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ニュースリリース

アサヒグループホールディングスのニュースリリース

ニュースリリース

2015年8月31日
アサヒグループホールディングス株式会社

「防災」に関する意識調査
〜9月1日は「防災の日」 認知度は8割で3年前より減少〜
防災グッズの最優先は、飲料水


アサヒグループホールディングス株式会社(本社 東京、社長 泉谷直木)の、アサヒグループホールディングスお客様生活文化研究所は、2015年8月19日(水)〜8月25日(火)にインターネットで、「防災の日」に関する意識調査を実施し、831人の有効回答を得ました。その結果から、下記のような傾向があることが分かりました。

  • ■ 2割以上が、「防災の日」を知らないー世代が若くなるにつれ認知率が低下
  • ■ 「防災の日」の認知度は2012年と比べて、4.2%減少
  • ■ 防災グッズの準備をしている方は、約4割
  • ■ 防災グッズの最優先は「飲料水」

Q.9月1日が「防災の日」ということを知っていますか?(単回答 N=831)
 ⇒ 全体の2割以上が(防災の日を)知らないー20代の認知率は約5割
 ⇒ 2012年よりも認知率が4.2%低下

「防災の日」は、1923年(大正12年)9月1日に発生したマグニチュード7.9の巨大地震の教訓として、日ごろから防災意識を高めるために1960年(昭和35年)に制定されました。 9月1日が「防災の日」ということを知っている人を聞いたところ、「知っている」と回答した人は75.8%。その一方、「知らなかった」という声も24.2%を数えました。 ちなみに2012年の同時期に実施した同調査によれば、「知らなかった」という声は20.0%であったことから、3年前よりも「防災の日」の認知率が低下していることが判明しました。

また、年代別で「知らなかった」という声を見てみると、60代では最も数値が低い13.2%でしたが、50代で18.1%、40代21.4%と徐々に増加。さらに20代では半数近い45.7%まで一気に数値が上昇し、世代が若くなると共に認知率が低下する傾向がうかがえます。本来は、平時から防災意識を高めることを目的とする「防災の日」ですが、年々その意識が若者を中心に弱まっているという問題が浮き彫りとなりました。

9月1日が「防災の日」と知っている?

Q.ご家庭で、災害に備えて「防災グッズ」の準備をしていますか?(単回答 N=831)
 ⇒ 準備している方は、約4割

防災の準備は万全?

「防災グッズ」の備えについて聞いたところ、「以前から防災袋や、防災に備える様々な準備をしている」という声は40.1%。東日本大震災の教訓を生かし、防災対策に積極的に取り組む人が目立ちました。

その反面、「『準備をしなければ』と考えているものの、まだ行っていない」という声は53.3%でした。「防災グッズ」の備えが不十分と感じている人が目立ちました。

Q.災害に備えて、日ごろからご自宅に準備している「防災グッズ」は?(複数回答 N=324)
 ⇒ 「水」と「灯り」を重要視、続いて「非常用の食料」

災害に備えて、ご自宅に準備している「防災グッズ」を聞いたところ、最も回答が多かったのは「飲料水(ペットボトル、缶など)」(86.7%)でした。人間の生命線である「水」の買い置きを第一優先にする声や、飲料水ばかりではなく、災害時の水洗トイレ対策などの用途として、夜間も風呂の水を張りっぱなしにしているご家庭も少なくありませんでした。

2位は「懐中電灯・ロウソク」(82.7%)でした。夜間の災害発生に備えて、懐中電灯など照明を寝室に常備しているという声が上がりました。特に東日本大震災時には原発事故に伴い、計画停電などがしばらく続き、ランタンやロウソクが役立ったという経験から、「水」と共に「灯り」を重視する人が目立ちました。

次に3位は「非常用の食料(缶詰、フリーズドライ食品、カンパンなど)」(71.6%)。「(東日本大)震災で食糧不足になったので、ミネラルウオーターとレトルトカレーやカップラーメンは常備して、時々入れ替えている」(女性40代、茨城県)など、救援物資が届くまでの数日間を過ごせるだけの食料品を確保しているという声もありました。

日ごろから準備している「防災グッズ」は?

1 飲料水(ペットボトル、缶など) 86.7%
2 懐中電灯・ロウソク 82.7%
3 非常用の食料(缶詰、フリーズドライ食品、カンパンなど) 71.6%
4 携帯ラジオ・テレビ 63.0%
5 電池 58.6%
6 軍手 49.1%
7 ティッシュ・トイレットぺーパー 45.1%
8 タオル 42.6%
9 お菓子(チョコレート、キャンディーなど) 38.9%
10 ゴミ袋 34.0%

MA(複数回答)/n=324人(「準備している」と回答した人)

今回は「防災の日」を控え、皆さんのご家庭の防災対策について聞いてきました。各ご家庭における「防災グッズ」の備えは、「『準備をしなければ』と考えているものの、まだ行っていない」という声が53.3%を占め、防災に向けた備えに不十分さを実感している人がとても多いことが判ります。

また、日常的に非常食を食べて、食べたら買い足すという行為を繰り返し、常に家庭に新しい非常食を備蓄する「ローリングストック法」を取り入れるのもおすすめです。これまで、備蓄は3日分あれば十分と言われていましたが、内閣府「平成25年度 広報ぼうさい」によると、非常に広い地域に甚大な被害が及ぶ可能性のある南海トラフ巨大地震では、「1週間以上」の備蓄が望ましいとの指摘もあります。日常生活の中に取り入れやすい方法で、防災対策を見直してみてはいかがでしょうか。

【調査概要】

調査対象 全国の20歳以上の男女831人(有効回答数、男性440人、女性391人)
調査方法 インターネット
調査期間 2015年8月19日(水)〜8月25日(火)