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イベントの報告

濱田庄司と山本爲三郎
アサヒビール大山崎山荘美術館提携企画
開催日時
2018年1月14日(日) 14:00~15:00
講師
アサヒビール大山崎山荘美術館 学芸員 川井遊木講師
このイベントは
終了しました

投稿日:2018年1月14日 16:30 投稿者:トラさん カテゴリー: 成人

本日のイベントは、アサヒビール大山崎山荘美術館提携企画「濱田庄司と山本爲三郎」でしたひらめきひらめき

濱田庄司と、濱田と交流のあった、アサヒビール初代社長山本爲三郎との関係に焦点をあてながら、アサヒビール大山崎山荘美術館で開催されている展覧会「没後40年 濱田庄司展 ―山本爲三郎コレクションより」(2018年4月8日(日)まで開催)の見どころをご紹介します。

今日は同館学芸員の川井遊木さんにお話を伺いますよhappy01

まずは、アサヒビール大山崎山荘美術館の設備と歴史からお話いただきましたライト

大山崎山荘は、大正から昭和初期に、大阪船場の実業家・加賀正太郎が別荘として自ら設計した英国風の山荘です家

加賀正太郎は、この山荘で、春には花見、秋には月見の宴を催すなど、美しい暮らしを追い求めていたそうです。

加賀家の手を離れた山荘は、取り壊しの危機にあったところ、アサヒビール㈱が貴重な文化財を後世に伝え、豊かな社会を創出するため、京都府・大山崎町と協力して山荘の復元整備を行いました。

これは、加賀正太郎と同じ時代を歩み、友情を育んだアサヒビール初代社長 山本爲三郎との縁がきっかけなのだそうです。

そして、大山崎山荘は、1996年春、「アサヒビール大山崎山荘美術館 」としてよみがえりましたひらめき

さて次に、今回の展覧会についてご紹介いただきましたlovely

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濱田庄司(1894~1978)は大正から昭和にかけて、生活に根差し、重厚で力強さに満ちた作品を多く生み出しました。

また、柳宗悦(1889~1961)らと民藝運動を創始し、日本の工芸界に大きな影響を与えた人物でもありますハート

1955年に重要無形文化財保持者(人間国宝)に指定され、1968年には文化勲章を受章されるなど高く評価され、没後40年が経過する現在もなお、彼の作品は多くの人を惹きつけています。

濱田庄司と、民藝運動の支援者であったアサヒビール初代社長 山本爲三郎との出会いはふたりが20代はじめと早く、半世紀以上親交を温め続けました。

今回の展覧会では、山本家からアサヒビール大山崎山荘美術館に寄贈されたコレクションを中心に

初期から晩年までの貴重な作品の数々を一挙公開していますよ音符

現在の美術館の展示室には

当初、台所や主婦室として使われていた部屋もあり

そこには火鉢や湯飲み、

そして湯豆腐のための珍しい器も展示されていますよライト

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川井講師から、たくさん見どころを紹介していただきましたが、

そのひとつに「スリップウエア」というものがあります。

これはうつわの素地をクリーム状の化粧土(スリップ)で装飾して焼成した陶器(ウェア)のことで、

スリップをスポイトなどに仕込み、口から流し出して模様を描くのだそう。

18~19世紀頃英国でよく作られ、使われていたもので、

渡英した濱田は現地でスリップウェアを研究調査し、その成果を自身の多くの作品に反映したそうですよ目

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展覧会では展示していない作品のスライドや、

山本が事細かに書き綴った日記を解読したこと、

また展覧会が始まる直前に見つかった、濱田から山本への葉書にまつわるエピソードなども聞かせていただきましたひらめき

開催に至るまでにも、色々なストーリーがあるのですよね音符

また、本展覧会期間中には

展覧会にちなんだ、リーガロイヤルホテル京都によるスイーツもお楽しみいただけますよバースデー

薫り高いアールグレイの茶葉を混ぜ込んで焼き上げたスポンジ生地に、

アールグレイの風味のクリームを挟みこんで、表面をレモンの甘酸っぱいジャムで仕上げた「紅茶×レモン」は

上記でもご紹介しました、1930年頃の作品《スリップウェア格子文角鉢》をイメージしていますひらめきひらめき

チョコレートでスリップウェアの模様が表現されているんですよlovely

他にも「チョコレート×オレンジ」など

この機会だけ味わえるスイーツハート目でも舌でも、すてきな作品を満喫してくださいねlovely

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本日のイベント、いかがでしたでしょうか?

ぜひ、実際に美術館に足を運んで、濱田庄司の作品の世界観をご覧くださいね音符

実際の作品をご覧になるのと合わせてレクチャーをお受けいただくと

より理解も深まり、新しい面白さが発見できるのではないでしょうか?

参考)アサヒビール大山崎山荘美術館ホームページ

http://www.asahibeer-oyamazaki.com/