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ニュースリリース

アサヒグループホールディングスのニュースリリース

ニュースリリース

2015年2月24日
アサヒグループホールディングス株式会社

全体の9割以上が「節約」を意識

「節約を強く意識する」が過去5年間で最高値

節約疲れや節約によるストレスが増加傾向


 アサヒグループホールディングス株式会社(本社 東京、社長 泉谷直木)お客様生活文化研究所は、2015年2月4日(水)〜2月10日(火)にインターネットで「節約」をテーマに意識調査を実施し、1,419人の有効回答を得ました。その結果から、下記のような傾向が分かりました。

  • ■ 9割以上が「節約を意識している」と回答 ― 過去5年間で「強く意識」という声が最高値
  • ■ 節約目的は「消費税増税」(41.1%)、「長引く経済不況」(39.6%)、「老後の生活不安」(35.9%)
  • ■ ライフラインの節約優先順位は「電気>水道>ガス」
  • ■ 過去4年間で「節約」でストレスを感じている人が最高値―節約疲れやストレスが増加傾向
  • ■ 半数近くが「増税容認派」

Q.あなたは日ごろ、「節約」を意識して生活していますか?(N=1,419)
全体の9割以上が「節約を意識している」と回答
              ― 「強く意識している」(35.6%)の比率が過去5年間で最高値。

 日頃の「節約意識」について調査したところ、「強く意識している」(35.6%)、「まあまあ意識している」(54.8%)という声が全体の9割以上。そのうち、「強く意識している」「まあまあ意識している」という声を性別でみると、男性回答86.0%に対し、女性回答は8%以上高い94.3%。主婦層からは、家計費の削減に取り組まれているとの声なども寄せられました。

 過去同時期に実施した調査と比較すると、今年の「強く意識している」(35.6%)は、過去5年間で最も高い数値となります。2011年が30.2%、2012年が30.5%、2013年が28.7%、2014年が32.7%、そして2015年が35.6%。増税を控えた2014年春の調査時に32.7%まで急上昇しましたが、今年はさらに上回った結果です。

 節約の理由として最も回答が多かったのは「昨年の春に消費税が8%に増税したため」(41.1%)。支出が増えた分、必要最小限の買い物に留めているという声も寄せられました。また、円安の影響に伴う食料品や生活用品の値上げも「節約意識」を高める要因となっているようです。そして、「長引く経済不況のため」(39.6%)、「老後の生活不安のため」(35.9%)と続きました。

Q.現在、あなたが「節約」していることは何ですか? (N=1,241)
ライフラインの節約優先順位は「電気>水道>ガス」
家計に占める「食費」「外食費・飲み代」を抑える ― 安くても「安心・安全」重視

 具体的な節約方法についてのアンケート結果をみると、1位は「節電している」(75.7%)。使っていない家電の待機電力の削減や、LED照明、省エネ家電への切り替えなど、家庭内の消費電力のカットに努めているという声が多数寄せられました。
 同じくライフラインでみると、3位に「節水している」(52.5%)がランクイン。「お風呂の残り湯の二次利用」などで節水対策を心がける人が目立ちました。「節ガスしている」(34.4%)は6位。まさに生活を支える「電気」「水道」「ガス」の節約に注力する方が多いことが分かります。今回の調査結果によると、その優先順位は「電気>水道>ガス」の順でした。

 節約方法2位は「食費を抑えている」(53.3%)。「食料品のチラシチェックは欠かさず、底値で購入。夜遅く帰宅する時はスーパーの閉店間際のセールを買う」(女性40代、広島県)など、毎日の食費を少しずつ削減している方も少なくありません。自由回答をみると、「食費は原産国とかを気にするが、なるべく安いものを買う」(女性30代、静岡県)、「子どもたちが成長し、この1年で食費が大幅に増加。栄養があって低価格の食材と、毎日の献立に頭を悩ませている」(女性40代、新潟県)など、安くても安心・安全な食材が求められていることが分かります。3位は「外食費・飲み代を抑えている」(51.7%)でした。

Q.節約を意識しながらの生活は苦しい?楽しい? (N=1,330)
 ⇒ 過去4年間で「節約」でストレスを感じる割合が過去最高

 「節約」を意識して生活することへのマインドを調査。「友人との飲み会も行けません。ファッション・化粧品・食事代全てにおいて最低限で生活している」(女性50代、大阪府)など、「大変苦しい」と回答した人は8.4%。さらに「まあまあ苦しい」という声も32.2%を数え、全体の4割以上の人びとが節約によるストレスを溜め込んでいるようです。
 その反面、「むしろ楽しい」(13.8%)、「苦しいと思ったことがない」(28.2%)という、節約を習慣化している人や、ゲーム感覚で楽しみながら節約を進める人も少なくないようです。節約に関する「ストレス派」(40.6%)と「ポジティブ派」(42.0%)は均衡しています。

 過去4年間の節約に対する「ストレス派」と「ポジティブ派」の数値を比較してみると、2012年は「ストレス派」が29.6%、「ポジティブ派」が52.0%、2013年は「ストレス派」が35.7%、「ポジティブ派」が49.7%、2014年は「ストレス派」が33.3%、「ポジティブ派」が46.6%と、年を追う毎に「ポジティブ派」が減少傾向にあることが判ります。さらに今回の調査では「ストレス派」が40.6%、「ポジティブ派」が42.0%と、「ストレス派」が初めて40%台まで達し、「節約疲れ」によるストレスやイライラがかなり募り始めていることがうかがえます。

Q.消費税10%への増税先送りについて、どう感じていますか? (N=1,419)
 ⇒ 「予定通り今春すべきだった」(11.1%)、「先延ばしは妥当」(37.2%)、 「増税は中止すべき」(42.5%)

 消費税10%の引き上げについてもアンケートを実施。「現在の景気を考えれば、今春の増税を先伸ばしたのは妥当」と回答した人は37.2%。対して、将来を考えれば、手遅れにならないうちに早めの対応が必要という考えなどから、「予定通り、今春に消費税10%に増税すべきだった」という声も11.1%を数えました。

 「今春に増税すべき」「先延ばしが妥当」と全体の半数近くが「増税容認派」でしたが、その一方で「これ以上の引き上げに反対(増税は中止するべき)」という声も42.5%を占めました。「収入が低い世帯ほど、税負担が重い消費税には欠点がある」(男性40代、東京都)、「年金に頼る老齢層には増税はきつい」(女性50代、東京都)など、格差社会が叫ばれる中、低所得者ほど税負担率が上昇する消費税の在り方を疑問視する人もいました。

 今回は、「節約」をテーマとして意識調査を実施。全体の9割以上が「節約」を意識していることが分かりました。特に、「強く意識」という声は、過去5年間で最も高い数値を示しました。
 また、過去4年間の節約に取り組むマインドを比較すると、昨年までは「ポジティブ派」(2014年=46.6%、2015年=42.0%)が「ネガティブ派」(2014年=33.3%、2015年=40.6%)を大きく上回っていましたが、今回の調査では数値がほぼ均衡し、「ネガティブ派」が40%台まで達しました。こうした背景には消費税増税や物価上昇などがあり、家計へも影響が出始めているご家庭が多くなってきているともみてとれます。今まで以上に切実な問題として節約を意識し始めている人が増えていることがうかがえる結果といえます。


【調査概要】

調査対象 全国の20歳以上の男女1,419人(有効回答数、男性681人、女性738人)
調査方法 インターネット
調査期間 2015年2月4日(水)〜2月10日(火)