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CSR・環境活動

環境に配慮した製品・サービス

容器・包装における環境配慮

酒類事業における容器による環境負荷低減

アサヒビール(株)では、容器の環境負荷低減の取り組みとして、容器の肉薄化・軽量化などを図っています。
これまでの取り組み実績は下表の通りです。

容器包装における環境配慮の取り組み実績(アサヒビール(株))
項目 内容  
缶およびマルチパックの省資源化 2006年度、缶のケイ素含有量が高いリサイクル原料の使用比率を向上させた。また、缶の肉厚分布を見直すことにより、缶の強度を高め、従来以上の肉薄化を実現。さらに、マルチパックの坪量(1m2あたりの重量)を従来より4%程度下げるなど省資源化を進めた。
加圧殺菌方式を用いた製法によるアルミ使用量削減(サプライヤーとの共同開発) 東洋製罐(株)と共同で「加圧殺菌方式を用いた高ガスボリューム缶製品の製造方法」を開発。この製造方法は、炭酸飲料を容器に充填した後に殺菌する際、容器に外圧をかけることで差圧上昇を抑える技術を用いる。この技術によって缶内の差圧が相対的に下がり、ワンランク下の耐圧強度の缶体の使用が可能となった。その結果、従来に比べてアルミ使用量を18%削減することができた。この功績が評価され、2008年5月、「第32回木下賞」を受賞。
アルミ使用量を削減する独自形状の缶体開発(サプライヤーとの共同開発) 昭和アルミニウム缶(株)と共同で、アルミ使用量を従来よりも削減できる独自の形状の缶体を開発。この缶は、缶蓋周縁部を内側に寝かせた独自形状で、缶蓋の表面積を約6%減少、板厚を0.01mm薄肉化することで、アルミ使用量を約9%(1枚当たり約0.3g)削減。この功績が認められ、2008年、「日本パッケージングコンテスト適正包装賞」「第46回全日本包装技術研究大会優秀発表賞」など数々の賞を受賞。
ビール中びんの品質向上と環境負荷低減(ビール系3社共通の軽量化の取り組み) 容器品質向上と環境負荷低減を目的として、3社共通の「擦り傷対策びん」(中びん500ml)を2014年10月から導入。製造時や配送時に側面やラベルに擦り傷が発生する課題から、びんの胴部を0.2mm〜0.3mm程度凹ませることで、擦り傷の発生面積を抑制、ラベルを保護し、容器品質の向上につなげた。1本あたり10gの軽量化となり、今後すべて「擦り傷対策びん」に切り替わった場合は、びんの製造時および配送時のCO2排出量を年間約175t削減できる(3社合計)。この企業を超えた取り組みが「第12回ガラスびんアワード環境優秀賞」を受賞。
お客様の利便性を追求した「軽量・波型カットカートン」軽量化段ボールカートン(サプライヤーとの共同開発) 2013年よりビール系飲料350mlマルチパック用缶の梱包で従来比約17%軽量化した段ボールカートンの導入を推進。
大手段ボールメーカー レンゴー(株)との共同開発により誕生した業界初となる「軽量・波型カットカートン」は、段ボールの表面に使う原料や配合比率を改良することで、従来205グラムだった1カートンあたりの重量を170グラムまで抑え紙使用量を減らすことに成功。
2013年には一部の工場で導入。2014年中に全8工場の350mlマルチパック用缶ラインへの導入完了。これにより年間で段ボール重量は約3,000t、CO21,480t規模の削減実施。
缶蓋安定供給のため、204径を導入 2013年度より、ビール系飲料の上蓋を他社と共通化することで、災害時などの不測の事態にも安定供給できるように204径へ順次切り替え。
関連サイト
容器包装における環境配慮の取り組み実績(サントネージュワイン(株))
項目 内容
エコロジー&軽量ワインボトルを採用 石塚硝子(株)と共同で、ガラスびんの原料としてカレットを90%以上使用した「エコロジーボトル」を採用し、さらに軽量化(重量18%削減)。ワイン瓶(容量:720ml)の高さは変えずに重量を従来品比で約18%低減。
(エコロジーボトル=eマークを裏ラベルに記載;ECOCERT Japan Ltd.の認定を受けています)

業界団体とのコミュニケーション (アサヒビール(株)、アサヒ飲料(株))

アサヒビール(株)、アサヒ飲料(株)は、容器包装のリデュース・リユース・リサイクルといった業界共通の課題や要請に応えるために、ビール酒造組合、全国清涼飲料工業会を中心に、ガラスびん3R促進協議会、アルミ缶リサイクル協会、PETボトルリサイクル推進協議会、食品容器環境美化協会などの各種業界団体との円滑なコミュニケーションに努めています。2006年4月からは、アサヒビール、アサヒ飲料が加入する業界団体を含む「容器包装に係るリサイクル8団体」ごとに、2010年度までの数値目標・取り組み目標を設定した「事業者による3R推進に向けた第一次自主行動計画」を経て、2011年には2015年までの「第二次自主行動計画」を策定し、容器包装のリデュース・リユース・リサイクルの3R推進を展開しています。また、関係8団体では、消費者への普及・啓発や各種調査・研究事業などの共通テーマに共同で取り組む「3R推進団体連絡会」を結成しました。連絡会では、相互連携を図りつつ、自主行動計画のフォローアップなどを行っていきます。

容器包装に係るリサイクル8団体

関連サイト
その他の関連団体リンク

飲料事業における容器包装・販促品の環境配慮

アサヒ飲料(株)では、缶、PETボトル、ガラスびん、キャップ、ラベル、段ボールなどの容器包装資材について、3R(リデュース・リユース・リサイクル)の観点から、省資源・軽量化・リサイクル性向上に努めています。

容器においては、利便性に優れたPETボトルの需要が年々拡大し、今後も伸長することが予想されます。PETボトルは空容器の輸送にともなう環境負荷が課題でしたが、充填工場内でのボトル内製化が進むにつれて輸送効率・生産効率ともに向上してきています。今後もPETボトル、キャップ、ラベルの省資源(軽量化)と、さらなる内製化による輸送時のCO2排出量削減を推進していきます。

また、ポスターやボード、ミニのぼり、ショーカード、シェルフトーカー、リーフレット、タペスト リーなどの各種販促品についても、省資源化を図るとともに、紙素材のみを使用する、紙とプラスチックを分離しやすくするなどリサイクル性に配慮しています。

容器包装・販促品における環境配慮の取り組み実績(アサヒ飲料(株))
項目 内容  
国内初!大型炭酸ボトルに「バイオPET」を採用 全資材に植物由来原料を使用した容器の展開!!
アサヒ飲料では、明石工場で内製・製造する「三ツ矢サイダー PET1.5L」において、全資材の一部にサトウキビ由来のエタノール“バイオエタノール”を使用した商品を数量限定で展開する。全資材に植物由来原料を使用する商品の製造は当社初の取り組み。今回の取り組みにより製造時に発生するCO2排出量は従来品と比べて約23%の削減となる。
PETボトルラベルにバイオプラスチックを採用 環境にやさしい植物由来の原料であるトウモロコシのでんぷんから作られたポリ乳酸を50%以上使用し、“バイオマスプラマーク”を取得した「バイオマスラベル」を一部商品に展開し、化石燃料資源の使用量を削減し、CO2排出量を抑制。
樹脂量を減らし環境負荷を低減した「らくエコボトル」 アサヒ飲料では、2L PETボトルでは国内トップレベルの軽量化となる「らくエコボトル」を採用し、自社工場で製造する水・お茶商品に展開している。
「らくエコボトル」は省資源化に加え、グリップ部の形状やボトル幅を改良することで、さらなる持ちやすさ、注ぎやすさを実現。また、飲用後のつぶしやすさも向上させ利便性を高めた。
同ボトルは従来のPETボトルと比較して、およそ25%〜28%の軽量化を実現しており、樹脂使用量削減によりCO2排出量を削減している。
減量化の容器資材(エコスタイルキャップ)の採用 無糖茶及び水の一部PETボトル商品に軽量化したエコスタイルキャップを採用。
環境問題に対する省資源化を図る目的としてキャップ軽量化を進め、軽量化対応によるキャップ装着設備変更を最小限とし、従来キャップより重量を20%削減した2.1gの国内最軽量クラスの飲料用キャップを開発。開発キャップは茶・水飲料用として使用。
スチール缶の環境負荷低減 2012年より、ワンダ 金の微糖にて軽量ビード缶を展開。軽量ビード缶はスチールの使用量を従来品(26.7g)比18%減少させた軽量缶(21.9g)。
段ボールカートンの形状工夫 段ボールカートンについて、カートンの形状工夫によって積載時のカートン胴膨れによる外観劣化を抑制し、また、従来以上の多段積み保管でも問題が生じない、炭酸飲料用PETボトル商品としては国内最軽量の実現。500mlは重量比で19%減、1.5Lは最大で16%減となり、年間970tの省資源効果と400tのCO2削減が見込まれる。
カートンのフラップ面積の縮小 一級茶葉ウーロン茶PET500mlで使用するカートンの短側面フラップ面積を縮小した“ショートフラップカートン”を採用し、従来より使用量を4〜10%削減、これに関わるCO2排出量を7〜15g/枚の削減を進める。
「エコのぼり」「もっとエコのぼり」の採用 販促品として使用する「のぼり」のクリップ・竿部分に金属を使わず、クリップ部分をリユース
関連サイト
容器包装・販促品における環境配慮の取り組み実績(カルピスブランド)
項目 内容
ボトル素材にバイオプラスチックを採用 「カルピス」のボトル素材の一部にCO2排出抑制効果のある植物由来のバイオポリエチレンを採用
PETボトルラベルにバイオプラスチックを採用 「カルピスウォーター」280mlPETボトルおよび「Welch's」800gPETボトルに植物性原料を一部使ったバイオマスシュリンクラベルを採用
キャップ、ボトル、ラベルを同一素材(プラスチック)を採用 「カルピス」のキャップ、ボトル、ラベルがプラスチックでできているため、分別不要

食品事業における容器包装・販促品の環境配慮

容器包装・販促品における環境配慮の取り組み実績(アサヒグループ食品(株))
項目 内容
紙容器カートカンの採用 「間伐材マーク」を取得(国産間伐材を10%以上含む国産材を30%以上使用)した紙容器カートカンを採用。採用したカートカンにはアサヒビール社有林「アサヒの森」の間伐材も一部活用。
粉ミルク大缶底フタ薄肉化 2015年より粉ミルクの大缶底ブタの厚みを0.26mmから0.25mmに変更。スチール使用量を削減。
カートン底フラップ面積を縮小 粉ミルクカートンの底面フラップを縮小。従来より使用量を8%程度削減し、CO2削減に努める。
ママスタイル シリーズリニューアル時、包材見直し キャンディーの外袋サイズを5%削減。さらに、材質のアルミをアルミ蒸着に変更し、アルミ使用量を1〜3%削減。

容器包装のリサイクル

日本国内においては、おもに自治体が法令に基づき容器包装の回収・再利用を推進しています。国内全体の容器包装の回収率は以下の通りです。

日本国内の容器包装リサイクル率(2014年度実績)
素材 指標 2015年目標 2014年実績 備考
ガラスびん リサイクル率
(カレット利用率)
70%以上
(97%以上)
69.8%
(97.8%)
PETボトル リサイクル率 85%以上 82.6%
紙製容器包装 回収率 25%以上 23.6% 2015年度目標を22%から上方修正
プラスチック容器包装 再資源化率 44%以上 44.8%
スチール缶 リサイクル率 90%以上 92.0% 2015年度目標を85%から上方修正
アルミ缶 リサイクル率 90%以上 87.4%
飲料用容器 回収率 50%以上 44.7%
段ボール 回収率 95%以上 96.7% 計算方法を見直し

出典:3R推進団体連絡会 第二次自主行動計画 2015年フォローアップ報告