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株主・投資家のみなさまへ

2016年12月期 決算概況〔IFRS基準〕

業績及び前年同期との比較

※事業利益とは、売上収益から売上原価並びに販売費及び一般管理費を控除した恒常的な事業の業績を測る利益指標

エグゼクティブ・サマリー

2016年12月期の連結累計売上収益は、食品事業と円高に伴う為替影響を受けた国際事業が減収となりましたが、主に酒類と飲料事業の増収により、トータルでは前年比1.0%増収の1兆7,069億1百万円となりました。

事業利益は、国際事業が買収した欧州事業の一時費用の発生などにより減益となりましたが、飲料事業をはじめとした国内3事業の増益により、トータルでは前年比5.5%増益の1,484億8千6百万円となりました。

営業利益は、事業利益での増益に加え、主に遊休不動産の売却など資産の流動化やのれん等の減損損失の減少などにより、トータルでは前年比41.7%増益の1,368億8千9百万円となりました。

親会社の所有者に帰属する当期利益は、持分法適用会社の株式売却益が発生致しましたが、法人所得税費用の増加などにより増益幅が縮小し、トータルでは前年比17.8%増益の892億2千1百万円となりました。

セグメント別の状況

(単位:百万円)

2016年(IFRS基準)
  売上収益 前期比 事業利益 前期比 売上収益事業
利益率
酒類 976,649 0.6% 120,823 0.9% 12.4%
飲料 363,905 3.9% 32,335 28.0% 8.9%
食品 110,824 △ 0.4% 10,256 21.4% 9.3%
国際 250,316 △ 0.1% 12,348 △ 11.5% 4.9%
その他 102,279 5.2% 2,000 △ 18.3% 2.0%
調整額 △ 97,073 7.0% △ 23,028 - -
無形資産
償却費
- - △ 6,249 - -
合計 1,706,901 1.0% 148,486 5.5% 8.7%

酒類事業

酒類事業の売上収益は、ビール類の販売数量が増加したことや、ビール類以外の酒類とアルコールテイスト清涼飲料の売上がそれぞれ前年を上回ったほか、平成27年に新たに連結子会社となった「エノテカ株式会社」の業績が通年で加わったことにより、前期比0.6%増の9,766億4千9百万円となりました。 事業利益については、広告販促費が増加しましたが、増収効果のほか、缶蓋の軽量化などの製造原価低減の取組みにより、前期比0.9%増の1,208億2千3百万円となりました。

飲料事業

飲料事業の売上収益は、炭酸飲料やコーヒー飲料の販売数量が前年実績を上回ったことなどにより、前期比3.9%増の3,639億5百万円となりました。 事業利益については、増収効果のほか、品種・容器構成比の改善や最適生産物流体制の構築に向けた取組みにより、前期比28.0%増の323億3千5百万円となりました。

食品事業

食品事業の売上収益は、事業ポートフォリオの見直しの影響があったものの、主力ブランドを中心に好調に推移し、前年並みの1,108億2千4百万円となりました。 事業利益については、主力ブランドが好調に推移したことや、原材料を中心とした製造原価の低減などにより、前期比21.4%増の102億5千6百万円となりました。

国際事業

国際事業の売上収益は、円高の影響があったものの、各地域の事業が堅調に推移したほか、欧州ビール事業の業績の上乗せもあり、前年並みの2,503億1千6百万円となりました。 事業利益については、各地域の事業が堅調に推移したことに加え、製造原価低減の取組みによる効果もありましたが、豪州などの通貨安の影響や、欧州ビール事業買収に伴う一時的な費用の発生などにより、前期比11.5%減の123億4千8百万円となりました。