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ペットを飼っていますか?

犬、猫を飼育頭数は全国で2000万頭以上。日本の人口の約6分の1に当たる規模で、世界有数のペット王国と言えます。特にストレスを抱えやすい現代社会においては、ペットが人間の心を支える家族となっているケースも少なくないようです。そこで今回は、愛犬、愛猫をはじめ、皆さんのご家庭で飼育しているペットたちについて聞きました。

「犬派」VS「猫派」は大差で「犬派」に軍配!
従順で人間と近しい間柄である点が魅力

あなたは「犬派」?それとも「猫派」?

SA(単回答)

まず、皆さんは犬好きの「犬派」でしょうか、それとも猫好きの「猫派」でしょうか。「帰宅して扉を開けた瞬間、うれしがって飛びついてくる愛くるしさ。たまらんっ!」(男性20代)など、「犬大好きの『犬派』」と回答した人は22.2%。さらに「どちらかといえば『犬派』」という声も32.0%を数え、全体の半数以上の皆さんが「犬派」。その一方、「かわいい鳴き声。かわいい顔。かわいい行動。猫の全てに癒される」(女性50代)など、「猫大好きの『猫派』」と回答した人は10.7%。さらに「どちらかといえば猫派』」という声は13.1%を数え、全体の約4分の一の皆さんが「猫派」であることが明らかとなり、「犬派」VS「猫派」の勝負は圧倒的な大差を持って「犬派」に軍配が上がりました。


主な理由は「犬は人間の気持ちや言葉を理解し、なついてくれる」(男性40代)、「しつければ賢く、番犬にもなれる。人を助けることも出来る」(女性50代)など、従順で忠誠心を持ち、また頭が良くて、家を守る番犬としても活躍するという声が多数寄せられ、人間との信頼関係が非常に強く近しい間柄である点が一番の魅力といえそうです。反面、「猫派」の主な理由は「人に媚びない『わがままさ』が大好き」(女性40代)、「猫は毎日の散歩などの世話にあまり手がかからない」(男性60代)など、自由気ままの「マイペース」で、あまり世話を焼く必要がないという声が目立ちました。犬が人間ととても近しい関係であったのに対し、猫は「付かず離れず」、一定の距離感を保ちながら良好な関係を築いている様子がうかがえます。

3割以上のご家庭で「いま、ペットを飼っている」と回答

ペットを飼ったことがある?

SA(単回答)

犬や猫好きが大変多いことが明らかとなりましたが、では犬、猫を含め、その他の動物・昆虫・観賞魚などペットを飼っている人はどの位いるのでしょうか。「ゼニガメの赤ちゃんを2匹飼っている。だんだん懐いてくるところが可愛い」(女性30代)など、「いま飼っている」と回答した人は31.2%。さらに「子供の頃、家で放し飼いしていた猫や、数匹いたジュウシマツを思い出す」(男性30代)など、「過去に飼っていたことがある」という声も49.5%を占め、全体の8割以上の人びとが今までに「ペットを飼った経験を持っている」ことが判明しました。自由回答の中には「現在猫4匹を室内で飼っている。それぞれに特徴があって、言葉がまだ話せない小さな子供を相手している感じで毎日楽しい」(女性20代)など、複数のペットとにぎやかに暮らす動物好きのご家庭も少なくありませんでした。

「動物アレルギー」「ペット禁止のマンション」など、「ペットが飼えない」という声も

その一方、「(今までにペットを)飼ったことはない」という声も19.3%を占めました。主な理由は「喘息の持病があり、動物アレルギーなので飼う事が出来ない」(女性50代)、「父と兄がアレルギー性鼻炎」(男性40代)など、「アレルギーの発症」から飼いたくても飼えないという声。「ペット禁止マンションに住んでいる。猫は好きですが眺めているだけ・・・」(男性40代)、「部屋が狭い」(男性60代)など、ペットを飼う住環境が整っていないという声。さらに「経済的なコストやペット中心の生活をすることに苦痛を感じる」(男性40代)や、「きちんと世話する自信がない」(男性30代)など、無責任に動物を飼う事が出来ないという真摯な声まで、現代社会でペットを飼うことがそう容易でないことがうかがえます。中には「もともと 動物は大嫌いでした。5年前、里親募集で犬をもらい、以後、一緒に生活をしている。当初は臭いや抜け毛も、嫌で仕方なかったのですが、(徐々に)かわいらしさが増し、今では一緒に眠れるようになった」(女性40代)など、嫌いが転じて「犬好き」になったという人もいました。

一人暮らし向き、犬、猫ほど手間のかからない「鑑賞魚」が一番人気

では皆さんのご家庭では、今までに一体どんなペットを飼った経験をお持ちでしょうか。堂々の人気ナンバーワンは「熱帯魚・金魚ほか魚類」(54.4%)でした。「夫婦共働きなので、犬、猫のように手間のかかるペットは飼えないかなと思い、熱帯魚に決めた。優雅に泳ぐ姿を見ていると、仕事の疲れが癒される」(女性40代)、「お祭りで子供が捕った金魚が大きく育っている。餌をくれる人がちゃんとわかっているのか、水槽に前に行くと寄ってくる」(女性30代)など、泣かず、犬・猫ほど世話の手間がかからない「観賞魚」を飼っているという声が多数寄せられました。いわば、「鑑賞魚」は初心者にも飼いやすいペットと言えるそうです。さらに「亀は、(昔)近くの田んぼで捕まえた」(女性40代)など、同様6位に「亀」(19.0%)、9位にも「カエル」(4.8%)が挙げられ、1人暮らしや忙しい現代人でも、水槽内で気軽に飼育できるペットに高い支持が寄せられました。

■飼育経験があるペットは?

1 熱帯魚・金魚ほか魚類 54.4%
2 54.0%
3 37.1%
4 31.7%
5 カブトムシ・クワガタなど昆虫 26.5%
6 19.0%
7 ハムスター・ハツカネズミ 16.3%
8 うさぎ 10.7%
9 カエル 4.8%
10 リス 3.4%

MA(複数回答)/ペットを飼ったことがある人(n=889人)


人気の2位は「犬」(54.0%)でした。「ゴールデンレトリーバーの女の子(を飼っている)。かわいくてしょーがない!」(女性40代)、「姉さんの飼っているマルチーズが子を産んで、一番小さい子犬をもらった」(男性50代)など、室内で飼育する「小型犬」から番犬代わりの「大型犬」に至まで、家族の一員同様に「犬」との暮らしを楽しむご家庭が大変多いことがうかがえます。同様4位にも「猫」(31.7%)が挙げられ、やはり「犬」「猫」は人気の高いペットとなっていることがうかがえます。続いて、3位は「鳥」(37.1%)。「インコを飼っていますが、手にのってきてかわいい」(女性40代)など、犬や猫に勝るとも劣らない感情の豊かさ、人懐っこさが魅力という声が目立ち、小鳥のさえずりに心癒される人が案外多いようです。

「ハムスター」「うさぎ」「リス」など、げっ歯類の小動物は子どもたちに人気

また見逃せないのが、7位の「ハムスター・ハツカネズミ」(16.3%)。「昔、ハムスターを飼っていた。住まいがペット厳禁で、母の猛反対もあって父とこっそり買いに行った」(女性30代)など、ちょこちょこした仕草や寝顔に心くすぐられるという声。さらに「小学生の時にうさぎを飼っていて、姉妹のような存在だった」(女性40代)など、同様8位に「うさぎ」(10.7%)、10位にも「リス」(3.4%)が挙げられ、長い門歯が特長の「げっ歯類」の小動物は子どもたちに大人気のペットとなっていることがうかがえます。そのほか、「昔、実家でハイジの影響もあって山羊を飼い、ユキと名付けていた」(女性40代)など、「ヤギ」。さらに「ロバ」「アヒル」「プレイリードック」などをペットとして飼育していた、という人もいました。

ペットは夫婦、家族間の絆を深める「かすがい」!?
さらにストレス抱える現代人に「安らぎ」と「活力」を与える存在

■ペットはどんな存在?

1 家族の一員 48.7%
2 癒し・安らぎ 43.1%
3 鑑賞対象 12.8%
4 友だち・話し相手 12.0%
5 遊び相手 11.0%

MA(複数回答)
/ペットを飼ったことがある人(n=889人)

では皆さんにとって「ペット」とは、一体どんな存在なのでしょうか。最も回答が多かったのは「家族の一員」(48.7%)でした。「正直、人間の家族よりも心が許せる」(女性40代)、「ただ黙って私の愚痴を嫌な顔ひとつせず聞いてくれる、大切な家族」(男性40代)など、すべてをさらけ出せる「家族」同然という声。さらに「夫婦で住んでいるので、自分たちの子供みたい。手がかかるけどすごく幸せで、子供を持ったら、きっとこんな感じなんだろうな」(女性20代)など、同様9位にも「子ども」(4.0%)が挙げられ、まるで息子、娘のように、ペットが夫婦、家族間の絆を深める「かすがい」的な役割を演じていることがうかがえます。


次に2位は「癒し・安らぎ」(43.1%)。「亀はゆっくり生活しているから、仕事から帰って見ているとリラックスする」(男性20代)、「癒し。相談相手にもなってくれますし、いるだけで楽しい空気になる」(女性30代)など、仕事、家事で疲弊し、ストレスを抱える現代人がペットと触れ合うことで、疲労を解消し心に安らぎを得るという声。さらに「やんちゃな雄猫2匹。この子たちは私の生きる元気!!」(女性50代)など、同様7位にも「元気の源(エネルギー)」(6.9%)が挙げられ、明日への活力を得える「特効薬」のような、劇的な効き目を発揮する存在と言えそうです。


その一方、「眺めて愛でるものとしか・・・」(女性30代)など、4位に「鑑賞対象」(12.8%)。さらに「金魚を飼っているが、単なるペット」(男性30代)など、同様4位にも「単なるペット」(12.1%)が挙げられ、特に「観賞魚」や「小動物」「昆虫」に対しては、犬猫のような家族や子どものような深い感情を抱いていない人が目立ちました。そのほか、「毎日、くだらない話や悩みを聞いてくれる友だち」(女性40代)など、4位に「友だち・話し相手」(12.0%)、5位に「遊び相手」(11.0%)が続きました。

旅行計画が立てられない「ストレス」、
衛生環境を維持する「しんどさ」を感じる飼い主が多い

ここまでペットを飼うことの利点や魅力を見てきましたが、では実際にペットを飼った経験を持つ人は、飼育の上で「苦労」や「面倒」「リスク」を感じたことはなかったのでしょうか。次にペットを飼う上での問題点を見ていきましょう。最も回答が多かったのは「旅行や外出が思うように出来ない」(32.6%)でした。「旅行に行くとき誰かに預けるか、ホテルに預けるかで困る」(女性20代)など、思うように旅行の計画が立てられないという声。さらに「雨の日も風の日も散歩に行かないとダメなときが面倒」(女性30代)など、同様7位にも「毎日、散歩に連れていくこと」(19.2%)が挙げられ、ペットを主体とした生活スタイルにストレスを感じている、という飼い主が大変多いことがうかがえます。

■ペットを飼うことに伴う「苦労」「面倒」「リスク」は?

1 旅行や外出が思うように出来ない 32.6%
2 糞尿の後始末 31.6%
3 水槽やペット小屋の掃除 26.3%
4 家の掃除や消臭対策 24.7%
5 ペットロス(ペットが死んだ後の精神的苦痛)が辛い 23.4%
6 病気になる(治療費が高い) 19.7%
7 毎日、散歩に連れていくこと 19.2%
8 毎日の餌、水やりなどの世話 18.2%
9 鳴き声が近所迷惑になる 12.3%
10 餌代の負担 10.1%

MA(複数回答)/ペットを飼ったことがある人(n=889人)


次に2位は「糞尿の後始末」(31.6%)。「陸亀の糞尿は凄い。また亀が自分で踏んでしまうので、後始末が大変」(女性40代)など、生理的な現象とはいえ、ペットの糞尿の始末に手を焼いているという声。さらに「毛の生え替わり時期になると抜け毛がすごい。雨の日など、濡れた毛を拭いてあげても、毛の濡れた臭いがするので、消臭対策が必要」(女性20代)など、3位に「水槽やペット小屋の掃除」(26.3%)、4位にも「家の掃除や消臭対策」(24.7%)が挙げられ、ペットとの共同生活は消臭や衛生環境の維持に「しんどさ」を感じるという声が多数寄せられました。


また特に深刻な問題なのが、5位の「ペットロス(ペットが死んだ後の精神的苦痛)が辛い」(23.4%)です。「14年間飼っていた秋田犬が病気で動けなくなり、最後の一週間は泣きながら過ごしました。今まで有難うというように『キャン!』と一声鳴いてあの世へ。あのシーンが10年経っても頭から離れず、もうあんな辛い別れは嫌だ」(女性60代)、「25年間飼っていた猫が昨年亡くなり、何か気が抜けた感じ・・・」(男性50代)など、生きる物すべてはいつか死を迎えるものですが、長年一緒に暮らしたペットの死を受け入れるのは、そう容易でないことがうかがえます。また中には「ペットが死んでしまった時、もう、二度と飼うことはない!と決心した」(女性40台)など、死別を経験後、ペットを飼う気力がなくなったという声が目立ちました。以下、6位に「病気になる(治療費が高い)」(19.7%)、8位に「毎日の餌、水やりなどの世話」(18.2%)、9位に「鳴き声が近所迷惑になる」(12.3%)が続きました。


今回は「ペット」をテーマとして、皆さんのご意見を聞いてきました。「(ペットを)いま飼っている」(31.2%)、「過去に飼っていたことがある」(49.5%)という声は全体の8割以上を数え、今までに「ペットを飼った経験を持っている」という人が大変多いことがうかがえます。自由回答の中には「子供のころに犬、ハムスター、インコ、熱帯魚を飼っていた。学校から帰ってくると『ただいまー』と言ったりして、家族や友達のような存在でした。お世話することの大変さや、死んでしまうことの寂しさなど色んなことを教えてもらった」(女性20代)など、特に子どもの情操を育てるには、ペットとの暮らしを経験するがとても大切なように感じます。ペットを育て世話をする課程の中で、「餌やり」「散歩」を通して責任感を養い、命あるものへ「思いやり」や「優しさ」を持ち、さらに糞尿の掃除や処理から「社会マナー」を身に付けるなど、学校では学べない経験を多々得ることが出来ます。また疲れやストレスを癒し、夫婦、家族間の絆を深める役割も果たすなど、子どもばかりではなく、ペットとの暮らしが現代人に与える効果はとても大きいもの。その一方、心ない飼い主による「飼育放棄」など、罪のないペットたちが殺処分などのかわいそうな運命をたどるケースも後を絶ちません。


まずが飼い主としての責任と自覚を持つこと。さらに人間とペットとのより良い関係を築くことが、私たちの暮らしをより楽しく、より快適なものにしてくれるのではないでしょうか。