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CSR・環境活動

2008年度の自主回収に関する報告

芋焼酎の自主回収(アサヒビール)

2008年9月、アサヒビールが販売している芋焼酎の一部商品(「芋焼酎かのか」「芋焼酎さつま司」など)において、その焼酎原酒の製造に使用した焼酎用麹米の一部に、三笠フーズ株式会社によって不正転売された「事故米穀」が含まれていたことが、原酒の製造元である西酒造株式会社(鹿児島県)からの連絡によって判明したため、当該原酒を使用した商品を自主回収させていただきました。

自主回収した商品は、アサヒグループの焼酎製造会社であるニッカウヰスキー柏工場・門司工場及び、さつま司酒造にて製造していましたが、各商品の芋焼酎原酒は、西酒造(株)に製造を委託していました。「事故米穀」不正転売問題が判明された直後から、西酒造(株)より、アサヒビールが製造委託している原酒の原材料中に「事故米穀」は含まれていない旨の連絡を受けていましたが、9月10日、焼酎用米麹の一部に「事故米穀」が含まれていたことが、同社からの情報訂正により判明したものです。

アサヒビールでは、直ちに「緊急対策本部」を設置し、全社をあげてその後の対応にあたりました。

使用が判明した原料米は、農薬(アセタミプリド)が残留していたとされたものですが、農林水産省は「健康には問題のないレベル」としており、原酒・製品の分析検査でも残留農薬及びカビ毒は検出されませんでした。

安全性には問題ないと判断しましたが、本来食用向けでない米が使用された事実を重く受け止め、速やかに事実を公表し、自主回収することを決定しました。

同日(9月10日)監督官庁に報告するとともに、翌9月11日に当該商品の自主回収を公表しました。(新聞社告掲載は9月12日)

なお、自主回収の対象商品は、以下のような新たな品質管理体制を構築し、2009年3月24日から順次販売を再開しています。

  1. 芋焼酎の麹米は、農家あるいは農協まで流通経路の明確な国産米のみを使用することとし、製造委託先で使用する米原料に関しても、アサヒビールが指定する米穀加工会社から調達する体制とします。パッケージには、「米麹は国産米使用」というマークを表示します。
  2. 芋焼酎の原料・原酒については、従来の受け入れ検査(組成・異物・外観・官能など)に加え、農薬やカビ毒・カドミウムの検査を定期的に行います。最終製品についても、従来は年に1回の頻度で農薬分析を実施していましたが、今後は農薬やカビ毒などの検査を定期的に実施します。
  3. 製造委託先の品質監査を、原料から原酒までの全ての工程にわたり、従来の年1回から半年に1回に頻度を上げて強化します。

本件につきましては、本当に多くのお客様に多大なご迷惑とご心配をお掛けいたしましたことを改めてお詫び申し上げます。

お茶飲料の自主回収(エルビー)

2008年6月、(株)エルビーがオーム乳業(株)(福岡県大牟田市)に製造委託して九州地区を中心に販売している一部の紙容器入りお茶飲料(「エルビーお茶」など)において、微量の乳成分が混入したものがあることが判明しました。これを受けて、万全を期して社告を行い当該商品を自主回収し、この対応も含めて監督官庁へ報告しました。

ベビー紙パック飲料4品の自主回収(和光堂)

2008年8月、和光堂(株)が販売するベビー紙パック飲料「元気っち!りんごと野菜」など4品の原料として使用していた「五倍りんご透明濃縮果汁」について、規格・表記とは異なる中国産の原材料が使用されていたことが判明しました。

日本国内において農薬等の分析を行い安全性に問題がないことを確認しましたが、監督官庁に報告、併せて社告を通じて公表した上で、万全を期して当該原材料を使用した商品を自主回収しました。