- 世界のビールと「アサヒ スーパードライ」
- ワインと日本酒のスペシャリストが語るビールの多様な世界
- 開催日時
- 2017年5月17日(水) 18:30~19:30
- 講師
- Sake Experience Japan ㈱ 井谷 健 講師
- このイベントは
終了しました
本日のイベントは「世界のビールとアサヒ スーパードライ~ワインと日本酒のスペシャリストが語る ビールの多様な世界」です
本日もたくさんのお客様にご参加いただきました
本日の講師は、元アサヒビール社員で、現在、サケ エクスペリエンス ジャパン㈱の代表をされている井谷 健さんです
井谷さんは、アサヒビール時代は、チリワインの「アルパカ」のブランドマネージャーをされていました。
ラボ・ガーデンでも、ワインのイベントには何度も講師で登壇して頂きましたが、本日は、ビールのお話を中心に、お酒全般の魅力をお話いただきます
早速、まず世界のビールについて、井谷さんから皆さんに質問が出ましたよ
お酒の歴史についてです
ビールは、メソポタミヤ文明の頃(BC3500年)から造られていると言われていますので、5500年の歴史がありますが、ワインの歴史は?日本酒の歴史は?
なんと、ワインは8000年、日本酒が2000年なのだそうですよ。
また、現在、ビールには世界に96種類ものカテゴリーがあるのだとか
例えば、コーヒービールやグルテンフリービール、吟醸ビールなど、あまり聞き慣れないカテゴリーもありましたね。
さて、ここで、日本のビールについてのお話です。日本では江戸時代にビールが飲まれ始めました。徳川吉宗に献上されたのが最初で、ごくごく限られた階級の人だけの高級な飲み物だったそう
一番最初に商品として広く飲まれたビールは、明治に入る少し前、イギリスのビールでした。
本日はこの時販売されたビールもご試飲いただきますよ
次に、ビールの製法についても、分りやすく教えていただきました。
原料処理~仕込み~発酵~1~3ヶ月かけて製造するそうですよ。
ワインや日本酒に比べると、比較的短い期間で製造されますね~。
ビールのタイプ別の特徴を教えていただいたあと、早速スーパードライでカンパイしました
井谷講師から、スーパードライの美味しい注ぎ方も教えていただき、「本日の出会いにカンパ~イ 」
お味はいかがでしょうか?
次に世界のビールも飲み比べしていただきました。
ピルスナー(ラガー)タイプのベルギー「ステラ・アルトワ」、
ベルジアム・ホワイト(小麦ビール)タイプのベルギー「ヒューガルデン ホワイト」、
日本で初めて商品として一般に販売されたエール(大麦)タイプのイギリス「バス ペールエール」
それぞれの特徴も聞きながらのご試飲は、興味深く美味しいですよね。
香りの特徴や料理との相性も教えていただきました
濃さで合わせる、産地で合わせる、色で合わせる、味わいで合わせる。また、真逆の組合せも絶妙なマッチングとなることもあり、そんな発見をご自身で探していただくのも、お酒の楽しみ方のひとつなんですよ、と井谷さん。
井谷さんはワインにも精通されているので、ワインと比較しての、食事とのマリアージュポイントのお話も、ポンポン出てきてとっても楽しかったですよ
今日は、アサヒ スーパードライと世界のビールを堪能しました
どのビールがお好みでしたでしょうか。各テーブルでお話も弾んでいましたね~。
アサヒスーパードライの魅力、酵母のすごさを感じていただけたなら幸いです
◇ 講師プロフィール
【講師プロフィール】井谷 健
2005年9月 神戸大学卒業
2006年4月 アサヒビール株式会社入社 静岡支店(現静岡支社)に配属
2010年9月 アサヒビール株式会社ワイン事業部へ異動(現マーケティング第四部) フランス/イタリア/スペイン/オーストラリア/チリ/アルゼンチンを担当。
2015年 チリワイン「サンタ・ヘレナ・アルパカ」を輸入ワイン市場初の100万ケース販売達成。アサヒビール社長賞受賞
2016年8月 アサヒビール株式会社を退社し、Sake Experience Japan株式会社を設立http://sakeexperiencejapan.com/
現在 代表取締役として、日本初のインバウンド対応のゴルフツーリズム雑誌「Luxury Golf Travel Japan」に寄稿/酒蔵ツーリズム、酒セミナーなど幅広く活動中。