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青山ハッピー研究所 ハピ研

「人がしあわせを感じるモノやコトって、何だろう?」衣・食・住・美など生活に密着したテーマでその答えを考える“しあわせ探しの情報サイト”

ハピ研について

ハッピーダイアログ | 注目!の30代が先達をたずね未来をさぐる

第1回「しあわせにはたらく」働く場を手に入れたお母さんの喜びが、私をもっと頑張らせてくれる。/斎藤あや子さん

「しあわせにはたらく」をテーマに3回にわたって連載するハッピーダイアログ。第1回目は、子育て中のお母さんが再び社会で活躍できる仕組みづくりに取り組んでいる、子育てママのためのおしごとサイト「ママジョブ」を運営する斎藤あや子さんにご登場いただきます。女性の社会進出が進んでいるとは言われていますが、子育てママが仕事を持つには、まだまだ足りない要素が山積みだと斎藤さんは指摘します。そこで、女性がさらに活躍できる社会を目指して、斎藤さんがチャレンジしていることや、ママジョブにかける思いをたっぷりと語っていただきました。

なお、本特集の次号では、斎藤さんの憧れの女性である、テンプスタッフ株式会社代表取締役の篠原欣子さんとの対談を実現します。篠原さんは働く女性を支援する活動のパイオニア的存在。今回のインタビューの中で、ご自身の歩む道の大先輩との対談を前にした斎藤さんの意気込みについても聞きました。

子どもを持つお母さんの“働く”を応援。

斎藤さんが主宰するおしごとサイト「ママジョブ」の概要について教えてください。

出産・育児により家庭に入っていたお母さんが、再び社会で活躍するまでには様々なハードルがあります。ママジョブではそんなお母さんたちが働くのに必要な様々な情報を提供することで、「子育てと仕事の両立」がしやすい社会を実現するために活動しています。軸となっているのは求人情報の配信。短時間勤務や急な早退などにも対応してくれる職場など、子育て中のお母さんが安心して働くことができる求人情報を網羅しています。加えて、最近では「起業支援」にも力を注いでいます。趣味、あるいは取得した資格を生かして“プチ起業”をしたいというお母さんが増えていますので、その支援を展開しています。そのほか保育施設の情報や、仕事と家庭を両立しているお母さんのリアルな声、お母さんを応援する企業のレポート、子連れでも安心できるスポットなど、あらゆる角度から働くお母さんをサポートしています。

なぜ『ママジョブ』を立ち上げたのでしょうか?

ママジョブを作る以前、私は産婦人科や小児科に設置するフリーペーパーの企画制作を手がけていました。ターゲットは子育て中のお母さんだったのですが、記事を作る中で、核家族が進む昨今、子育ての悩みを誰にも打ち明けられないなど、本当に色々な話を聞くことができました。中でも子育てが一段落して社会に戻りたいと思ったとき、仕事が全くないことに気づく、という声がかなり多かったんです。最近は出産・育児休暇などの制度が整いつつあると言われていますが、残念ながらそれは一部企業のみのこと。子どもを生んで育てるために仕事を辞めた、というお母さんはたくさんいらっしゃいます。何とかしたいと思い、私もフリーペーパー誌面などで情報を発信していったものの、なかなか思うように状況が変わりません。女性が生き生きと働ける社会を作るためには、このままではいけない。そんな危機感から起業を思い立ち、2007年2月に「ママジョブ」を立ち上げました。スタート時は「保育園探し」などのコンテンツに力を入れていましたが、アクセスを分析してみると、ごく一部だけ扱っていた求人情報にアクセスが集中していることに気付いたのです。そうか、お母さんは働く場を求めているのかと。そこで、思い切って子育て中のお母さんの求人情報をメインとしたサイトに展開を移行したわけです。当初は数件程度の掲載数でしたが、今では相当数の求人情報を配信できるサイトになりつつあると自負しています。

求人フェアも開催するなど、活動の場が広がる。

求人情報を扱ったことがなかったそうですが、苦労も多かったのでは?

フリーペーパー時代は営業も行っていたので、企業にアプローチすることには慣れていたんですが、当時は広告営業でしたので企業の窓口は広報部ということになります。でも、採用の場合は人事部と話をしなくてはならず、かつての人脈を有効に生かすことが出来なかったんです。だから、最初はまさにゼロからのスタートで、企業にどんどん電話を掛けまくって面会の約束を取り付けるところから始めました。理解していただくまでが大変でしたが、1社ずつ丁寧にお話しをしていく中で、少しずつですが掲載数が伸びていきました。ウェブでの求人広告が安定すると、今度は企業と直接話ができる場を設けてほしい、とのお母さんからの要望が聞こえてくるようになりました。そこで、おととしの11月に求人フェアである「ママジョブフェア」を初めて開催。「ベビーカーを押しながら気楽に来場できる」をコンセプトにしたのですが、お母さんのニーズをしっかりと理解できなかったのでしょうね。転職シーズンと外れた時期だったといった悪条件も重なって、初回は苦戦しましたね(笑)。それを反省材料にして、次回からは会場設備を整備するとともに、転職希望者の多い時期に日程調整するようにしました。お陰様で今では多くの来場者で賑わうイベントとなっています。

起業に注目し始めたのは、「ママジョブフェア」がきっかけだそうですね。

そうなんです。あるイベントで青山のこどもの城を会場にしたのですが、自立心旺盛な人が集まりやすい土地柄ではないかと考え、小さな「起業コーナー」を試しに設けてみたんです。すると「好きなことで仕事をしたい!」という声が期待以上に多く、お母さんたちの中にある「起業」あるいは「プチ起業」というニーズが意外に強くあることが分かったんです。実際、アロマやネイル、ベビーマッサージなどの技術や、ビジネスに生かせそうな資格を複数持っているお母さんも多いのですが、でも、その能力をどういう風にして生かせばいいのか分からない。中には、次の可能性を求めて新しい資格を闇雲に取り続け“資格ジプシー”と化してしまうケースも少なくありません。せっかくの能力を生かすためには、“出口”を設けることが大事。そこで、ママジョブでは「起業支援セミナー」を定期的に開催し、経営の仕組みや売上げ向上のノウハウなどを伝授するなどして、会社を具体的に起業するきっかけを作っています。これが思いのほか好調で、今や求人と並ぶママジョブのもうひとつの軸にまで成長しています。

ママ・主婦のためのお仕事サイト「ママジョブ」

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プロフィール

斎藤あや子さん

1996年に短大卒業後、情報誌の広告営業・編集・企画等の仕事に携わる。2003年に産婦人科及び小児科設置の子育てママのフリーマガジンをゼロから立ち上げる。その経験を生かし、2006年に通販のマタニティ・子ども服購入者向けの会報誌のテコ入れにも参加し、編集方針を読者ママのニーズに合わせ大幅に変更し売上増を実現。 2007年大手ベビー用品会社と産婦人科設置+顧客向け情報誌を立ち上げる。同年2月個人事業主「ウーマンドリーム」(=現株式会社ママジョブ)にて、子育てママのためのお仕事サイト「ママジョブ」開始。現在、株式会社ママジョブの代表取締役。
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