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ニュースリリース

アサヒグループホールディングスのニュースリリース

ニュースリリース

2017年7月3日
公益財団法人アサヒグループ学術振興財団

アサヒグループ学術振興財団主催講演
『健康で豊かな食生活を考えるヒント』
参加者募集のお知らせ

公益財団法人アサヒグループ学術振興財団(所在地 東京都墨田区、代表理事 加賀美 昇)は、9月19日(火)に、講演『健康で豊かな食生活を考えるヒント』をアサヒグループ本社ビルにて開催します。この講演会への参加者200名様を募集します。

アサヒグループ学術振興財団は、1984年の財団設立以来、人と社会の未来を展望し、学術研究の発展と国民生活の向上に寄与することを目標として、日本国内の大学・研究所等に所属する研究者、または学識があると認められる個人およびグループを対象に、主として食に関わる「生活科学」「生活文化」及び「地球環境科学」「サスティナブル社会・経済学」の4部門に関する研究活動の助成をおこなうとともに、各種研究に関する発表やシンポジウムなどを開催しています。

このたびの講演では、財団発足時からの助成対象部門である生活科学、生活文化の両部門から、これまでに学術研究助成をさせていただいた研究者を招き、講演会を開催します。

食文化は、国・地域により似ているところ、違うところがあり、食品は人間の身体に有益な働きを有する一方で、食品アレルギーなどは社会問題ともなっています。本講演を通して、参加された方が食文化、食品がもつ多様性、多面性に触れ、日々の食生活を振り返るヒントを得る機会となればと考えます。

その他、講演内容の概要については末尾【講演の要旨】をご参照ください。

【概要】
タイトル 健康で豊かな食生活を考えるヒント
日時 9月19日(火)13:45〜16:00
場所 アサヒグループ本社ビル  東京都墨田区吾妻橋1-23-1
スケジュール
概     要
13:15
開場・受付開始
13:45
主催者挨拶
【講演】
14:00〜15:00
講演者
お茶の水女子大学基幹研究院研究員  福留奈美氏
(平成26年度「生活文化部門」助成)
演題
「生活文化をとらえる視点」
― ユズと醤油を通して見る、アジアの中の日本―
15:00〜16:00
講演者
東京農工大学大学院
農学研究院応用生命化学部門 准教授 好田正氏
(平成27年度「生活科学部門」助成)
演題
「食品のちからを科学する」― 食品が持つ無限の可能性―
参加費 無料(事前の申し込みが必要)
応募開始 7月3日(月)10:10開始 定員に達し次第受付終了
定員 200名様(先着順)
応募方法 Webサイトからの応募のみ受付
http://www.asahigroup-foundation.com/academic/business/170919.html
発表 お申し込み後、受付完了メールを送信いたします
主催 公益財団法人アサヒグループ学術振興財団
問合せ先 アサヒグループ学術振興財団 事務局 電話:03-5608-5202
受付時間 10:00〜12:00、13:00〜17:00(土・日・祝日、8/14、15を、除く)
【講演の要旨】

講演者:福留 奈美氏 お茶の水女子大学基幹研究院研究員
テーマ:「生活文化をとらえる視点」― ユズと醤油を通して見る、アジアの中の日本―

何を食べどのように生活するかは、人によって、家庭によって、また地域や国によって違いますが、似ているところもたくさんあります。「何が同じで何が違うのか?」私の研究は、日本で生活する中で、また諸外国を旅する中でわいてきた疑問から始まりました。アジアの国々と日本の生活文化の違いを客観的にとらえる試みとして行なった、出身地高知の特産品であるユズと日本の伝統的な発酵調味料である醤油を題材にした研究の事例をご紹介いたします。

講演者:好田 正氏 東京農工大学大学院 農学研究院応用生命化学部門 准教授
テーマ:「食品のちからを科学する」― 食品が持つ無限の可能性― 

食品は単に栄養となる以外にも私達の体に大きな影響を与えています。その中でも、免疫系に働きかけて
活性化したりバランスを整えたりする強い働きを持っていることが近年の研究で明らかにされてきました。

私達のグループでは、食品の免疫調節機能を有効に利用することで健康な体を作ることを目指して研究をしています。一方で、時として食品は免疫系を介して食品アレルギーを引き起こしてしまうことも知られています。本講演では身体に良い影響をもたらすことが期待される食品やその作用メカニズムについてご説明するとともに、食品アレルギーが起こる仕組みや発症を防ぐ取り組みについてもご紹介いたします。

講演者
プロフィール

福留 奈美(ふくとめ なみ)
お茶の水女子大学大学院後期博士課程修了。博士(学術)
家政学 / 生活科学部で食物学・調理学を専攻。食材の製法、選択、調理・加工、食べ方、嗜好要因などを含む調理文化を主な研究対象とし、食材・調味料の利用法の国際比較研究、調理用語や感覚表現など言葉の研究にも取り組む。また、テイスティングとレクチャーを組合わせたワークショップを日本の食文化を題材に企画し、大学の英語サマープログラムや国内外の研究会などで実践する。(一社)和食文化国民会議 調査・研究部会幹事、(一社)日本調理科学会「次世代に伝え継ぐ日本の家庭料理」50周年記念出版委員会委員、国際NPO法人スローフード協会会員

好田 正(よしだ ただし)
1994年、東京大学農芸化学科卒業。1996年、同大学院修士課程修了。
1998年、同博士課程を中退して東京農工大学に助手として着任。
2012年に同准教授となり現在に至る。その間、2003年に学位取得、博士(農学)。大学在籍時に食品の持つ免疫調節機能の大きな可能性に魅せられ、それ以来20年以上にわたってその活用法について研究を続けている。

【主な著書】『食品とからだ−免疫・アレルギーのしくみ−』(共著,朝倉書店)、『食品免疫・アレルギーの辞典』(共著,朝倉書店)、『機能性食品の作用と安全性百科』(共著,丸善)ほか。