- 被災地のプロジェクトからビールが誕生
- 震災から6年。復興の“今”をお伝えします
- 開催日時
- 2017年4月25日(火)18:30~19:30
- 講師
- アサヒビール(株)伝田潤一講師、アサヒグループホールディングス(株)松沼彩子講師
- このイベントは
終了しました
本日のイベントは、『被災地のプロジェクトからビールが誕生』でした。
東松島みらいとし機構とアサヒグループが取り組む「希望の大麦プロジェクト」、その大麦からビールが誕生しました。
このイベントでは、限定ビールを味わいながら、被災地の復興の様子をお伝えしていきます。
講師は、アサヒビール(株)伝田潤一講師と、
アサヒグループホールディングス(株)松沼彩子講師です。
2011年3月11日の東日本大震災から6年がたちましたね・・・。
震災の時にどんな事が現地でおこっていたのか、あの日の事を振り返る映像を見ていただきました。
その時の宮城県東松島市の様子も見ていただきました。
浸水地域は市街地の65%だったそうです。
一般社団法人東松島みらいとし機構は、復興まちづくり計画の事業化促進と持続可能な「環境未来都市」構想の実現へ向けてつくられました。
東松島みらいとし機構(HOPE)は、地域活性化事業を展開し、行政とともに地方創生を推進しています。
東松島市の復興への取り組みについてのお話をお聞きいただきました。
取り組みとして、震災がれきのリサイクルや、市民による地域防災推進などが行われています。
アサヒグループは、現地と本音のコミュニケーションをとり、何ができるのか?を考えました。
被災した地域に「なりわい」と「にぎわい」を生み出すにはどのようにしたらいいのか・・・?
そこで考えられたプロジェクトは・・・被災土地の有効活用として大麦を栽培することでした。
「希望の大麦プロジェクト」の始まりです
アサヒグループは、復興庁を通じたニーズ把握をきっかけに、HOPEへ人材派遣を行いました。
派遣の目的は、現地の復興に寄与することです。
第1期に派遣されたのが、伝田講師です。
伝田講師は、2013年4月~2015年3月まで東松島市で勤務されました。
現地での貴重なエピソードなどをお話いただきました。
これまでの取り組みについてもご紹介しました。
2015年には、アサヒグループ「麦踏みボランティア」を実施しました。
2015年6月には、初めての収穫が行われました。
2015年8~10月には、商品開発に向けたワークショップが行われました。
東松島市希望の大麦プロジェクトから大麦のお菓子「希望の大麦ダクワーズ」が製造・販売されました
また、東松島市の地ビールも完成しました!!!
2017年には、被災土地の大麦からアルトタイプのビールである「希望の大麦エール2017」が誕生しました
ローストした麦芽の香りと、ほのかなカラメルの香りがし、大麦由来のまろやかで豊かな味わいと調和のとれた苦味が特徴のビールとなっていて、麦芽由来のまろやかで豊かな味わいとなっています
本日は、皆さんに「希望の大麦エール2017」をご試飲いただきました。
「希望の大麦ダクワーズ」もご用意しましたので、お楽しみいただきましたよ
お味はいかがでしょうか??
最後は、東松島市の復興の課題についてお聞きいただきました。
復興の課題として、不登校生徒の増加があり、心の復興が必要だというお話もありました。
現在行われている復興への取り組みについてもご紹介しました。
取り組みとして、市民とともに進める住宅再建などが行われています。
ご参加くださった皆さん、本日はいかがでしたでしょうか?
これからもアサヒグループ(株)は、被災地と共に歩んで参ります。
お忙しい中、ご参加くださった皆さん、ありがとうございました