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水リスクの調査 水リスクの調査

水リスクの調査

アサヒグループの製品は、国内外で生産される多種多様な農産物を用いています。また「アサヒグループCSR基本方針」においては、世界中のあらゆる事業活動を通じて持続可能な社会の発展に貢献することを掲げており、消費者に対して食の安全・安心を保証するだけではなく、サプライチェーンでの社会・経済・環境影響を把握し、管理することも不可欠と考えています。

そこでアサヒグループでは、原料の生産過程における水リスクを分析し、グループの事業への経済的影響を評価することを目的とした調査を以下の通り実施しました。

調査の概要

分析対象の原材料

アサヒグループの製品製造において使用量が多く、かつ、代替し難い、海外から調達している主要原料

調達場所

世界59地域

分析内容

原材料のウォーターフットプリント
自然資本コスト(外部費用)

分析スケジュール

2014年9月〜2015年5月

分析方法

調達先地域の水の希少性調査
各地域の原材料のウォーターフットプリントの調査
自然資本コストの評価
市場価格との比較

ウォーターフットプリント:食料や製品の生産のライフサイクル全体で直接的・間接的に使用された水の総量。

この調査では「自然資本」の考え方を用いて、アサヒグループの主要な原料生産過程での水リスクを金銭的価値として定量化しました。定量化した結果は「自然資本コスト」として表し、原料価格の上昇など様々な形で将来のコストとなり得る費用を示しています。これにより、今まで定量化されてこなかった環境影響の大きさ(環境リスクや機会)を把握でき、また、リスクを最小化させた資源の利用により、事業モデルの持続可能性を高めることができます。

気候変動などの要因により、将来的には利用可能な環境資源が少なくなることが予想されますが、アサヒグループでは「自然資本」を評価して経営戦略を立てることで、資源制約の強い世界市場でも競争力を維持し続けることを目指しています。

調査結果

今回の調査結果によって、世界59地域の原料調達先のうち、リスク対策を優先的に進めるべき調達先が明らかになりました。また一方で、今回の調査の結果は、すべて2次データに基づいているため、サプライヤーの農業慣行やサプライヤーを取り巻く社会の状況に関しては、現地で調査する必要が再認識されました。

今後の対応

サプライヤー品質監査のチェック項目として水に関する項目を追加し、状況変化を捉えるようにしました。
水リスクに関する項目を加えることは、状況変化を把握するだけでなく、アサヒグループの調達担当者の水リスクに対する意識を高めることにもつながるため、この取り組みを通じてサプライヤーとともに課題解決を図る契機としていきたいと考えています。
また、今後水リスクの存在が明確になった場合には、その内容や社会状況に応じて適切な対策を講じていく予定です。

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