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ニュースリリース

アサヒグループホールディングスのニュースリリース

ニュースリリース

2012年08月30日
アサヒグループホールディングス株式会社

「防災」に関する意識調査
全体の過半数が防災用品を「準備していない」

〜9月1日の「防災の日」 認知度は全体の8割〜


  アサヒグループホールディングス株式会社(本社 東京、社長 泉谷直木)の、アサヒグループホールディングスお客様生活文化研究所は、8月22日(水)〜8月28日(火)にインターネットで、防災に関する意識調査を実施し、691人の有効回答を得ました。その結果から、下記のような傾向があることが分かりました。

  • ■全体の8割が「『防災の日』を知っている」と回答。世代とともに認知度は上昇。
  • ■防災用品の準備については、全体の約4割が「以前から準備をしている」と回答。過半数は「準備をしなければと
     考えているものの、まだ行っていない」「準備をするつもりはない」と回答。地域別の準備状況は東日本が
     西日本を上回る。
  • ■自宅で防災用品の上位は「懐中電灯・ロウソク」「飲料水」「携帯ラジオ・テレビ」「非常食」「電池」など。
  • ■携帯している防災用品の上位は「マスクやハンカチ」「自身の身元や連絡先、血液型などがわかるもの」
     「懐中電灯やLEDライト」など。

  • 今回は、9月1日の「防災の日」を前に「防災」に関するアンケート調査を実施しました。
  • 全体の80.0%が「(防災の日を)知っている」と回答しました。世代とともに認知度は上昇し、60代の認知度が最も高く91.2%でした。
  • 防災用品の準備については、「以前から準備している」と回答したのは全体の42.6%でした。「準備をしなければと考えているものの、まだ行っていない」(46.7%)、「準備をするつもりはない」(10.7%)と、過半数の57.4%は準備をしておらず、10人に1人は今後も準備をする予定がないという実態が明らかとなりました。地域別では、東日本で46.9%、西日本で38.4%の人が防災用品を準備していると回答し、東日本が西日本を上回る結果となりました。
  • 自宅の防災用品については、トップの「懐中電灯・ロウソク」(83.7%)に続き、「飲料水」(77.6%)、「携帯ラジオ・テレビ」(61.6%)、「非常食(カンパン、フリーズドライ食品など)」(46.3%)、「電池」(46.1%)が挙げられました。
  • 外出時に携帯している防災用品のトップは「マスクやハンカチ」(19.0%)でした。続いて「自身の身元や連絡先、血液型などがわかるもの」(18.4%)、「懐中電灯やLEDライト」(12.0%)が挙げられました。
東日本エリア:北海道、青森県、岩手県、宮城県、秋田県、山形県、福島県、茨城県、栃木県、群馬県、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、新潟県、山梨県、長野県
西日本エリア:富山県、石川県、福井県、岐阜県、静岡県、愛知県、三重県、滋賀県、京都府、大阪府、兵庫県、奈良県、和歌山県、鳥取県、島根県、岡山県、広島県、山口県、徳島県、香川県、愛媛県、高知県、福岡県、佐賀県、長崎県、熊本県、大分県、宮崎県、鹿児島県、沖縄県

Q.9月1日が防災の日ということを知っていますか?(1つ選択 n=691)
 ⇒全体の8割が「(『防災の日』を)知っている」と回答。世代とともに認知度は上昇。

 「関東大地震(があった日)」(男性50代、東京都)など、「知っている」と回答した人は80.0%でした。その一方、「知らなかった」という声は20.0%に留まり、大多数の人びとが「防災の日」を認識していることが明らかとなりました。「防災の日」は大正12年9月1日に発生し10万人以上の犠牲者を出した関東大震災にちなみ、昭和35年に定められたもので、毎年この日に全国の地方自治体や学校、会社等で防災訓練が実施されるようになっています。

 世代別で「防災の日」の認知度を聞いてみたところ、20代で60.5%、30代で76.3%と平均よりも下回ったものの、40代では80.4%、60代ではピークの91.2%に達し、世代と共に認知度が上昇する傾向が見られました。

Q.あなたのご家庭では、災害に備えて「防災グッズ」の準備をしていますか?(1つ選択 n=691)
 ⇒過半数は「準備をしなければと考えているものの、まだ行っていない」「準備をするつもりはない」と回答。

 「いつ大きな災害が起きても対応できるように最低限の準備はしている」(男性30代、長野県)など、「以前から防災袋や、防災に備える様々な準備をしている」と回答した人は42.6%でした。自由回答の中には「阪神淡路大震災を経験しているので、非常時に必要なものは準備できている」(男性50代、兵庫県)、「(東日本)大震災の時大変な思いをしたから、飲料水や懐中電灯など、最低限の防災グッズを玄関に置くようになった」(女性30代、東京都)など、大きな震災を経験して「防災グッズ」の準備の大切さを実感したという声も寄せられました。
 その一方、「準備をしなければ」と考えているものの、まだ行っていない」(46.7%)、「特に準備をするつもりはない」(10.7%)と、過半数の57.4%は準備をしておらず、10人に1人は今後も準備をする予定がないという実態が明らかとなりました。

東日本エリアに居住する人と、西日本エリアに居住する人で比較してみると、「以前から防災に備える準備をしている」という声は東日本エリアで46.9%であったのに対し、西日本エリアでは38.4%でした。主な理由は「日々の生活に追われて、時間がないので準備できていません」(女性40代、福岡県)など、準備する余裕がないという声や「どのようなものが必要なのか漠然としていて手の付けようがない」(男性60代、香川県)など、防災用品に対する知識がないという声が挙がりました。また「自分は大丈夫という気持ちがあるから」(女性20代、福岡県)など、実感がわかず、危機意識が薄いという声も寄せられました。


Q.災害に備えて、日ごろからご自宅に準備している「防災グッズ」を具体的に教えてください。
                                                    (複数選択  n=393)
 ⇒上位は「懐中電灯・ロウソク」「飲料水」「携帯ラジオ・テレビ」「非常食」「電池」。

 最も回答が多かったのは「懐中電灯・ロウソク」(83.7%)でした。「懐中電灯を各部屋に置いている」(女性30代、茨城県)など、停電、夜間の災害に備えて緊急用の明かりは必要不可欠という声が寄せられました。3位は「携帯ラジオ・テレビ」(61.6%)が挙げられました。正しい情報をすばやく得て、落ち着いて行動するために準備する声が目立ち、「懐中電灯」と共に携帯型の電化製品に高い支持が寄せられました。5位には「電池」(46.1%)が挙げられ、停電時の照明および電源確保に備えて、単1から単4乾電池までの各種電池を備蓄する人が多いようです。自由回答の中には「手回し式防災ラジオ、手回し式懐中電灯…」(男性70代)など、電池切れの心配がない「手回し式で充電可能なもの」を選んでそろえる人もいました。
 電化製品以外で目立ったのは、2位の「飲料水(ペットボトル、缶など)」(77.6%)でした。「水道が止まった時のために、ペットボトルの水を2ケース買い置きしてある」(女性30代、愛知県)など、人が生きるうえで欠かせない「飲料水」をペットボトルでストックしているという声が寄せられました。自由回答の中には、飲料水のほか、断水時のトイレ排水用として「風呂の残り湯」の利用を考えている人も目立ちました。
 さらに「湯を沸かせるカセットコンロとガスボンベ、フリーズドライの商品を2日分程度常備している」(女性40代、岡山県)など、4位は「非常食(カンパン、フリーズドライ食品など)」(46.3%)でした。中には「普段から家に缶詰、インスタントラーメン、お菓子など日持ちのする食品をそろえている」(男性40代、兵庫県)など、特に「非常食」と「日常食」を分けず、日ごろの食事の中でもインスタント、レトルト食品などを積極的に取り入れ、減ったら買い足すという人もいました。以下、「軍手」(42.5%)、「ティッシュ・トイレットぺーパー」(31.6%)、「タオル」(28.2%)、「救急セット・医療品(薬)」(28.0%)が続きました。


Q.外出中の被災に備えて携帯しているものはありますか?(複数選択 n=631)
 ⇒上位は「マスクやハンカチ」「自身の身元や連絡先、血液型などがわかるもの」
   「懐中電灯やLEDライト」など。

 最も回答が多かったのは「マスクやハンカチ」(19.0%)でした。「ハンカチは血を流している人がいたら止血に協力できる。マスクは、もし有毒ガスなどが発生しても自分への被害を減らすことができるから」(女性40代、大阪府)など、外出時のエチケットアイテムであるハンカチやマスクは、いざという時の防災グッズとしても有効であることがうかがえます。次に2位は「自身の身元や連絡先、血液型などを記したもの」(18.4%)でした。「健康保険証のコピーと血液検査のカードを定期入れに入れて持ち歩いている」(男性50代、千葉県)など、万が一、外出時に災害や事故に巻き込まれた場合、大怪我を負った場合を想定して携行しているという声が寄せられました。同様7位にも「笛・ブザー」(6.5%)が挙げられ、自分の居場所を知らせる「笛・ブザー」は防犯のほか、地震などで建物やエレベーターなどに閉じ込められたときに役立つアイテムの一つと言えます。家庭内で必要な防災グッズは電気や水道、ガス、電話などの「ライフラインなし」で生きるための備えが中心でしたが、一方、外出時は怪我や事故など、予想外のトラブルに巻き込まれた場合に備えた準備が重要であることがうかがえます。
 以下、「財布の中にLEDライトを入れている」(女性50代、大阪府)など、3位に「懐中電灯やLEDライト」(12.0%)、4位に「常備薬や応急救護セット」(9.2%)、5位に「チョコレートや飴などの携帯食」(8.9%)が続きました。
 その一方、「(外出中の防災グッズは)特になし」という声は54.0%を占めました。「今は気が緩んで何も準備していない」(女性50代、兵庫県)など、自宅と異なり、外出時の備えは不十分という人が意外に多いことがうかがえます。


【調査概要】

調査対象 全国の20歳以上の男女691人(有効回答数、男性370人、女性321人)
調査方法 インターネット
調査期間 2012年8月22日(水) 〜 8月28日(火)