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アサヒ ラボ・ガーデンは2018年2月16日(金)を持ちまして閉館いたしました。皆様の長年にわたるご愛顧に心から感謝申し上げます。

イベントの報告

「カルピス」を作った男、三島海雲の人生
「カルピス」歴史展記念イベント
開催日時
2015年7月22日(水)14時~15時半
講師
公益財団法人 三島海雲記念記念財団 中村 長松さま
このイベントは
終了しました

投稿日:2015年7月22日 16:17 投稿者:みやも カテゴリー: 成人

本日のイベントは、『「カルピス」を作った男、三島海雲の人生~「カルピス」歴史展記念イベント~』です音符

今日はお足元の悪い中でしたが、多くの方にお越しいただきました。

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現在、アサヒ ラボ・ガーデンでは、2016年3/31(木)まで、カルピス株式会社の社史展示を行っていますライト


カルピス社創業者 三島海雲(みしま かいうん)は、1878年大阪の箕面のお寺に生まれました。青年期にモンゴルで出会った「酸乳」をもとに、日本初の乳酸菌飲料「カルピス」を発明します。
本日のイベントは、明治、大正、昭和の3つの時代をまたいで、時代の波に翻弄されながらも企業経営を行った海雲の波乱万丈の人生を、「カルピス」を召し上がっていただきながらたどるイベントですひらめき

講師は、公益財団法人 三島海雲記念財団 中村長松様ですライト

今日は海雲の人生を、4期に分けて、中村講師が丁寧にお話下さいましたよ。

第1期 幼・少・青年時代では、海雲の略歴と共に、母の慈愛、生涯の恩師杉村楚人冠との交わりや、前田慧雲先生の教えなどを中心にお聞きしましたconfident

海雲の生まれたお寺は、檀家が少なく貧しい生活だったそうで、海雲の母は「これからの人間に教育は欠くことができない」と考え教育資金のために自ら開業して、海雲を養うという大変に行動力のある方だったそうです。

病弱で気性の激しい少し変わった子どもだった海雲を、母は惜しみない努力と愛情で包み、育てられたそうですconfident

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15歳で京都西本願寺文学寮に入学し、杉村楚人冠と出会います。

「自然のような人間になれ」エマーソンの名句を通し、杉村恩師からその名句の精神を学び、その後半世紀に渡り杉村恩師は機会あるごとに海雲を支援してくれたのだそうですライト

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第2期では、中国に渡ってからの十余年間のお話でした。

海雲が"一生にたった一度のウソ"をついたというお話は、海雲の人柄と恵まれた人脈に納得のお話でしたconfident

その後の波乱万丈の人生の中で、出会った内モンゴルの乳製品にヒントを得、「カルピス」を誕生させたのだそうですひらめき

皆さま熱心にお聞き下さっていますよ耳

本日は「カルピス」をご自身でお作り頂き召し上がっていただいていますsign01

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海雲は生涯、「国利民福」―国家の利益となり、人々の幸福につながる事業を成すことを人生観とし、

人々の健康に役立つ食品の開発に熱意を捧げました。
海雲は、「カルピス」の本質は
"おいしいこと"、
"滋養になること"、
"安心感のあること"、
"経済的であること"
の4つとし、社会貢献と広告活動を両立したマーケティングを行うなど、天性のアイデアマンでした。

お話の最後は、三島海雲記念財団設立の経緯と、最近の話題などを聞かせて頂きましたよライト
本日のイベントはいかがでしたでしょうか?
ぜひ、ラボ・ガーデンで開催中の「カルピス」歴史展にも足を運んで頂き、三島海雲の甘くてすっぱい波乱万丈の人生と共に、「カルピス」の歩みをご覧くださいネ音符
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