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ワーク・ライフ・バランス ワーク・ライフ・バランス

ワーク・ライフ・バランス

基本的な考え方

すべての従業員が、安全・健康で働ける職場環境づくりは企業にとって重要な社会的責任であると考え、従業員一人ひとりの心身の健康管理・増進に注力しています。
また、仕事とプライベートのバランスをうまくとりながら従業員が活き活きと働き続けられるよう、ワーク・ライフ・バランスの実現に向けた取り組みも推進しています。

健康管理への取り組み

アサヒグループは、従業員の健康管理を重要課題の一つと位置づけて諸施策を推進しており、中核事業会社であるアサヒビール(株)では、以下の健康基本方針のもと重点施策を定め、従業員の健康増進に取り組んでいます。

アサヒビール(株) 健康基本方針

アサヒビールは、社員が65歳までの長期キャリアにおいて、自ら活き活きと働き続ける健康状態を保持するための努力を支援します。

具体的な取り組み

  • 精神科医と顧問医契約を行い、メンタルヘルス対策の体制を構築(工場・営業拠点など約20カ所)
  • 社員への保健指導体制の充実
  • 各事業場の産業保健スタッフが中心となり各種健康支援施策の企画・運営

長時間労働の防止

適正な労働時間管理

アサヒグループでは2007年から、上長が従業員の出退勤情報についてWeb画面上で把握・管理できる勤務システムを導入しています。この勤務システムは、従業員が入力した出退勤時刻とパソコンのログオン・ログオフ時刻の情報を、上長が確認・承認できる仕組みになっています。
このシステムによって、従業員一人ひとりが労働時間の適正申告や自分の働き方について改めて問題意識を持つだけでなく、上長が部下の労働時間を把握することで、必要に応じて部門内の業務配分を見直すなど、より生産性の高い働き方を目指す意識改革につながっています。

有給休暇の取得促進

アサヒビール(株)では有給休暇の連続取得を促進することを目的に以下のような休暇制度を導入し、従業員全員が取得することを目標にしています。

  • 有給休暇と所定休日を組み合わせ、原則として連続6日間の休暇を1年に1回は取得することを推奨する「リフレッシュ休暇制度」
  • 取得事由は問わず各人の有給休暇取得予定を予め年2日設定・取得する「メモリアル休暇制度」
  • 個人で自由に休日が設定できる「個人休日」

働き方改革への取り組み

アサヒグループホールディングス(株)では、“いつでも・どこでも・効率的に”働ける環境整備を目的として、人事制度・IT活用・オフィス環境の3つの観点から、従業員が自分のライフスタイルに合わせて柔軟に働くことができる風土醸成と意識啓発を推進しています。具体的には、スーパーフレックス制度やテレワーク制度の100%利用を目標に掲げ、スカイプの活用やシェアオフィスの利用など、より柔軟に働き方を選択できる環境を整えることで、モチベーションアップと生産性向上を図っています。

また、アサヒビール(株)では、社長をプロジェクトオーナーとする「働き方改革プロジェクト」を立ち上げ、働き方改革を推進しています。労使一体となり、単なる残業削減ではなく、本質的な業務改善による生産性向上に向け、改革に取り組んでいます。その結果、所定労働時間の短縮(2018年度より)、会議の効率化、社内意思決定プロセスの短縮などが実現しました。また、コアタイムのないスーパーフレックスタイム制度やテレワーク制度の適用事業場を拡大したり、制度改定を行うことで、より利用しやすい環境の整備を実施しています。

従業員の有給休暇取得率・有給休暇取得日数(国内主要会社)

2012年 2013年 2014年 2015年 2016年
有給休暇取得率 55.9% 57.1% 58.4% 59.4% 60.0%
有給休暇取得日数 10.6日 10.8日 11.2日 11.3日 11.5日

対象範囲:アサヒグループ国内主要会社(対象範囲の詳細はこちら

従業員の月間平均残業時間(国内主要会社)

2012年 2013年 2014年 2015年 2016年
月間平均残業時間 23.2時間 22.5時間 23.9時間 22.1時間 21.8時間

対象範囲:アサヒグループ国内主要会社(対象範囲の詳細はこちら

出産・育児・介護の支援

アサヒグループは、従業員が出産や育児、介護と仕事を両立させ、活き活きと会社生活・社会生活を送っていけるよう、制度面やその運用面においても積極的に支援しています。その結果、国内主要会社の男性の育児休業制度利用率(配偶者出産休暇を含む)は59%、アサヒビール(株)の育児休業取得後の復帰率は97%となっています。

  • 育児休業前には、社内制度や育児休業に伴う諸手続きに関して、人事担当者との面談を実施しています。
  • 産前産後休暇、育児休業を利用する従業員にはパソコンを貸与し、休業中も社内情報などを閲覧できる環境を提供しています。
  • 産前産後休暇制度、育児休業制度の利用者が復職する際には人事担当者との復職面談を実施し、本人の職務内容の希望や生活面の現状を丁寧にヒアリングした上で復職に備えています。

育児休業制度・介護支援制度の利用状況(アサヒビール(株))

2012年 2013年 2014年 2015年 2016年
育児休業制度の
利用者数
男性 1人 3人 1人 5人 4人
女性 41人 52人 54人 60人 53人
合計 42人 55人 55人 65人 57人
介護支援制度の
利用者数
男性 1人 1人 2人 1人 0人
女性 2人 1人 1人 2人 0人
合計 3人 2人 3人 3人 0人

グループ会社からの出向者を含みます

多様な働き方の支援

アサヒグループでは、従業員が働きやすい職場づくりを推進しています。その一環として、有給休暇に関する制度面を整備するなど、福利厚生の充実に取り組んでいます。

出産・育児・介護に関する従業員支援制度(アサヒビール(株))

制度 概要 利用人数
産前産後休暇 最高付与日数は合計14週間。休暇中は健康保険組合を通じて賃金の一部が補填される制度。 38人
育児休業制度 子供が満2歳になるまでの間の休業制度。男性も利用することができる。 57人
(うち男性4名)
配偶者出産休暇制度 配偶者出産時に取得できる休暇制度。給与減額なしで最大5日間取得することが可能。 59人
育児就業時間制度 中学校就学前の子の育児のために、1日最大2時間分の就業を免除する制度(対象となる子が3歳未満の場合は就業免除分も有給)。 91人
(うち男性9人)
介護就業時間 対象家族の介護を行う者は、始終業時刻の始業から2時間または終業前2時間の就業を免除する制度。 8人
(うち男性1人)
介護休業制度 要介護者1名につき2年以内の期間で通算1年以内の休業や始終業の前後2時間の就業免除を認める制度(半日単位で積立休暇を使用可能)。休業期間中の所得の補填として、各種手当金が支給される。 0人
ウェルカムバック制度 勤続3年以上の従業員が結婚、妊娠、出産、育児、家族の看病・介護、配偶者の転勤などの理由で退職した場合、規定の条件が満たされていれば再雇用を認める制度。年齢制限なし。 8人
(1997年制度導入時からの利用人数)
スキルアップ休職制度 一定期間業務から離れ、自らのスキルアップ等のために利用できる休職制度。配偶者の海外転勤に帯同することもできる。(上限3年) 3人
シニアスタッフ制度
(フルタイム・パート)
定年後再雇用制度。希望する社員は、フルタイムあるいはパートとして就業することができる。(上限65歳) 97人
スーパーフレックス・フレックス制度 事業場の選択により、スーパーフレックス・フレックス制度を導入することができる。 85%の事業場に導入(工場除く)
在宅勤務制度 在宅勤務できる制度。2015年よりスーパーフレックス制度の併用を認め、時間単位での在宅勤務が可能になりました。 多数

2016年間、アサヒビール(株)
申請せずに誰でも利用できるため、人数の詳細は開示していません。

社外からの評価

「くるみんマーク」「プラチナくるみんマーク」の取得

2005年4月に施行された「次世代育成支援対策推進法」に基づいて従業員の子育てを支援する行動計画を策定し、その実績が認められた企業に「次世代育成支援対策推進法」認定マーク(愛称:くるみん)が交付されます。アサヒビール(株)では、2007年、2010年に「くるみんマーク」を取得しました。

また2015年4月から、「くるみんマーク」をすでに交付されていて高い水準の取り組みを行っている企業を対象とする「プラチナくるみんマーク」の交付が開始し、アサヒビール(株)は2015年7月に交付を受けました。

対象期間である2010年〜2015年に主に以下のような取り組みを進めてきたことが評価されての認定となりました。

  • 「ウェルカムバック制度」の新設など、多様な働き方を支援する制度の新規導入や改善
  • 男性社員・女性社員ともに、「育児休業」「配偶者出産休暇」といった制度の高い利用率
  • 所定外労働の削減に向けた各事業場ごとの継続した取り組み、在宅勤務のテスト導入、各種IT設備機器導入による効率化など、働き方の見直しに関する施策の導入
  • 女性向け研修の強化や育児休業復職者を対象とする情報交換会など、社員に対する啓発活動・研修の実施

くるみんマークとプラチナくるみんマーク

「健康経営銘柄」に選定

健康経営銘柄

健康経営銘柄は、東京証券取引所の上場会社の中から、従業員等の健康管理を経営的な視点で考えて戦略的に実践している企業を選定して紹介するものです。アサヒグループホールディングス(株)では2015年・2016年と、2年連続で健康経営銘柄に選定されました。

CSRマネジメント
CSR活動領域:食と健康
CSR活動領域:環境
CSR活動領域:人と社会
活動事例・トピックス
コーポレートガバナンス
アサヒグループの食育