意見交換会
『アサヒの森の
恵みを未来へ』
アサヒの森では
生物多様性の保全に向けた
意見交換会を開催しています。
アサヒの森を守り活用するPDCA
アサヒの森では、2014年から「アサヒの森 生物多様性の保全基本方針の具体化のためのアクションプラン」を策定して実行しています。その成果を振り返りながらPDCAサイクルを回して豊かな森づくりにむけた挑戦につなげています。
生物多様性保全に関する意見交換会
アクションプランの一環として大学、行政、NPO、企業等の有識者の方々と共に協業の可能性や森林の活用方法について意見交換会を定期的に実施しています。
意見交換会『アサヒの森の恵みを未来へ』開催実績
(参加者名 敬称略・五十音順、役職名は当時のものとなります)年 | 2021年11月26日 |
---|---|
テーマ | アサヒの森の80年とこれから |
場所 | 森林の学舎・比和(広島県庄原市) |
参加者 | 中越 信和(NPO法人 ひろしま人と樹の会理事長)、香坂 玲(名古屋大学大学院環境科学研究科教授)、小野寺 真一(広島大学大学院総合科学研究科教授)、入船 浩平(県立広島大学生命環境学科教授)、森重 光晴(庄原市役所比和支所長) |
もっと見る
年 | 2019年10月25日 |
---|---|
テーマ | アサヒグループ環境ビジョン2050/ウォーターニュートラルに向けた取組み |
場所 | アサヒの森 甲野村山(広島県庄原市) |
参加者 | 福田 淳(広島県農林水産局林業振興部長)、香坂 玲(名古屋大学環境科学研究科教授)、小野寺 真一(広島大学大学院総合科学研究科教授)、多田 弘之(近畿中国森林管理局広島北部森林管理署長)、山本 光夫(近畿中国森林管理局広島北部森林管理署森林技術指導官)、小西 匠(庄原市高野町 ㈲コニシ工業代表取締役) |
年 | 2018年11月13日 |
---|---|
テーマ | 森林の自然資本としての価値の定量化・活用に関する意見交換会 〜地球温暖化へ対応するための社有林の評価と活用〜 |
場所 | アサヒグループ本社(東京都) |
参加者 | 岸 雅明(環境省地球環境局地球温暖化対策課課長補佐(総括))、井上 彩子(環境省地球環境局国際連携課国際協力・環境インフラ戦略室)、小林 秋道(住友林業株式会社 CSR推進室 グループマネージャ)、高橋 浩之(東京電力HD株式会社 環境室リレーション担当)、横関 まゆみ(東京電力HD株式会社 環境室環境管理担当)、土田 誠(東京電力HD株式会社 BSC総務サービスセンター 環境管理支援グループマネージャー兼環境室)、山本 幸伸(トヨタ自動車株式会社 社会貢献推進部 社会貢献プログラム室 室長)、國友 淳子(トヨタ自動車株式会社 社会貢献推進部 社会貢献プログラム室 本社グループ) |
年 | 2017年10月20日 |
---|---|
テーマ | 協働による課題解決のためにできること |
場所 | アサヒの森 甲野村山(広島県庄原市) |
参加者 | 伊藤 正博(近畿中国森林管理局 広島北部森林管理署 森林技術指導官)、入船 浩平(広島県立大学生命環境学部 教授)、春見 拓也(美濃加茂市 産業振興部農林課 里山再生係 主任主査)、三島 史雄(広島県 地域政策局 中山間地域振興課 主幹)、山田 夕紀(美濃加茂市 産業振興部農林課 課長補佐) |
年 | 2016年10月12日 |
---|---|
テーマ | 森林資源の利活用、地域との協働 |
場所 | アサヒの森 甲野村山(広島県庄原市) |
参加者 | 青栁 充(県立広島大学生命環境学部 准教授)、入船 浩平(県立広島大学生命環境学部 教授)、神川 進(三次市産業環境部農政課 主任)、香坂 玲(東北大学大学院環境科学研究科 教授)、齊藤 盛幸(広島県北部農林水産事務所林務第二課 課長)、田口 高行(近畿中国森林管理局 広島北部森林管理署 職員)、深町 加津枝(京都大学大学院地球環境学堂 准教授)、三吉 善隆(NPO法人 森のバイオマス研究会 事務局)、森繁 光晴(庄原市林業振興課 課長)、米田 雅人(近畿中国森林管理局 広島北部森林管理署 署長) |
年 | 2015年7月16日 |
---|---|
テーマ | 生態系サービスの定量化の試み |
場所 | アサヒの森 甲野村山(広島県庄原市) |
参加者 | 芥川 雅洋(広島県環境県民局 自然環境課 主査)、伊藤 正博(近畿中国森林管理局 広島北部森林管理署 森林技術指導官)、井上 直樹(三次市産業部農政課農林振興係 主任)、入船 浩平(広島県立大学生命環境学部 教授/学部長)、香坂 玲(金沢大学人間社会研究域人間科学系 准教授)、齊藤 盛幸(広島県北部農林水産事務所林務第二課 課長)、佐々木 誠(広島県北部農林水産事務所林務第二課 事業推進員)、中越 信和(広島大学大学院生物圏科学研究科 教授)、藤井 猛(広島県環境県民局 自然環境課 事業推進員)、森繁 光晴(庄原市林業振興課林業振興係 課長)、八谷 恭介(NPO法人 森のバイオマス研究会 理事長)、米田 雅人(近畿中国森林管理局 広島北部森林管理署 署長) |
年 | 2014年7月4日 |
---|---|
テーマ | アサヒの森 生物多様性の保全基本方針策定 |
場所 | アサヒの森 甲野村山(広島県庄原市) |
参加者 | 伊藤 正博(近畿中国森林管理局 広島北部森林管理署 森林技術指導官)、井上 直樹(三次市産業部農政課農林振興係 主任)、入船 浩平(広島県立大学生命環境学部 学部長)、神川 勇人(広島県北部農林水産事務所林務第二課 課長)、後藤 宏(庄原市林業振興課林業振興係 係長)、佐々木 誠(広島県北部農林水産事務所林務第二課 事業推進員)、中越 信和(広島大学国際協力研究科 教授)、八谷 恭介(NPO法人 森のバイオマス研究会 理事長)、米田 雅人(近畿中国森林管理局 広島北部森林管理署 署長) |
有識者からの評価
アサヒの森は単に木材生産の場と生きものの生息・生育の場としての価値だけでなく、水源涵養、環境教育やエコツーリズムなど生物多様性に関する多面的な価値を有している。その価値を上手く活用する活動が継続して行われていることなども含め高く評価出来る。
(こうさかりょう)香坂 玲(こうさかりょう)先生
東京大学大学院農学生命科学研究科・農学部森林科学専攻教授。静岡県生まれ。専門は風土論、地域研究、 非木材林産物・地理的表示の保護。東京大学大学院(修士課程)、フライブルク大学(博士課程)終了後、国連環境計画(UNEP)勤務、名古屋大学などを経て現職。アサヒの森とは10年来の交流。IPBESレポート執筆者の一人。
放置されたヒノキやスギの人工林には生きものが少ないが、アサヒの森の多くは手入れがされているので光が林床まで届き、下草や低木層が発達している。その結果、多くの動植物がみられるのだろう。アサヒの森は林業と生物多様性の保全が両立している場であるといえるだろう。
(やまぎしさとし)山岸 哲(やまぎしさとし)先生
大阪市立大学名誉教授。鳥類学者。長野県生まれ。大阪市立大学理学部教授、京都大学大学院理学研究科教授、日本鳥学会会長、山階鳥類研究所所長、兵庫県立コウノトリの郷公園長等を歴任。1999年第8回山階芳麿賞受賞。