさせる働きがあることから、三食の中でも最も重視しなければならない食事と言われています。とはいえ、忙しい現代生活の中で、のんびりとした朝食タイムを持つことはなかなか難しいもの。まずは10分早く寝て、10分早く起きる習慣を立て、今までよりも10分長い朝食時間を過ごすところから始めてみてはいかがでしょうか。きっと夜型生活を改善し、充実した1日を過ごせるキッカケになるはずですよ。
