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この春、お花見へ行きますか?

全国的に大雪に見舞われるなど、寒さが厳しかった今冬。うららかな春、そして桜の開花を待ち望んでいる人もきっと多いのではないでしょうか。不況、節約・・・と溜まった鬱憤を晴らすべく、パッと桜木の下で宴を開きたいものですね。そこで今回は、そろそろ気になる「お花見」の計画について聞きました。

6割近くの人びとが「桜の開花」を心待ちに。
特にシニア層を中心とした季節イベントとして定着

お花見に行く予定?

SA(単回答)

まず今年、お花見の計画を立てている人はどの位いるのでしょうか。「(今年は)上野公園、隅田川など東京スカイツリーが観られる所で」(男性40代)、「3月末、京都の平野神社で孫たちに囲まれて花見見物と洒落込みたい」(男性70代)など、「必ず行くつもり」と回答した人は23.4%。さらに「まだ決まっていないが行くつもり」という声も34.3%を数え、全体の57.7%の人びとが桜の開花を心待ちにしていることが明らかとなりました。自由回答の中には「2月の初旬頃に曽我梅林、2月の中旬から下旬にかけて河津桜、4月初めに御殿場線山北駅の桜、中旬に河口湖の桜と精進湖近くの芝桜・・・」(男性60代)など、「花見シーズン」突入で大忙しという人もいました。


世代別ではいかがでしょうか。「必ず行くつもり」「まだ決まっていないが行くつもり」という声を見てみると、20代で50.0%、30代で55.7%、40代で51.8%と20〜40代では50%台。一方、50代で60.0%、70代以上で75.4%にも達し、シニア層を中心に季節イベントとして「花見」を楽しみにしている人が大変多いことがうかがえます。

世代別:お花見に行く予定?

SA(単回答)

「人事異動で余裕ない」「花粉症が辛いから」など、「お花見」を避ける声も

その反面、「たぶん行かない」と回答した人も15.2%を占めました。主な理由は「行きたい気持があっても、なかなか家族のスケジュールが合わない」(女性30代)、「人事異動(引っ越し)などで忙しいので余裕がない」(男性40代)など、期の変わり目である春先は忙しくて、花どころではないという声。「静かにお花見できる場所が見つからないので」(男性40代)など、人混みや喧騒が苦手という声。さらに「虫が飛んでいたり、犬が小便をしているところで酒盛りをする人の気がしれない」(男性40代)や、「花粉症で辛いから」(女性50代)という声まで、「お花見を避ける」理由も様々でした。

場所選びは、桜の木の多く見応えのある「桜の名所」が一番人気

全体の6割近くの人びとがお花見を計画していることが明らかとなりましたが、では皆さんは「花見スポット」を探す際に一体どんな点を重視しているのでしょうか。最も回答が多かったのは「桜の本数の多い場所」(47.8%)でした。「例年、家族で弘前公園の桜を見に行く。ここの桜はもりもりと小手毬のように花が群生しているので見応えが違う」(女性50代)など、一斉に咲き誇る満開の桜の迫力や見応えを重視する声。さらに「井の頭公園ののどかな雰囲気や、池と草木に囲まれた自然あふれる景観にとても癒される」(女性20代)など、同様3位に「自然の景観が楽しめる場所」(42.6%)、8位にも「誰もが知る名所」(10.8%)が挙げられ、人気の名所・絶景スポットを中心に「場所探し」を進める人が大変多いことがうかがえます。

■「場所選び」のポイントは?

1 桜の本数の多い場所 47.8%
2 自宅に近い場所 45.3%
3 自然の景観が楽しめる場所 42.6%
4 トイレや水場など設備の整った場所 22.7%
5 あまり人に知られていない隠れ名所 21.9%

MA(複数回答)/お花見に行く意向の人(n=3394人)

桜の本数にはこだわらず、「人混みの少ない」スポットを求める人も
そのほか、「トイレ設備」「ライトアップ」「出店」も場所選びの大事なポイント!

その一方、2位には「自宅に近い場所」(45.3%)。「家族と近所の花見スポットへ出かける」(男性50代)、「愛犬と近くの神社や公園へ」(男性60代)など、公園や神社、小・中学校、街路樹等々、日本全国には至る所に桜の木が植えられていることが多く、遠出せずとも近所で十分という声。さらに「人混みはうるさくて嫌なので、桜の本数が少なくても人が少ない場所を探す」(女性40代)など、同様5位にも「あまり人に知られていない隠れ名所」(21.9%)が挙げられ、大規模な花見スポットをあえて避け、落ち着いた雰囲気の中で「のんびりと桜が楽しめる」場所を求める人も少なくありませんでした。そのほか、「トイレ等の設備が整っていて、出店があれば尚良し」(男性40代)など、4位に「トイレや水場など設備の整った場所」(22.7%)、6位に「ライトアップなど、夜桜が楽しめる場所」(14.8%)、7位にも「出店やイベントなど桜以外の楽しみの多い場所」(11.5%)が続き、「観光地」として設備の整った場所を第一優先にする人も目立ちました。

「散歩」「ピクニック」がてら、子ども、夫婦と一緒に春の陽気を楽しみたい

次に皆さんのお花見の楽しみ方、スタイルについて見ていきましょう。最も回答が多かったのは「歩きながら桜を鑑賞する『散歩派』」(57.6%)でした。「近所で素晴らしい桜並木があるので、散歩がてらにぶらぶらと1人で楽しむ」(女性60代)、「今年は娘にお花見を初めてさせるつもりなので、昼間の暖かい時間帯に家族3人で散歩しながらゆっくりと楽しみたい」(女性30代)など、「お花見イベント」と意気込むことなく、特に予定を決めずにぶらぶらと歩きながら楽しみたいという声。さらに「ママ友と子供たちと一緒にお弁当やお菓子、ボールなどを持って近くの広場へ出かるつもり」(女性40代)など、同様2位にも「昼間にお弁当持参の『ピクニック派』」(41.8%)が挙げられ、ポカポカ陽気の暖かな春の日差しを受けながら、お弁当を囲んで健康的に子ども、家族と過ごしたいという声も多数寄せられました。

■あなたのお花見のタイプは?

1 歩きながら桜を観賞する「散歩派」 57.6%
2 昼間にお弁当持参の「ピクニック派」 41.8%
3 お酒を飲みながらの「宴会派」 27.5%
4 混雑を避けて楽しむ「穴場スポット派」 18.1%
5 ライトアップで艶やかな「夜桜派」 17.5%

MA(複数回答)/お花見に行く意向の人(n=3394人)

花見酒に酔いしれる大人のお花見は「宴会」「夜桜」がメイン

その一方、「みんなでワイワイお酒やつまみを持ち寄ったり、近くのスーパーなどで購入して宴会を楽しむ」(女性40代)など、3位には「お酒を飲みながらの『宴会派』」(27.5%)。さらに「毎年職場の気の合う仲間たちと夜桜宴会するのが恒例」(女性30代)など、5位にも「ライトアップで艶やかな『夜桜派』」(17.5%)が挙げられ、幻想的な夜桜や桜舞う中で「花見酒」と洒落込む、大人を中心とした宴会スタイルも定番となっていることがうかがえます。そのほか、「岡山後楽園の横、土手沿いの桜でお花見。満開時にドライブしながら通り抜け、何度も往復する」(女性40代)など、6位に「車でめぐる『お花見ドライブ派』」(13.6%)や、「何も持たずに出かけ、屋台で買い食いをしながら桜を観る」(男性50代)など、7位に「花より、屋台の『食いしん坊派』」(9.9%)が続き、ピクニックや宴会のほか、お花見のスタイルも十人十色であることがうかがえます。

愛情のこもった「手作りの花見弁当」で、桜見物をひときわ盛り上げる

お花見スタイルとしてお弁当を持参の「ピクニック派」、美酒に酔いしれる「宴会派」、屋台グルメに舌鼓を打つ「食いしん坊派」など、お花見ならではのグルメを楽しみにしている人も多いようです。そこで次に桜につきものの、「お花見グルメ」をランキング形式で見ていきましょう。堂々の人気ナンバーワンは「手作りのお花見弁当」(28.8%)でした。「妻の手作り『お花見弁当』。卵焼き、鮭、さといもと竹輪とコンニャクの煮しめなど」(男性60代)、「手作りサンドウィッチと妻の笑顔で、お花見は最高潮」(男性30代)など、お花見には愛情のこもった「手作り弁当」が最高という声。さらに「デパ地下やスーパーの弁当で、ちょっと豪華なものを買っていく」(男性60代)など、同様4位にも「市販のお花見弁当(デパ地下など)」(22.3%)が挙げられ、視覚を満たすのが「桜」であるならば、味覚を満たすのは「弁当」といえ、花見グルメが桜見物をひときわ盛り上げる大きな要因となっていることがうかがえます。

■楽しみにしているお花見グルメは?

1 手作りのお花見弁当 28.8%
2 おにぎり 27.8%
3 揚げ物(唐揚げ、フライドポテトなど) 24.4%
4 市販のお花見弁当(デパ地下など) 22.3%
5 たこ焼き・お好み焼き・焼きそば 20.1%
6 焼き鳥・串焼き 18.9%
7 お寿司 11.9%
8 バーベキュー・焼き肉・ジンギスカン 11.1%
9 つまみ・乾き物 10.7%
10 スナック・菓子類 10.3%

MA(複数回答)/お花見に行く意向の人(n=3394人)

お花見の「おにぎり」が呼び起こす、幼少期の遠足の懐かしい記憶

人気の2位は「おにぎり」(27.8%)。「外で食べて美味しいと思うのはおにぎり」(男性50代)など、お皿や箸がなくても食べられる「手軽さ」と、冷めても味の落ちない「美味しさ」がおにぎりの魅力で、野外で食べるお花見グルメとしては文句なしという声。さらに「おにぎりと卵焼き、から揚げは絶対外せません」(女性20代)など、同様3位にも「揚げ物(唐揚げ、フライドポテトなど)」(24.4%)が挙げられ、「おにぎり」にボリューム感のある「唐揚げ」はシンプルながら最高の組み合わせと言えそうです。中には「おにぎりに卵焼きにウィンナーなどの定番ばかり。ウィンナーは懐かしい赤色と決まっていて(笑)」(女性40代)など、子どもの頃、ピクニックや遠足時に食べたお母さんの「おにぎり」を思い出すという声が寄せられ、お花見グルメからノスタルジーを呼び起こされる人も案外少なくないのかもしれません。

「焼きそば」「たこ焼き」など、
B級グルメの定番「ソース系」でお祭り気分を盛り上げる

また見逃せないのが、5位の「たこ焼き・お好み焼き・焼きそば」(20.1%)。「焼きそば入りの広島風お好み焼きを食べながら飲むビールは最高!」(女性30代)、「たこ焼きなどの屋台が楽しみ。なかなか外で食べる機会もないので、食べ歩きの感覚が楽しい」(女性30代)など、屋台から漂うソースの香りは、ウキウキわくわくのお祭り気分を演出する重要な要素の一つと言えそうです。いまや、B級グルメの大定番である「ソース系」は、お花見でも高い支持を集めていることがうかがえます。そのほか、「焼き鳥にビールが一番の楽しみ」(男性20代)など、6位に「焼き鳥・串焼き」(18.9%)、8位に「バーベキュー・焼き肉・ジンギスカン」(11.1%)、9位に「つまみ・乾き物」(10.7%)、が続きました。自由回答の中には「沖縄のお花見会場では、変わったものがある。ヤギ汁とか、アヒル汁とか」(男性50代)、「大概奈良県の吉野にお花見に行くのですが、柿の葉寿司を現地近くで調達するのが恒例」(女性40代)など、地域ならではの名産や名物で桜見物を楽しむ人もいました。

「野外で飲むビールは格別!」、お花見宴会に向けてビールを箱買いする人も

「お花見グルメ」に続き、お花見に欠かせないドリンクとは何でしょうか。堂々の一番人気は「ビール」(65.0%)でした。「グルメもいいけど、やっぱり本命はビール。」(男性50代)、「ビール!寒くても上着を羽織って飲みたい」(女性30代)など、野外で飲むビールは格別という声が多数寄せられました。中には「飲料はやはり樽生のビール。器材を居酒屋から借り受けて用意している」(女性60代)、「ビールはダース単位で」(男性60代)など、大規模な酒宴に向け、ビールを大量買いするグループも少なくないようです。同様3位に「チューハイ」(20.9%)、4位に「発泡酒」(14.8%)、10位にも「新ジャンル」(9.0%)が挙げられ、お花見には缶で気軽に楽しめる「炭酸系アルコール飲料」に高い支持が寄せられました。

■楽しみにしているお花見に欠かせない飲料は?

1 ビール 65.0%
2 お茶・コーヒー 31.8%
3 チューハイ 20.9%
4 発泡酒 14.8%
5 日本酒 13.6%
6 ジュース 12.7%
7 ワイン 10.8%
8 焼酎 10.3%
9 ノンアルコールビール 9.6%
10 新ジャンル(第3のビール) 9.0%

MA(複数回答)/お花見に行く意向の人(n=3394人)

主婦やドライバーにも歓迎!「ノンアルコールビール」で雰囲気を味わう

また今シーズン、特に回答が目立ったのは9位の「ノンアルコールビール」(9.6%)です。「昼間から主婦は酔っ払えないので・・・、ノンアルコールは必須」(女性60代)など、酔いの早い野外での酒宴だからこそ、なおさら「ノンアルコールビール」で雰囲気を味わうという声。中には「車で出かけますので、お花見弁当とノンアルコールビールは欠かせません」(男性60代)など、「お花見ドライブ派」にも安心のドリンクとして人気が急増していることがうかがえます。そのほか、「肌寒いこともあるので温かいお茶は外せません」(女性40代)など、2位に「お茶・コーヒー」(31.8%)、6位に「ジュース」(12.7%)が続き、アルコール類と一緒にお茶やソフトドリンクの需要の高さも目立ちました。

多様な用途で大活躍する「ウェットティッシュ」「ゴミ袋」は、
お花見の隠れた必需品!

次にグルメ以外で持って行くと「便利なアイテム」とは何でしょうか。最も回答が多かったのは「濡れタオル・ウェットティッシュ」(53.2%)でした。「ウェットティッシュを持っていれば、近くに水道がなくても安心して(食べ物が)食べられる」(女性50代)など、不衛生になりがちな野外での飲食に際し、「使い捨てのおしぼり」としてウェットティッシュが重宝するという声。さらに「ティッシュと、トイレットペーパーは必須。公共のトイレは補充が追いついてないので」(女性20代)など、同様5位にも「ティッシュペーパー・トイレットペーパー」(20.8%)が挙げられ、お手拭きや汚れもの拭き、さらにトイレに至まで「ティッシュ」が大いに活躍していることがうかがえます。

■持っていくと意外と「便利なアイテム」は?

1 濡れタオル・ウェットティッシュ 53.2%
2 ゴミ袋 48.8%
3 レジャーシート・ござ 48.1%
4 防寒用上着 30.0%
5 ティッシュペーパー・トイレットペーパー 20.8%
6 手ぬぐい・タオル 12.5%
7 カイロ 10.7%
8 保温できる水筒(お湯) 10.0%
9 座布団・エアクッション 9.9%
10 新聞 8.0%

MA(複数回答)/お花見に行く意向の人(n=3394人)


2位は「ゴミ袋」(48.8%)。「ゴミは出さずに持ち帰る」(女性40代)、「分別できるよう複数枚のゴミ袋を持って行く」(男性50代)など、ここ最近の「エコ意識」の向上から、以前によりも「花見マナー」を守ろうと努力する人びとが増えているようです。中には「大きなゴミ袋はシートやかっぱにもなるので、多めに持っていくといい」(女性30代)など、「ゴミ袋」を様々な用途に利用する人もいました。さらに回答が目立ったのは4位の「防寒着上着」(30.0%)、7位の「カイロ」(10.7%)、8位の「保温できる水筒(お湯)」(10.0%)です。「桜の咲き始めに張り切って出かけて風邪をひいた経験があるので、カイロや防寒着が外せません」(女性30代)など、桜の咲く頃は「花冷え」といい、春先とはいえ意外に冷え込みが増すことから、防寒着や防寒グッズの携行が必須となっていることがうかがえます。同様6位の「手ぬぐい・タオル」(12.5%)も手を拭くほか、首に巻いてマフラー代わりにする人も少なくありませんでした。


今回はいよいよ間近に迫った桜の開花を控え、今年のお花見の計画について聞きました。「(お花見へ)必ず行くつもり」(23.4%)、「まだ決まっていないが行くつもり」(34.3%)という声は全体の6割近くを数え、冬の寒さがまだ残るこの時期とはいえ、早くも桜の開花予想が気になり始めている人が大変多いことがうかがえます。ではなぜ、私たち日本人はこんなに桜を愛でているのでしょうか。こうした背景には卒業式、新学期、会社では新年度が4月から始めるなど、日本ならではの暦と桜の開花時期が重なり、郷愁感や不安感、期待感が入り交じる、数々の大切な思い出を呼び起こす季節と言えるかもしれません。自由回答の中には「毎年桜と一緒に全員で記念写真を撮っている。子どもの成長も去ることながら、『パパの髪の毛が薄くなってきた』とか『ばあばの服の好みが派手になってきた』などと、1年ごとにいろんな変化が楽しめて結構おもしろい」(女性30代)など、恒例の家族写真を桜と共に残すご家庭も多いようです。


さて今年の桜の開花は平年並みで、3月下旬ごろから九州を皮切りに徐々に北上する見込みだそうです。さて皆さんはこの春、子どもたち、家族、同僚、友だちなどと桜木の下でどんな思い出を残すのでしょうか。