紙製品の調達方針
アサヒグループは紙製品の調達に関して、環境問題、及び人権問題等の社会的課題に配慮した調達を行います。
「アサヒグループ持続可能な調達基本方針」に基づき、持続可能な社会の実現に向け、紙製品の調達に関する以下の行動指針を定めます。(2022年5月1日制定)
対象
アサヒグループ全ての事業所で使用するコピー用紙、名刺、社用封筒等の事務用紙製品。
行動指針
- 紙が有限な資源であることを認識し、紙製品の無駄な使用をしません。
- 下記項目の全てを満たすため、FSC※1又はPEFC※2の認証を得た紙を優先的に調達します。
- 原料となる木材は、原木産地の法令・規則に基づき適切に生産、管理されたものであること。
- 保護価値の高い森林※3の保護や生物多様性維持等の環境面に配慮された紙であること。
- 原木産地における先住民の権利の尊重や地域活性化等の社会面に配慮された紙であること。
- 上記認証紙の調達が困難な場合は、古紙を主原料とする再生紙の調達を推進します。
- 上記2及び3のいずれも満たさない紙に関しては調達を行いません。
その他
- 本指針は定期的に見直しを行います。
- 本指針は各地域での紙製品調達環境等が異なることを考慮し、段階的に実施します。
- FSCとは 、環境面、社会面、経済面において持続可能な森林管理を理念とし、国際的な森林認証制度を運営する非営利団体。
- PEFCとは 、持続可能な森林管理を維持するため、環境面、社会面、経済面において各国の政府間プロセス基準を原則とした認証制度。
- 保護価値の高い森林(HCVF:High Conservation Value Forests)とは 、生物多様性の観点、地域コミュニティへの重要性、広大な景観などの様々な観点から保護するべき価値が高いとされる森林。