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第58回:朝食で頭もすっきり

■脳の夏バテ対策は朝の食事から(?)

 ようやく梅雨があけ、青い空が戻ってきました。夏本番です。でも、日本の夏は高温多湿です。外出すれば、気温30℃。昼下がりの街中はアスファルト地獄と化します。その後、冷房がきいた部屋に入ると、激しい気温の変化に体のリズムがついていけず、自律神経の働きが鈍くなるといわれています。自律神経の働きが鈍くなると、水分の循環もうまくいかなくなり、全身がだるい、思考力が鈍る、食欲がなくなる、夏カゼをひくなどの症状が出るわけです。「夏バテ」の始まりです。

 体調を整えて、夏を乗り切るためには、どうしたらよいのでしょうか。一般的には、冷房を上手に使う、十分な睡眠時間を確保する、水分補給をこまめに行なう等、たくさんの方法がありますが、夏に食欲の無くなる方にとっては、何よりも規則正しい食生活ではないでしょうか。なかでも一日の始まりである朝食に注目したいと思います。

 朝起きたばかりの頭脳は「ボ〜ッ」としています。頭脳を働かせるためにもウォーミングアップ(朝食)が必要です。ところが、朝は何かと忙しく、朝食を「あまり食べない」または「ほとんど食べない」方の割合はここ数年15%前後で推移しています(食と健康のセンサス2009調査結果)。朝食を取らないとどうなるのでしょうか?

 イギリスで大学生を対象とした実験があります。朝食を取った人と欠食した人を対象として、空間記憶と単語を想起させる簡単なテストを行い、何秒で回答するかを調査しました。すると、朝食を取った人は欠食した人の70%の時間で回答しました(1,2)。また、朝食を取らないと交通事故率が高まるとの運転シュミレーターの結果もあります(2)。朝食を取ることで、脳に糖分が供給され、注意力、集中力が高まっていると考えられます。普段のお仕事でも、午前中の集中力は大切ですが、とりわけ自動車を利用されている方は、朝食で朝の集中力を高める必要がありそうです。

 熱い太陽が西の空に沈み、涼しげな風を感じる夏の夕暮れは、何とはなしに喉がビールを欲しています。ジョッキ片手に楽しい時間を過ごすのは、形は変われど日本の夏の風物詩といえましょう。貝原益軒の「養生訓」にも、「酒は天の美禄なり。少しのめば陽気を助け、血気をやはらげ、食気をめぐらし、愁いを去り、興を発してはなはだ人に益あり。」とあります。心身とも夏バテせずに元気に過ごしたいものです。ただし、ご注意を!二日酔いの朝はまるで使い物になりませんので。。。

参考文献

  • (1)米国臨床栄養学雑誌1998年別冊 D.Benton & P.Y.Parker P.772S-778S
  • (2)科学が証明する新朝食のすすめ 香川靖雄(女子栄養大学出版部)

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データバンク食と健康 メニュー

調査概要

  • 調査名:食と健康のセンサス
  • 調査対象:首都圏の15〜69歳の男女
  • 有効回答数:1,000人
  • 調査方法:インターネット調査

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