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毎週アンケート|生活の中のちょっとしたことや、旬な話題をタイムリーに調査!

第517回 和食の魅力とは?

和食の魅力とは?

「寿司」「天ぷら」をはじめ、和食好きの外国人も珍しくありません。「味の良さ」はもちろん、「ヘルシーさ」「盛りつけの美しさ」なども理由と言えるかもしれません。さらに昨年末には「ユネスコの無形文化遺産」の登録が正式に決まるなど、今後ますます「和食」ブームが拡大していきそうです。そこで今回は「和食」をテーマに皆さんの好きなおかずや、その魅力について聞きました。

調査概要

  • 調査対象:全国の20歳以上の男女
  • 有効回答数:3,167人
  • 調査方法:インターネット調査
  • 調査期間:2014年8月27日〜9月2日

全体の7割近くが「和食が大好き」と回答−シニア層に支持が目立つ

「和食」が好き?

SA(単回答)

まず、「和食」が大好きという人はどの位いるのでしょうか。「あっさりしていて、栄養バランスがいい」(女性30代、宮城県)など、「(和食が)大好き」と回答した人は68.6%。さらに「まあまあ好き」という声も30.7%を数え、「食」が多様化しているとはいえ、全体の99%以上の人びとが「和食」に高い支持を寄せていることが明らかとなりました。自由回答の中には「和食(特にだしの味)に触れるとほっとする」(男性50代、京都府)、「おふくろの味を含めて和食は日本人のソウルフード」(女性60代、愛知県)など、子どもの頃から食べ親しんだ「和食」に安心や癒しを感じるという人もいました。


年代別で「大好き」という声を見てみると、20〜50代では60%台を推移していたものの、60代では77.5%と一気に急増。さらに70代以上ではピークの82.5%を占め、シニア層から絶大なる支持を集めていることが明らかとなりました。自由回答の中には「若かりし頃は、お肉やジャンクフードを欲しましたが、歳を重ねる毎に自然と体に優しい和食が大好きになってきた」(女性40代、神奈川県)など、年代と共に「和食」に対する意識が高まったという声も寄せられました。

年代別:「和食」が好き?

SA(単回答)


その反面、「(和食が)あまり好きではない」という声は0.7%。主な回答では「煮込み料理が多いので苦手」(男性40代、長崎県)、「しょう油や味噌、みりんが好きではない。特に味噌汁が嫌い」(女性40代、大阪府)など、和食ならではの調味料や味付けが苦手という声。さらに「パンが好きなので、洋食をいつも食べている」(女性50代、香川県)など、和食よりも「洋食派」という人もいました。

世界で和食ブーム、7割以上が「うれしい」と回答−食をきっかけに日本文化の理解へ

海外での「和食ブーム」はうれしい?

SA(単回答)

昨年、「和食」がユネスコ無形文化遺産に登録されることが決定。また、最近では海外で「和食」が評価され、ブームが起こっているというニュースも耳にします。こうした海外で巻き起こる和食ブームに対して、皆さんはどのように感じているのでしょうか。「和食ブームは日本人としてはとてもうれしい。今以上に、世界中に広まってほしい」(女性50代、大阪府)など、「うれしい」と回答した人が75.5%。主な理由は「長生きの健康の秘訣は何と言っても食事。海外でも長寿国日本のヘルシーな食事を広めていきたい」(女性30代、東京都)など、「ヘルシーな和食=長寿食」として世界へ広げたいという声。さらに「海外で日本への興味関心が深まるきっかけになればよいと思う」(女性50代、埼玉県)など、食を入り口に日本文化や日本に興味を持って欲しいという声や、「日本への観光客が増え、日本の食材や食器などが世界へ輸出されるようになれば大きなビジネスチャンスとなる」(女性40代、愛知県)など、観光や経済効果に期待する声も寄せられました。

2割以上が「どちらともいえない」−ブームに伴い、食材の高騰や品不足の懸念も

その一方、「うれしくない」(4.0%)、「どちらともいえない」(20.5%)という声は25%近くを数えました。主な理由は「和食ブームはいいことですが、きちんとした和食が伝わっているか不安」(女性40代、茨城県)、「ブームで変な和食が、本当の和食と勘違いされてしまうと残念だなぁと思う」(女性30代、埼玉県)など、驚くようなアレンジも多く、正しい和食が伝わっているか不安という声。さらに「特に寿司が人気な様ですが、マグロの消費が益々増加して、漁獲規制が心配になってしまう」(男性60代、静岡県)、「和食ブームが過熱して、それに用いる食材が高騰し日々の食費に影響無いように願う」(山梨県)など、需要拡大に伴い、食材の高騰や品不足を懸念する声も目立ちました。

最も重要なのは「主菜」−食卓の主役である「主菜」が決まれば、献立が決まる

家庭における和食の基本は「一汁三菜」と言われています。主食(ごはん)+汁+おかず三種(主菜1品、副菜2品)ですが、皆さんは「一汁三菜」の中で最も重要だと思うものは何でしょうか。最も回答が多かったのは「主菜(肉や魚、卵や豆腐を使った料理)」(47.9%)でした。「タンパク質を補うには主菜が重要。肉や魚をしっかり食べることでエネルギーになり健康な生活の基礎になると思う」(女性60代、千葉県)など、栄養面を考えると主菜は外せないという声。さらに「主菜が決まれば、それに合わせて副菜もバランスのよい料理を選べる」(女性50代、埼玉県)など、毎日の献立は「主菜」中心に考えているという人もいました。

「一汁三菜」で最も重要なのは?

1 主菜(肉や魚、卵や豆腐を使った料理) 47.9%
2 主食(ごはん) 22.6%
3 副菜(煮物、おひたし、野菜、酢の物など) 19.4%
4 汁(味噌汁、スープなど) 8.8%
5 その他 1.3%

MA(複数回答)/n(有効回答数)

「ごはん」は一汁三菜を影で支える要−ごはんが美味しくなかったら台無し

次に回答が目立ったのは「主食(ごはん)」(22.6%)。「ごはんが大事だと思ういかに美味しい料理だとしてもご飯が美味しくなかったらすべてダメ」(男性30代、新潟県)など、主菜を殺すも生かすも「ごはん」次第という声。中には「おいしいご飯があれば、おかずは簡単な物でも良い。例えば、タラコや梅干し、焼き海苔などでも美味しく食べられる」(女性60代、広島県)など、和食の要は「ごはん」という人もいました。さらに「バリエーションが豊富な副菜が重要。それが和食の最大の魅力だと思う」(男性50代、石川県)など、3位にも「副菜(煮物、おひたし、野菜、酢の物など)」(19.4%)が挙げられ、華やかな主菜に対し、「主食(ごはん)」「副菜」は一見脇役に見えるものの、「一汁三菜」のバランスを影で支える大事な存在であるという声が寄せられました。そのほか、自由回答の中には「全部そろってこそ、バランスのよい食事だと思う」(女性40代、福岡県)など、一汁三菜に優劣はなく、すべて揃えることが重要であるという人もいました。

和食の一番の魅力は「旬」−「そろそろ秋刀魚かな?」など、食卓で季節を実感

国内のみならず、世界でも愛される「和食」の魅力とはどんな点にあるのでしょうか。堂々のトップは「季節感や旬がある」(70.2%)でした。「季節ごとの味を楽しみにしている。食べ飽きることがないし、それぞれの季節を反映した食材の彩や料理の盛り付けが目に眩しい」(男性30代、愛知県)など、日本の食文化の一番の魅力は「旬の味」という声。中には「そろそろ秋刀魚の季節かな、など考えるのも楽しい」(女性20代、千葉県)など、食卓に上る食材から季節を実感する人も少なくないようです。

和食の魅力とは?

1 季節感や旬がある 70.2%
2 栄養バランスが良い・ヘルシー 53.4%
3 食材そのものの味を活かす調理 40.6%
4 ダシを重視する 23.9%
5 食べ飽きない 22.5%
6 素材の質・鮮度の高さ 17.8%
7 地方ごとに特色や味付けが異なる 16.8%
8 醤油や味噌などの調味料や味付けが良い 16.2%
9 あっさりしている 14.9%
10 美しい盛りつけ 14.7%

MA(複数回答)/n(有効回答数)


2位は「栄養バランスが良い・ヘルシー」(53.4%)。「低カロリーで高たんぱく・食物繊維多めの食事がとれる」(女性40代、福井県)など、「一汁三菜」で基本構成される昔ながらの和食は、炭水化物やタンパク質、その他の栄養をバランス良く摂取できる「健康食」であるという声。自由回答の中には「1カ月和食生活を続けたら、コレステロール値が要治療レベルから普通レベルに下がった」(女性50代、大阪府)など、身を持って和食の素晴らしさを思い知ったという声も寄せられました。いわば、和食は食べながらも、健康的に痩せられる「ダイエット食」と言えるかもしれません。

「素材」「だし」「味付け」「盛りつけ」など、和食の魅力は一口では語れず

次に「味付けがシンプルで、素材の味をより感じることができるのが和食だと思う」(男性30代、福島県)など、3位に「食材そのものの味を活かす調理」(40.6%)。さらに「和食はだしが重要で、だしが食材の味を引き出してくれる」(女性40代、大阪府)など、4位に「だしを重視する」(23.9%)、9位にも「あっさりしている」(14.9%)が挙げられ、味付けをしっかり付けずとも、だしをベースに素材そのものが持つ甘みやうま味を上手に活かすのが、和食の醍醐味と言えそうです。


そのほか、「新鮮で衛生的に食べられる生の食材(野菜も含めて)が和食の良さ」(男性60代、千葉県)など、6位に「素材の質・鮮度の高さ」(17.8%)。7位に「地方ごとに特色や味付けが異なる」(16.8%)、8位に「醤油や味噌などの調味料や味付けが良い」(16.2%)、10位にも「美しい盛りつけ」(14.7%)が続き、素材の鮮度や味付けから、盛りつけに至るまで和食の魅力は一口では語れず、多岐に渡っていることを改めて実感させられます。

主菜の人気ナンバーワンは「刺身」−鮮度・素材・旬が味わえる贅沢の極み

好きな主菜は?

1 刺身 42.6%
2 天ぷら 36.0%
3 焼き魚(さんま、鯖など) 30.3%
4 肉じゃが 20.4%
5 すき焼き 19.7%
6 鍋もの 19.6%
7 鶏のから揚げ・揚げ物 18.0%
8 魚の煮付け
(カレイ、金目鯛など)
16.6%
9 しょうが焼き 15.9%
10 さばのみそ煮 13.4%

MA(複数回答)/n(有効回答数)

ここまで和食の魅力を見てきましたが、では皆さんが好きな「主菜(おかず)」をランキング形式で見ていきましょう。堂々の人気ナンバーワンは「刺身」(42.6%)でした。「刺身は旬なものを食す。かつおが旬な時は毎日のように食べる」(女性40代、群馬県)、「刺身は素材の味を活かした料理だし、食欲のないときでもあっさりと食べられる」(女性20代、東京都)など、刺身は「鮮度」「素材」「旬」が楽しめる和食の代表格という声。さらに「刺身はお酒のあてにかかせません」(男性60代、兵庫県)など、白いごはんだけではなく、お酒の肴としても高い支持を集めました。


同じく魚料理では、3位に「焼き魚(さんま、鯖など)」(30.3%)。「焼き魚に旬を感じる。特に青魚をそのまま塩焼きで食べるのが好き」(女性20代、千葉県)など、脂ののった旬の魚をシンプルに塩焼きするのが堪らないという声。さらに「カレイの煮付けは子どもも大好き」(女性60代、大阪府)など、8位に「魚の煮付け(カレイ、金目鯛など)」(16.6%)、10位にも「さばの味噌煮」(13.4%)が挙げられ、刺身から焼き物、煮付け、照り焼き当等々、魚は様々な調理や味付けに向く、和食に不可欠な食材と言えそうです。

「肉じゃが」「すき焼き」「鶏から」「生姜焼き」など、タンパク質を補う肉料理も人気

その一方、肉料理では、4位に「肉じゃが」(20.4%)。「肉じゃが大好き!お母さんがよく作ってくれたメニューで、あたたかい家庭で食べるイメージがある」(女性30代、岡山県)など、「肉じゃが=おふくろの味」とイメージする人も多く、日本の家庭料理の大定番という声。さらに「すき焼きは肉と野菜が両方楽しめる。甘辛いタレと野菜や肉のうまみ、生卵が合わさり、白いゴハンがよく合う」(男性30代、東京都)など、5位に「すき焼き」(19.7%)、7位に「鶏のから揚げ・揚げ物」(18.0%)、9位にも「しょうが焼き」(15.9%)が続きました。豚や牛、鶏など肉料理のバリエーションも多く、和食のおかずは、魚と共に身体の形成に欠かせないタンパク質の摂取を重視していることがうかがえます。


今回は「和食」をテーマに皆さんのご意見を聞いてきました。ミシュランガイドによれば、星を持っているお店が世界で最も多いのが日本だそうです。いわば、日本は世界最高の美食の国といえ、フレンチにしても、イタリアンにしても本場に負けない味が味わえます。さらにカレーライスやナポリタン、焼き餃子、ラーメンなどに代表されるように、もともと海外から入ってきたメニューを日本独自のスタイルに変貌させるカスタマイズ能力も、日本の食文化ならではのユニークな特徴と言えます。こうした正統派からB級グルメまで、日本人の食に対する探究心の根底には、伝統的な和食づくりのノウハウが少なからず影響を与えているものと考えられます。昨年には「和食」が世界文化遺産の登録が決定するなど、日本の食文化は今や世界的な広がりも見せつつあります。特に炭水化物、タンパク質やミネラルなどをバランス良く摂取できる「一汁三菜」の食事スタイルは、長寿国日本を支える「健康食」の基本として、今後ますます世界から注目を浴びていきそうです。


最近では食の多様化、ライフスタイルの変化で「一汁三菜」の基本が崩れ始めている食卓も多いと聞きます。いま一度、伝統的な日本の食文化を学び、子どもたちの世代へしっかりと母直伝の「おふくろの味」を伝えていきたいものですね。

「毎週アンケート」終了のお知らせ

「毎週アンケート」終了のお知らせ

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抽選で30名様
アサヒスーパードライ
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