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【受賞・表彰レポート】「平成30年度 科学技術分野の文部科学大臣表彰」でアサヒの研究員3名が受賞!

2018年5月2日

23年もの歳月をかけて研究を積み重ねた
「生ビール製造における微生物品質保証技術の開発」が評価

2018年4月17日、東京都・霞が関にある文部科学省の講堂にて、「平成30年度 科学技術分野の文部科学大臣表彰」の表彰式が行われました。当日、林芳正文部科学大臣より「科学技術賞」の表彰を受けたのは、アサヒグループが23年もの歳月をかけて研究を積み重ね、「生ビール製造における微生物品質保証技術」の確立に貢献した3名の研究員たちです。

世界に先駆け、漏れなく・素早く検出可能な微生物品質保証技術を確立

日本で独自の進化を遂げた生ビールの製造現場では、微生物との静かな戦いが繰り広げられていました。
ビール混濁性微生物をいち早く発見するための検査方法を確立するため、アサヒグループで研究がスタートしたのは1994年のこと。それから実に23年もの歳月をかけ、ごくわずかに混入した微生物も見逃さず、すばやく見つけ出せる検査方法を確立しました。
また、これらの研究開発成果を公知情報とすることで、世界の生ビール製造品質の安定に貢献するとともに、国内外の参考書の執筆や英国研究誌の125周年記念論文の寄稿を依頼されるなど、ビール混濁性微生物研究分野のリーダーとして世界から認知されることにつながりました。

アサヒグル―プでは引き続き、世界のビール業界の発展に貢献するとともに、ビール以外の飲料や食品分野への応用を目指し、研究開発を続けてまいります。

「科学技術分野の文部科学大臣表彰」は、文部科学省が科学技術に携わる者の意欲の向上を図り、科学技術の水準の向上に寄与することを目的に、顕著な成果を収めた個人または団体を、「科学技術賞」、「若手科学者賞」、「創意工夫功労者賞」、「創意工夫育成功労学校賞」の各賞において文部科学大臣が表彰するものです。

<受賞者のコメント>

アサヒグループホールディングス(株)
グループ食の安全研究所 所長
鈴木康司


今回は、『生ビール製造におけるビール品質保証技術の開発』というテーマで受賞することができました。まだ私が若手だった頃、お世話になった諸先輩が手掛けてきた研究活動を受け継ぎ、発展させることができた成果です。本研究から生まれた検査技術は、現在ではビール産業においても世界で広く認知され活用されるようになっています。今後も、若手担当者がアサヒの先駆的な研究活動をさらに発展させていってもらえればと願っています。

アサヒビール(株)
名古屋工場品質管理部
飯島和丸


光栄にも文部科学大臣表彰を頂くことができました。長年にわたり、本研究に携わられた多くの方々に感謝申し上げます。 表彰対象となった一連の研究成果は当社の企業活動に活用されています。技術者、研究者にとって、企業活動に貢献できているという実感は、大変やりがいのあることであり、仕事の醍醐味を味わうことができました。現在は工場勤務ですが、本研究活動を通して学んだことを今後の仕事にも活かしていきたいと思います。

アサヒビール(株)
酒類技術研究所技術第二部
浅野(野場)静


私がこの研究に加わったのは2005年からでしたが、この研究を通じて研究成果から検査法構築へ、構想したことをカタチにしていくことが重要だと教えられたように思います。今回の受賞は、諸先輩方、研究所、工場をはじめ様々な人に支えられ、続けて来られた成果です。先輩方から受け取った研究開発に対する情熱のトーチを、次の世代に手渡せるよう、積極的にチャレンジし続けたいと思います。

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