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青山ハッピー研究所 ハピ研

「人がしあわせを感じるモノやコトって、何だろう?」衣・食・住・美など生活に密着したテーマでその答えを考える“しあわせ探しの情報サイト”

ハピ研について

気まぐれ図書館 | ハピ研の蔵書から、館長がその日の気分で選んだ本を紹介!

この世でいちばん大事な「カネ」の話

書名
この世でいちばん大事な「カネ」の話
編著者
西原理恵子
出版社
理論社
発行年月日
2008年12月10日
ISBNコード
978-4652078402

内容

「カネ」について自らの体験からリアルに語り、働くことの大切さ、稼いで得られるしあわせを説く。

ハピ研レビュー

時間つぶしに立ち寄った書店で、目を引いた本です。著者は新聞の連載でも有名な漫画家の西原理恵子さん。1万円札の柄に「カネ」という文字のインパクトある表紙で手に取ると、文字は大きいし、大半の漢字にルビが振ってあり、不思議な本なので購入。持ち帰り調べたら、中学生以上の人のための新書のシリーズで、著名人が未成年に対して書いているものの1冊でした。

著者はこれまでの人生に深く関わってきたお金について、率直に記しています。自分が育ってきた貧しい町、働いて稼ぐことで手に入れられる自由、ギャンブル・為替・借金とお金を失うことで見えてくる人間関係や生活習慣の話など、きれい事でなく、生々しいお金の大切さを語っています。世界を旅して目の当たりにしてきた「生まれる場所を選べない」という悲しい現実から、「生まれた環境を乗り越えること」の難しさ、「貧乏人の子は貧乏人」「泥棒の子は泥棒」など嫌な言葉ではあるけれど、そうした世界の貧困地域で起きている現状を教えてくれます。

中でも、強く訴えているのは「働く」こと。働いて稼いで、しあわせで安心な場所を持ってほしいという願いです。働くイメージがつかめない(何をすべきかわからない)若者には、まず働いてみてストレスや遣り甲斐と給料のバランスが取れる職に就くこと、また「人に喜ばれる」という視点で働くことをアドバイス。稼ぐために社会に出れば色々なものが見えて、自分探しの迷いも消えるとしています。稼ぐことを諦めたら人が人でなくなってしまうという、強く生き抜くメッセージを感じました。

お金の話など下品と思われるかもしれませんが、インターネットで何も考えずに情報が得られる時代にこそ、リアルに自分とお金の関係を考える機会が与えられることは重要な気がします。自らの凄まじい体験で得たものを母親が子供に伝えるように一所懸命語った内容は、大人でも考えさせられ、十分納得できます。

気まぐれ図書館 評価

なみだ度 □□■□□ わらい度

ちしき度 □□■□□ しゅみ度

なごみ度 □□□□■ すっきり度

この本について



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