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企業情報

コーポレートガバナンスの考え方と体制

基本的な考え方

当社は、株主や投資家の皆様、消費者の皆様をはじめとするステークホルダーの方々のご期待に応える企業活動を実現するために、アサヒグループのコーポレートガバナンスの充実を経営の最優先課題と考え、グループ経営の強化、社会との信頼関係の強化、企業の社会性・透明性の向上に積極的に取り組んでいます。
また、その考え方のもと長期ビジョンや経営計画を着実に実行していくことに加え、新たな課題を抽出し一層の改革を推進していくことを目的に、「コーポレートガバナンス・ガイドライン」を制定しました。
今後もガイドラインを基軸とした「攻めのガバナンス」を実行することにより、持続的な成長と中長期的な企業価値の向上を目指していきます。

当社は、当社の中長期的な企業価値の向上に資するため、取締役会の実効性の分析・評価を行うこととしています。昨年度についての評価の結果の概要は以下のとおりです。

コーポレートガバナンスの体制

コーポレートガバナンスの体制

取締役会・取締役

当社の取締役会は10名で構成され、うち3名が社外取締役です。社外取締役には当社が定める独立性の基準を満たす人物を選任し、東京証券取引所の定める独立役員として届け出ており、それぞれ教育者、経済政策の専門家、経営者などの経歴を有しています。その豊富な経験や高い見識は、取締役会での意思決定プロセスにおける透明性の確保や経営の監督に反映されています。

取締役会は、原則として毎月1回定期的に開催するほか、必要に応じて臨時に開催することとしています。2015年度は定例の取締役会を12回開催し、社外取締役の出席率は97.2%となっています。

取締役会開催実績および社外取締役の出席率

  2011年度 2012年度 2013年度 2014年度 2015年度
取締役会開催回数 12回 10回 10回 11回 12回
社外取締役の出席率 97.1% 90.0% 93.3% 93.9% 97.2%

また、取締役直轄の20部門を配置するフラットでかつ柔軟性のある組織体とし、クロスファンクショナルな業務執行が促進できる体制としています。同時に事業担当取締役を設けることにより、グループ全体の事業戦略と機能戦略とが整合したグループ経営の推進を図っています。

監査役会・監査役

当社の経営監視体制は、取締役による業務執行状況の監督のほか、取締役会から独立した監査役及び監査役会による監査を軸に構築されています。

監査役会は5名の監査役により構成されており、そのうち3名を社外監査役とすることで、透明性を高めています。社外監査役には当社が定める独立性の基準を満たす人物を選任し、東京証券取引所の定める独立役員として届け出ており、それぞれ大学教授(会計学者)、会社経営者、弁護士という経歴を有しており、その分野における豊富な経験や幅広い見識は、経営に対する適切な監査に反映されています。

監査役監査体制については、上記の社外監査役の選任のほか、取締役や使用人の指揮命令を受けない、監査役会付の専任スタッフを3名配置し、重要な会議への円滑な参加や決裁書類の常時閲覧などをサポートすることで、監査役の監査業務が円滑に遂行できる体制としています。また、監査役監査基準については、監査役監査方針として経営環境に合わせて毎年重点項目などの見直しを実施しています。

2015年度は監査役会を7回開催し、社外監査役の出席率は100.0%となっています。

監査役会開催実績および社外監査役の出席率

  2011年度 2012年度 2013年度 2014年度 2015年度
監査役会開催数 9回 8回 8回 6回 7回
社外監査役の出席率 100% 100% 87.5% 100% 100%

社外取締役及び社外監査役の選任理由

坂東 眞理子 行政分野における国内外での多様な経験に加え、教育者としての幅広い見識を当社の経営に反映いただき、社外取締役としての職責を果たしております。これらのことから、当社がグローバルな事業経営を推進し持続的な企業価値の向上を目指すにあたり、業務執行を監督する適切な人材と判断し、社外取締役として選任しました。
田中 直毅 政府審議会等における豊富な経験に加え、国内外の経済政策に精通する専門家としての幅広い見識を当社の経営に反映していただき、社外取締役としての職責を果たしております。これらのことから、当社がグローバルな事業経営を推進し持続的な企業価値の向上を目指すにあたり、業務執行を監督する適切な人材と判断し、社外取締役として選任しました。
小坂 達朗 グローバル企業の最高執行責任者(COO)を務めており、中期経営計画を始めとするさまざまな経営改革に取り組むなど、経営者として豊富な経験と幅広い見識を有しております。これらのことから、当社がグローバルな事業経営を推進し持続的な企業価値の向上を目指すにあたり、業務執行を監督する適切な人材と判断し、社外取締役として選任しました。
石崎 忠司 大学教授として長年会計学を研究しており、会計学の専門的な知識を有しております。これらのことから、当社がグローバルな事業経営を推進し持続的な企業価値の向上を目指すにあたり、監査業務を行う適切な人材と判断し、社外監査役として選任しました。
斎藤 勝利 グローバル企業の業務執行者を長年務めており、経営者としての豊富な経験と幅広い見識を有しております。これらのことから、当社がグローバルな事業経営を推進し持続的な企業価値の向上を目指すにあたり、監査業務を行う適切な人材と判断し、社外監査役として選任しました。
早稲田 祐美子 弁護士として長年活動しており、豊富な経験と企業法務に関する専門的な知識を有しております。これらのことから、当社がグローバルな事業経営を推進し持続的な企業価値の向上を目指すにあたり、監査業務を行う適切な人材と判断し、社外監査役として選任しました。

指名委員会と報酬委員会

当社では、役員人事や役員報酬の決定における公正性・透明性を徹底するために、取締役会の諮問機関として社外取締役を含む取締役から構成される「指名委員会」と「報酬委員会」を設置しています。

指名委員会は、社外取締役2名及び社内取締役2名で構成され、委員長は互選により社内取締役が務めています。同委員会は、取締役会に対して、取締役、監査役及び執行役員の候補者の答申などを行います。2015年度は2回開催され、主に役員人事などの答申を行いました。

報酬委員会は、社外取締役2名及び社内取締役2名で構成され、委員長は互選により社外取締役が務めています。同委員会は、取締役会に対して、取締役及び執行役員の報酬制度、報酬案の答申などを行います。2015年度は9回開催され、主に役員賞与などの答申を行いました。

経営戦略会議

代表取締役社長の諮問に対して、その意思決定を速やかに具現化するために、重要事項の客観性、合理性、適法性の評価について答申する「経営戦略会議」を設置しています。

社内取締役及び執行役員で構成され、議長は代表取締役社長が務めています。また、重要事項の決定過程において適法性を確保し、コンプライアンス経営をさらに充実させるため、常勤監査役がオブザーバーとして1名以上出席しています。2015年度は50回開催され、主に経営戦略の策定やグループ会社の業務執行状況などの答申を行いました。

内部監査

内部監査については、内部監査組織として、アサヒグループホールディングス(株)に8名、アサヒビール(株)に5名、アサヒ飲料(株)に4名で構成される監査部門又は監査部を設置し、内部統制の目標を効果的に達成するため、互いに連携しながら、年間の監査計画に基づいて業務執行が適正かつ効率的に行われているかを監査しています。2015年は、グループ会社25社に対して監査を実施しています。

また、監査の都度報告される監査報告とは別に、年2回定期的に監査結果の総括を経営戦略会議に報告し、新たな方針策定に活かしています。