Asahi Group Philosophy
(グループ理念)
アサヒグループフィロソフィー(AGP:グループ理念)は、グループ共通の経営基盤であり、日本を含む世界各地における事業活動の原点です。
グループ社員一人ひとりがAGPを共通言語とし、価値観と進むべき方向性を共有しながら、アサヒならではの価値創出に挑んでいます。
CORPORATE SLOGAN
Make the world shine
OUR PURPOSE
つながりを広げ、
世界を輝かせる
OUR VISION
おいしさと感動に
満ちたひとときを
創造する
リーダーとなる
OUR VALUES
- 情熱
- オーナーシップ
- 人の尊重
- 共創
AGPは、
以下の3つの要素で構成されています。
- Our Purpose(存在意義):
- 人や社会、地球に対して、グループが果たすべき社会的な存在意義
- Our Vision(目指す姿):
- 中長期的・戦略的に実現を目指すグループの姿
- Our Values(価値観):
- 意思決定や企業文化、働き方を支える共通の価値観と行動指針
AGP AWARDS
AGP AWARDSは、Asahi Group Philosophyに基づき、社員が取り組んださまざまな事例を共有し、称賛し合う社内表彰制度です。仲間とともにAGPの理解を深め、AGPを実践する企業風土を育むことを目的にしています。
AGP AWARDS 2025では、アサヒグループジャパン傘下のアサヒビールによる「未来のレモンサワー~挑戦と革新の軌跡~」がグランプリを受賞しました。
アサヒビールは2024年、ふたを開栓するとレモンスライスが浮き上がってくる世界初※1のRTD※2『未来のレモンサワー』を発売しました。フルオープン缶を採用することで、レモンスライスが浮き上がる様子と、レモン由来の豊かな香りを楽しめます。原材料調達から製造、安全性とおいしさの追求に至るまで、80名以上の担当者が部門の垣根を越えて連携し、それぞれの知見を結集して開発を進めました。
- ※1: フルオープンかつレモンスライスが入った世界初の缶チューハイ(2022年12月Mintel社データベース及び独自調査による当社調べ)
- ※2:「Ready to Drink」の略。購入後、そのまま飲用可能な缶チューハイなどを指します
3年半という長い開発期間を経て誕生した本商品は、発売以降大きな反響を呼び、アサヒビールの国内RTD市場における存在感向上に大きく寄与しました。今後も既存商品にはない独自価値を持った商品を展開することで、RTD市場に新たな変革をもたらすことを目指します。
本プロジェクトチームは、以下の2つの団体を寄付先として選定しました。
特定非営利活動法人アルミ缶でボランティア
アルミ缶の収集・再資源化による売却益を国連WFP協会へ寄付し、学校給食プログラムを支援することで環境保全と社会貢献の双方に取り組んでいます。
社会福祉法人一麦会(麦の郷)ソーシャルファームもぎたて
和歌山県紀の川市を拠点に紀ノ川農協と連携し、農産加工・休耕地活用・飲食店運営、さらに就労困難者の雇用拡大を通じて多様性のある社会づくりに取り組んでいます。
AGP AWARDS 2024では、Asahi Beverages(オセアニア)のCircular Plastics Australia社(PET)がグランプリに輝きました。グループ理念「Asahi Group Philosophy(AGP)」に基づき、Think Globally, Act Locallyを体現した取り組みです。
Circular Plastics Australiaは、オーストラリア最大のPETリサイクル工場を建設し、ニューサウスウェールズ州アルベリーとビクトリア州メルボルンにそれぞれ2022年と2023年にオープンしました。これにより、年間20億本以上のペットボトルをリサイクルし4万トンのリサイクルPET樹脂を生産することが可能となります。このプロジェクトは、Asahi Beverages、Pact Group、Cleanaway、Coca-Cola Europacific Partnersとのジョイントベンチャーで実施されました。持続可能なプラスチック包装のクローズド・ループ・システムを構築し、エネルギーと原材料の使用量を削減するとともに、地元の雇用をも創出するなど、オーストラリア社会に変革をもたらします。
Circular Plastics Australia社(PET)チームは、オーストラリアで約35年にわたり社会的弱者を支援してきたJunction Support Servicesを支援先に選びました。
カーボンニュートラルな醸造所-Twence社との循環エネルギー (オランダ)
第2回AGP AWARDSのグランプリは、オランダのRoyal Grolsch社の手掛けた、アサヒグループおよび同国で初めてとなるカーボンニュートラルな醸造所の実現に向けて大きな前進を遂げたプロジェクトが受賞しました。
このプロジェクトは、バイオマス発電による電気、熱、蒸気を供給するTwence社と協働し、3つのステップによってカーボンニュートラルな醸造所の実現を目指しています。
最初のステップでは、風力発電による100%グリーン電力化を2020年に達成しました。
続く2つ目のステップでは、熱エネルギーの循環型供給システムの構築を2021年から2022年にかけて取り組みました。Twence社は、地下供給網を通じて、エンスヘーデ市街地に熱(温水)を供給しています。その供給網に、合計1km以上にわたる2本のパイプを高速道路の地下に新設し、醸造所を加えました。Twence社から供給された熱は、醸造所の洗瓶機や殺菌機、建物の暖房に利用します。
そして、これと並行して、敷地内の排水処理施設で生産されたバイオガスを精製し、ガス供給網に注入する設備も設置しました。これによって、近隣世帯にRoyal Grolsch社のグリーンガスを供給することができるようになりました。2022年に竣工したこの循環型供給システムは、当初の予定より6週間早く運転を開始することができ、余分なガスを節約し、CO2の排出量とコストを削減しました。
そして最後の3つ目のステップは、再生可能エネルギーによる蒸気製造です。醸造工程で使用する蒸気をヒートポンプで生産することで、将来的に醸造所からの排出ガスを0とする計画です。また、グリーン電力のバーチャルPPA(電力購入契約)やステークホルダーとの関係強化によって食品グレードの炭酸ガス調達の検討など、持続可能性の向上に継続的に取り組んでいきます。
自治体や近隣住民との強力な連携によりエネルギー転換を推し進め、新たなビジネスチャンスを地域にもたらしたこのプロジェクトは、アサヒグループのマテリアリティの中でも、特に「環境」「コミュニティ」「人権」に根差しています。まさにAGPに掲げる3つのOur Values「挑戦と革新」「最高の品質」「感動の共有」すべてを実現した取り組みです。






