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青山ハッピー研究所 ハピ研

「人がしあわせを感じるモノやコトって、何だろう?」衣・食・住・美など生活に密着したテーマでその答えを考える“しあわせ探しの情報サイト”

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毎週アンケート | 生活の中のちょっとした事や、旬な話題をタイムリーに調査

疲れた時って…

夏本番を迎え、急な気温変化から体調を崩している人も意外に多いのではないでしょうか。そこで今回の毎アンでは、家事や仕事でたまった疲れや、季節の変わり目に伴う体調不良・だるさを乗り切る「体調管理術」や「リラックス法」について聞きました。

全体の8割以上が「最近、『疲れ』を感じる」と回答

身体の「疲れ」を感じている?

SA(単回答)

さて現在、身体に「疲れ」を感じている人はどの位いるのでしょうか。「オーバーワークによる疲れ。不景気で倍仕事をこなさないと生活に支障をきたす状況が日常になっている」(男性50代)、「育児に疲れている。夏休みに入り、家の中で暴れ放題の子供を怒るのに疲れている」(女性30代)など、「とても疲れを感じている」と回答した人は28.7%。さらに「まあまあ疲れを感じている」という声も55.2%を数え、現在、全体の8割以上の人びとが「疲労」を多かれ少なかれ感じていることが明らかとなりました。


次に世代別で「とても疲れを感じている」「まあまあ疲れを感じている」という声を見てみると、20代で88.9%、30代で88.1%と疲労を感じている人が大変多かったものの、40代で85.5%、50代で80.4%と徐々に減少。さらに60代で71.1%、70代以上では64.8%にまで縮小し、子育てや仕事が一段落するご家庭も多いシニア層ほど疲労感が和らぐ傾向があることがうかがえます。

世代別:身体の「疲れ」を感じている?

SA(単回答)

「ダルい」「重い」など、不完全な肉体を「疲れ」と感じる

全体の8割以上の人びとが「疲労」を感じていることが判明しましたが、皆さんはどんな時に「疲れたな〜」と実感しているのでしょうか。最も回答が多かったのは「身体にダルさや倦怠感を感じる時」(62.4%)でした。「業務の多さと責任。気疲れから来る倦怠感」(男性50代)、「若い時は多少の無理はききましたが、40歳後半から一晩寝ても疲れが抜けない時が多くなった」(女性40代)など、具体的な症状はないものの、なんとなく「体が重い」「ダルい」など「肉体に不完全さ」を感じる時という声が多数寄せられました。次に回答が多かったのは「朝なかなか起きられない時」(47.2%)。「毎朝の事ながら目覚めてから布団から出るまで最低30分要す。熟睡できてないのも影響…」(女性40代)など、朝が辛い感じる時という声。さらに「昼間、睡魔が襲ってきてハッとする時がある」(女性50代)など、同様3位にも「日中、眠気がとれない時」(45.7%)が挙げられ、「睡眠度=疲労のバロメーター」となっている人が大変多いことがうかがえます。

■身体の「疲れ」を実感する時は?

1 身体にダルさや倦怠感を感じる時 62.4%
2 朝なかなか起きられない時 47.2%
3 日中、眠気がとれない時 45.7%
4 肩こり・腰が痛む時 39.1%
5 怒りっぽくなっている時 29.4%
6 仕事に集中出来ない・作業効率が下がっている時 24.5%
7 頭痛がする時 21.9%
8 仕事や家事をズル休みしたくなった時 20.4%
9 立ちくらみ・めまいがする時 16.7%
10 鏡で目の下の隈や顔色の悪さを見た時 15.5%

MA(複数回答)/疲れを感じている人(n=2127人)

「肩こり」「頭痛」「立ちくらみ」など、具体的な症状を訴える人も

また具体的な症状では「肩こりと首痛がひどく、枕をして眠れない。首がまわらなくなる」(男性30代)など、4位に「肩こり・腰が痛む時」(39.1%)。7位に「頭痛がする時」(21.9%)、9位にも「立ちくらみ・めまいがする時」(16.7%)が挙げられ、倦怠感やダルさから一歩進んだ「痛み」や「ふらつき」など身体的な症状を訴える人も少なくないことがうかがえます。その一方、「ため息が増えたり、怒りっぽくてついイライラしたり」(女性30代)など、5位に「怒りっぽくなっている時」(29.4%)。さらに6位に「仕事に集中出来ない・作業効率が下がっている時」(24.5%)、8位にも「仕事や家事をズル休みしたくなった時」(20.4%)が挙げられ、身体的症状はないものの、不快感や不安、苛立ちを感じたり、集中力が減退する時など、疲労に伴う精神的なダメージから仕事や人間関係に支障をきたす人もいました。

連日の真夏日で「夏バテ」「冷房病」に悩む人が急増!

では、その「疲れ」の原因とは一体なんでしょうか。最も回答が多かったのは「暑さなど気候の変化」(54.6%)でした。「夏の暑さで体がだるく感じる。夜も暑さで眠れず不眠状態で疲れがたまっている」(女性40代)、「湿度の高い梅雨時から急に猛暑の真夏日になったことが原因」(男性70代)など、梅雨明け以降、連日30℃を超える真夏日が全国的に続き、その暑さから既に「夏バテ」気味の人が目立ちました。さらに9位に「冷房疲れ(冷房病)」(13.0%)。「冷房が効いている所と効いてない所を一日何度も行き来すると体調を崩しやすい」(男性30代)、「職場での冷房が強すぎて、冷え性がひどくなり、足のむくみや疲れを感じる」(女性30代)など、外では「熱中症」や「夏バテ」が気になる一方、室内では「冷房病」に悩む声も寄せられ、この時期は室内外の温度差から「疲れ」を生じる人が大変多いことがうかがえます。

■身体の「疲れ」の原因は?

1 暑さなど気候の変化 54.6%
2 運動不足・基礎体力の低下 42.4%
3 日中パソコンと向き合う仕事スタイル 20.1%
4 家族の世話・家事労働 19.0%
5 不規則な生活 18.2%
6 緊張や責任がともなう業種 15.4%
7 膨大な仕事量(残業など) 14.0%
8 営業職など人間関係にともなう気疲れ 13.1%
9 冷房疲れ(冷房病) 13.0%
10 子どもの育児 9.5%

MA(複数回答)/疲れを感じている人(n=2127人)


続いて2位は「運動不足・基礎体力の低下」(42.4%)。「一つ一つの家事の合間に休憩してしまう。理由は一年前に専業主婦になり運動不足で体重増加のため」(女性40代)、「子供が小さい頃はすばやく動けていたのが、今は何をするのも疲れる」(女性50代)など、現代人の暮らしはひと昔前に比べて大変便利になったものの、その一方で「運動不足」や「肥満」を心配する声が目立ち、基礎体力の低下や筋肉の衰えが「疲れやすい体質」の一因となっていることが判ります。

「過労」「パソコン仕事」「人間関係」など、現代人ならではの疲労因子が目立つ

また生活スタイルが各々異なる現代人ならではの回答として、5位に「不規則な生活」(18.2%)。「隔週で夜勤をやっており、特に今の暑い時期は日中に寝られない」(男性40代)、「深夜の残業が続き、疲れがなかなか取れない」(女性20代)など、生活リズムを乱す起床時間・就寝時間のバラバラから「体調不良」や「慢性的な疲労感」を抱えている人が案外多いようです。そのほか、「仕事中にパソコンに向かっていると、目の疲れや全身のコリを感じる」(女性30代)など、3位に「日中パソコンと向き合う仕事スタイル」(20.1%)。さらに6位に「緊張や責任がともなう業種」(15.4%)、7位に「膨大な仕事量(残業など)」(14.0%)、8位にも「営業職など人間関係にともなう気疲れ」(13.1%)が挙げられ、パソコン仕事の多さや、緊張をともなう取引先との商談など「過労」が原因で体調を崩している人も少なくありませんでした。また女性陣では「家族の世話・家事労働」(男性=5.1%、女性=30.2%)、「子どもの育児」(男性=2.4%、女性=15.3%)という声も目立ちました。

「昼休みに昼寝」など、疲労回復には「寝不足解消」が一番という声

■「疲労回復」に最適なのは?

1 睡眠 79.7%
2 食事・飲酒 41.4%
3 リラッックス 36.2%
4 運動 12.8%
5 健康食品 11.8%

MA(複数回答)

ここまで疲労の症状や原因について見てきましたが、では皆さんが「疲労回復」で重視していることは何でしょうか。最も回答が多かったのは「睡眠(睡眠時間、昼寝、生活リズムなど)」(79.7%)でした。「寝られなくてもできるだけ同じ時間に布団に入り、目をつぶって目の疲れだけでも取るようにしている」(女性40代)、「室温を適度に調整しながら快適に眠ること」(男性40代)など、寝苦しい熱帯夜でも室温を調整したり、睡眠時間を十分にとったりなど疲労回復の秘訣は「寝不足解消」という声が多数寄せられました。また自由回答の中には「昼休みに、わずかだが昼寝をする」(男性40代)など、仕事のちょっとした合間を見つけて体を休めるという人もいました。


次に2位は「食事・飲酒(甘いもの、スタミナ、晩酌など)」(41.4%)。「食事はスタミナがつくもの、良質なたんぱく質をとるように心掛けている」(女性30代)、「適度な飲酒でリラックスし、十分な睡眠をとる」(男性60代)など、栄養価の高い「食事」でエネルギーを補給し、「飲酒」で心身をリラックスさせるという声が目立ちました。いわば、私たち人間が生きる上で欠かせない「睡眠欲」「食欲」を満たすことが「疲労回復」に効果的であることがうかがえます。そのほか「毎日、必ずぬるま湯で半身浴を1時間している」(女性40代)など、3位に「リラッックス(入浴、マッサージ、アロマ、読書、音楽鑑賞など)」(36.2%)、「週に2度はゴルフ練習で滝のように汗をかく」(男性30代)など、4位に「運動(ジョギング、散歩、筋トレ、体操、ヨガなど)」(12.8%)が続きました。

ケーキ、お菓子など、疲れた脳の再生に「甘いもの」は有効!?

連日の猛暑が続くこの時期、心配なのは「夏バテ」です。疲労回復のポイントとして2位に「食事・飲酒」が挙げられたものの、夏バテから「食欲」が減退している人も案外多いのでないでしょうか。そこで最後に弱った身体を元に戻す「疲労回復食・飲料」について具体的に見ていきましょう。堂々の人気ナンバーワンは「ケーキや和菓子など『甘いお菓子』」(42.3%)でした。「ストレス疲れの時はカロリーを気にせず、甘いお菓子を食べると元気になれる」(女性40代)、「甘いケーキ、ポテトチップスとカフェオレを子供が寝ているときにのんびり、パソコンやテレビを見ながら食べること」(女性20代)など、「疲労回復の特効薬=甘いもの」という声が多数寄せられました。仕事などで脳をフル回転させるとブドウ糖が大量に消費されるため、「疲れた脳」を再生には「甘いもの」など糖分を含む食品の補給が有効とされています。いわば、疲労を感じたときに「甘いお菓子」を食べることはごく自然な身体の欲求と言えます。

■あなたにとっての「疲労回復食・飲料」は?

1 ケーキや和菓子など「甘いお菓子」 42.3%
2 ビールやチューハイなど「ごくごく飲めるお酒」 38.8%
3 豚肉・うなぎ・レバーなど「ビタミンBを含む食材・料理」 31.7%
4 ニンニク・生姜などを使った「スタミナ料理」 28.7%
5 酢・梅干・レモンなど「酸っぱいもの」 23.7%
6 焼肉・ステーキなど「肉料理」 22.8%
7 納豆・オクラ・とろろなど「ネバネバ食材」 17.9%
8 ビタミンや栄養価の高い「緑黄色野菜」 13.3%
9 ビタミンやミネラル豊富な「フルーツ」 12.0%
10 緑茶やコーヒーなどの「カフェインが含まれる飲料」 9.4%

MA(複数回答)

お酒は百薬の長、適度な飲酒で「ストレス発散」「リラッックス」に効果発揮

2位は「ビールやチューハイなど『ごくごく飲めるお酒』」(38.8%)。「ビールを友達と飲んでストレス発散する」(女性40代)、「食後に芋焼酎を約一合を数独などのパズルをしながらゆっくりと時間をかけて飲む」(男性60代)など、お酒は「百薬の長」とよく言われますが、疲弊した心と身体の「リラックス」や「ストレス発散」に適度な飲酒が大いに役立っていることがうかがえます。また自由回答の中には「ケーキや大福などの甘いものとお酒を一緒にいただく。みんな最初はびっくりするが、試したらけっこうハマっている人が多い」(女性30代)など、上位に挙げられた「甘いもの」と「飲酒」を同時に満たす人もいました。

うなぎ、豚肉など、「ビタミンB群」で暑い夏を乗り切る!

続いて3位は「豚肉・うなぎ・レバーなど『ビタミンBを含む食材・料理』」(31.7%)。「週末は一週間の疲れを取りたいのでうなぎをよく買っている」(女性30代)、「夏は豚肉をよく食べる。ゆで豚を薄くスライスしてにんにく醤油で食べたり、薄切り肉でしゃぶしゃぶをしたり、旬の野菜と一緒に食べている」(女性40代)など、「土用の丑の日」のうなぎ、「沖縄料理」に多い豚肉等々、夏の暑さで体力を消耗した身体には「ビタミンB群含む食材」で乗り切るという人が大変多いようです。確かに「ビタミンB群」には炭水化物や脂質を効率よく体内でエネルギーに変える働きがあり、疲労回復を影で支える「縁の下の力持ち」的な役割を担っているそうです。そのほか「ニンニクパワーもある韓国料理で活力を得ている」(女性50代)など、4位に「ニンニク・生姜などを使った『スタミナ料理』」(28.7%)、「2日に一度は酢の物を食べる!」(女性30代)など、5位に「酢・梅干・レモンなど『酸っぱいもの』」(23.7%)が挙げられ、「にんにく・生姜の風味」や「酸味」は疲れ切った身体に食欲を復活させる力を持っていることがうかがえます。以下、6位に「焼肉・ステーキなど『肉料理』」(22.8%)、7位に「納豆・オクラ・とろろなど『ネバネバ食材』」(17.9%)、8位に「ビタミンや栄養価の高い『緑黄色野菜』」(13.3%)が続きました。


今回は仕事・家事でたまった疲れの症状、季節の変化に伴うダルさを乗り切る「疲労回復術」について皆さんのご意見を聞いてきました。「(現在)とても疲れを感じている」「まあまあ疲れを感じている」という声は全体の8割以上を数え、現代人の多くが慢性的に「疲れ」を感じながら日々の生活を送っている状況が明らかとなりました。特に梅雨明け以降は、35℃を超える酷暑に見舞われている地域も少なくなく、日中外出時の「暑さ疲れ」、室内に入れば「冷房疲れ」、さらにとどめは熱帯夜による「寝不足」が襲い、否が応なしでも体力を奪う「疲れの出やすい」季節を迎えています。今回のアンケート結果からもうかがえるように、疲労回復の秘訣は「睡眠欲」「食事欲」を十分に満たすこと。寝不足を感じたら合間を見つけて「昼寝」をしたり、食欲の減退を感じたら「酸っぱいもの」「ニンニク料理」など食が進む工夫をすることもとても大事です。「疲れたな〜」「ダルいな〜」と感じたら、溜めずにすぐに解消を心がけましょう。