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CSR・環境活動

トップメッセージ

小路明善社長

事業活動を通じたESGへの取り組みで
企業価値の向上を目指します

アサヒグループは2016年に「長期ビジョン」を新たに更新するとともに、その実現に向けて中期的な方向性を示した「中期経営方針」の取り組みをスタートしました。

この「中期経営方針」においては、3つの重点課題のひとつとしてESG(Environmental=環境、Social=社会、Governance=企業統治)への取り組み強化を掲げており、自然・社会関係資本や人材といった「見えない資本」を高度化するとともに、アサヒグループの強みを活かしたCSV(Creating Shared Value=共通価値の創造)への発展を実現させていきたいと考えています。

私は2016年3月のアサヒグループホールディングス(株)社長就任まで、グループの中核事業会社であるアサヒビール(株)の社長を5年近く務めてきました。その経験から感じていることは、ESGへの取り組みを推進するにあたっては、その取り組みと事業会社の活動との関連性を高めていくことが必須だ、ということです。

アサヒグループの強みは、これまで各事業会社が長年積み上げてきた事業活動から生み出されたものです。事業を通じてこれらの強みを活かしてこそ、ESGへの取り組みの深化やCSV(共通価値の創造)に結びつくのだと考えています。

例えばアサヒビール(株)では、主力商品である「アサヒスーパードライ」缶350mlとギフトセットのビール類の製造に2009年からグリーン電力を活用しています。対象となる商品の販売数量はすでに90億本を超えており、グリーン電力を使用した商品の中では「アサヒスーパードライ」が日本でNO.1の使用量を誇る商品となります。

「アサヒスーパードライ」は1987年の発売以来、累計販売箱数が36億箱に及ぶブランドです。このように大きなブランドに成長した背景には、さまざまなステークホルダーや自然資本、社会関係資本などとの共創を常に意識した活動を行ってきたこともあるのではないかと考えています。

また2015年には、国際的な非営利団体CDPが実施した調査において、アサヒグループホールディングス(株)は水資源管理と気候変動の両方で、最高評価の「Aリスト」に選定されました。

この調査で評価された点も、アサヒグループがまさしく事業そのものとして継続してきた活動です。具体的には、水資源管理では生産工程における水使用量削減や排水管理、気候変動ではグリーン電力の活用や省エネルギー型自動販売機の展開などが評価されており、企業が持続可能な社会の実現に貢献していくためには、やはり事業そのものをどう持続可能なものにしていくか、という発想が欠かせないことを改めて認識しました。

アサヒグループが2016年に新たに更新した「長期ビジョン」においては、「食の感動(おいしさ・喜び・新しさ)を通じて、世界で信頼される企業グループを目指す。」、「全てのステークホルダーの満足を追求し、持続的な企業価値の向上を図る。」ことを掲げています。 このビジョンを実現させるためには、ESGの取り組みやステークホルダーの皆さまとの関係強化を、事業と一体化させて具現化していくことが不可欠です。アサヒグループの事業活動を通じて社会的課題の解決に貢献できるよう、持続的成長を目指してさらなる企業価値の向上を実現していきたいと考えています。

アサヒグループホールディングス株式会社
代表取締役社長 兼 COO
小路明善