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アサヒ ラボ・ガーデンは2018年2月16日(金)を持ちまして閉館いたしました。皆様の長年にわたるご愛顧に心から感謝申し上げます。

イベントの報告

Whisky+(プラス) EDAYA
このイベントは
終了しました

投稿日:2014年5月28日 17:06 投稿者:みやも カテゴリー:

本日のイベントは、毎月恒例のWhisky+(プラス)
社会起業家のお話を、ウイスキー片手に楽しむイベントプログラムです。
なぜ、その活動を始めのか、どんな喜びがあるのか、大変なことって、なんですか?
どんな未来を描いていますか。
若手社会起業家とのトークでつづる90分です。

本日は、いつものラボ・ガーデンの雰囲気とは違った中で、ゆったりとお話をお聞きいただきますよひらめき

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Whisky + (プラス)第七回となる今回は・・・
失われつつあるフィリピン山岳先住民族の無形文化に着想を得たアクセサリー等の製作を起点として、ものづくりと無形文化継承の2つをつなぐ、持続可能なビジネスモデルの創造に取り組むブランド、EDAYA(エダヤ)のディレクター&デザイナー 山下彩香(やました あやか)さんにお越しいただき、お話をお聞きしていきます。

まずは、ご参加の皆さんに簡単に自己紹介していただきましたよ。
次に山下さんの自己紹介です。
山下さんは、1985年生まれ。大の旅好きでこれまで35ヵ国をも旅されているそうですよwobbly
東京大学理科Ⅱ類に入学し、農学部国際開発農学専修にて、タイをフィールドに土壌水分量の研究をされました。
大学院は、さらに環境と人の関わりについて学びたいと、東京大学大学院医学系研究科人類生態学教室へ進学され、ィリピン北部の鉱山にて、金を手堀りする人々の労働環境について研究されていたそうです。

さて、お話は「EDAYA」の活動について進みます。
活動のキッカケは山下さんが「マイノリティと芸術」というテーマで個人的にも研究されていた在学中の2011年に、フィリピンの鉱山での仕事にも従事しながら、竹工芸家・音楽家として活動していたバナサン氏と出会い、失われつつある無形文化(=マイノリティ)を次世代へ伝えていくための仕組みを作りたい!と「EDAYA」の原型となる活動を開始されたそうですよひらめき

山下さん曰く、「EDAYA」を一言で表すと・・・【発展途上国版 地域おこし!】 なんだそうですライト
具体的には、
①失われそうな無形文化を有形に抽象化してデザインした作品の生産・販売。
②失われそうな無形文化の調査・教育・普及活動。
③失われそうな無形文化を次世代に残す様々な取組みの支援・交流の場つくり。

実際に「EDAYA」の作品を見せていただいたり、山下さんの心を捉えた音色「竹楽器」の調査や次世代への教育風景、日本の地方との交流の様子も写真で見せていただきましたよライト



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私は絶対にこの無形文化の次世代後継者を育てたいんです!残して行きたいんです!と山下さん。
強い思いが伝わってきますひらめき

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最後は、ご参加の皆さんからの質問にお答えいただきました。
現地での活動のご苦労などもお聞きしましたweep
印象深かったのは、「出来るかどうかなんてわからないけど、できるって言っちゃうんです私wobbly汗1」 と山下さん(笑)

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本日のWhisky +(プラス) 「EDAYA」いかがでしたでしょうか?

皆さん、ぜひ一度「EDAYA」の作品を見てみてくださいね。
 ◇ EDAYAウェブサイト   http://edaya-arts.jp/

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