第555回 家飲みしていますか?

仕事帰りに同僚と一緒に居酒屋やビアガーデンに立ち寄り、みんなでワイワイやって、ストレスを発散するのはとても楽しいものですね。その一方、自宅でのんびりと飲む「家飲み」は、誰に気を遣うことなく、自由気ままに飲めるのが魅力です。そこで今回は「家飲み」をテーマに皆さんのご家庭における飲酒シーンや、家飲みならではの魅力について聞きました。
- 7割以上が「(週2回以上)の頻度で家飲み」−特に男性の晩酌頻度が高い
- 家飲みは「夫婦の語り場」−お酒を飲みながら二人で1日を振り返る
- 40代「一人で」、50代で「夫婦で」、70代で「子どもと」など、年代で飲む相手に変化
- 1カ月間の予算は「5,000円未満」−コストパフォーマンスの高さが家飲みの魅力
- 全飲み代の8割以上を「家飲み」が占める−年齢と共に「外飲み」から「家飲み」へ
- 家飲みの定番は「ビール」「発泡酒」−炭酸アルコール飲料で1日の疲れを癒やす
- 女性はフルーティな「ワイン」「果実酒」、男性はチビチビ飲む「焼酎」「ウイスキー」
- 「夕食」「風呂上がり」「帰宅」など、オンオフの切り替えを「家飲み」で線引き
- 「格好がどうでも」「酔っ払っても」など、無防備で過ごせるのが「家飲み」の魅力
7割以上が「(週2回以上)の頻度で家飲み」−特に男性の晩酌頻度が高い

SA(単回答)
まず、皆さんはどの位の頻度で「家飲み(自宅での晩酌・飲酒)」をしているのでしょうか。「夕食中に妻とビールや焼酎などを飲んでいる」(男性30代、東京都)など、「ほぼ毎日」と回答した人が最も多く32.9%。さらに「週4〜5回」(16.8%)、「週2〜3回」(24.2%)が続き、全体の7割以上の人びとが「(少なくとも)週2回以上」のペースで家飲みをしていることが明らかとなりました。性別で「週2回以上(の頻度で家飲みをしている)」という声を見てみると、女性回答では69.4%。その一方、男性回答では10%近くも高い79.0%を占めました。「家飲み」を習慣化とする男性も多く、睡眠や食事、入浴と同じく「お酒」は日々の暮らしに欠かせないものであることがうかがえます。また、自由回答の中には「週に2回は外飲み。休肝日は月と火曜日。3日は家飲み」(男性50代、埼玉県)など、「外飲み」「休肝日」を上手に取り入れ、充実した飲酒ライフを楽しむ人もいました
過去同時期に実施した調査によれば、「週2回以上(の頻度で家飲みする)」という声は、2010〜2013年で75%前後を推移していましたが、消費税8%が導入された直後の昨年(2014年6月)は77.6%とやや増加傾向を示し、「家飲み」頻度がやや高まる傾向が見られました。今年の調査では、昨年よりも3%以上も低い73.9%となり、増税以前の数値まで戻りつつあることがうかがえます。

SA(単回答)
家飲みは「夫婦の語り場」−お酒を飲みながら二人で1日を振り返る
「家飲み」は誰と一緒?
1 | 夫婦で | 49.0% |
---|---|---|
2 | 一人で | 48.0% |
3 | 親と | 12.5% |
4 | 友だちと | 8.3% |
5 | 子どもと | 5.1% |
MA(複数回答)/n=1261人
多くの人びとが頻繁に「家飲み」を楽しんでいることが判明しましたが、皆さんは誰と一緒にお酒を飲んでいるのでしょうか。「夕食時に主人と二人でビールを飲む」(女性50代、愛知県)など、最も回答が多かったのは「夫婦で」(49.0%)。自由回答の中には「就寝前に主人とワインを飲みながら1日の出来事を話す」(女性50代、大阪府)、「妻とゆっくり話しながら」(男性30代、神奈川県)など、「家飲み=夫婦の語りの場」と捉えているご家庭も多く、お酒を飲みながら1日を振り返る貴重な時間となっていることがうかがえます。
「夫婦」に続き、ほぼ回答を二分化したのは「一人で」(48.0%)。「帰りが遅いので、家族は先に食事を済ましている。帰宅後一人で食事と晩酌が常」(男性40代、香川県)、「一人で飲むのは、落ち着いて飲めるので好き」(男性30代、沖縄県)など、人と飲むことの多い「外飲み」に対し、「家飲み」では一人で静かにお酒を楽しみたいという声も目立ちました。性別で「夫婦で」「一人で」という声を見てみると、女性回答では「夫婦で」(男性=39.0%、女性=57.7%)がトップ。一方、男性回答では「一人で」(男性=60.0%、女性=37.5%)が「夫婦で」を上回りました。こうした結果から女性の「家飲み」は、旦那さんの晩酌に付き合って飲むケースが多く、男性は奥さんに依存せず、マイペースで「家飲み」を行っている様子がうかがえます。
40代「一人で」、50代で「夫婦で」、70代で「子どもと」など、年代で飲む相手に変化

では、年代別ではいかがでしょうか。20代では「夫婦で」(42.6%)、「一人で」(39.0%)に続き、未婚者も多い年代のため、「親と」(25.0%)、「友だちと」(17.6%)という声も目立ちました。未婚者、既婚者が混在し、生活スタイルが多様な若い20代では「家飲み」の相手は広く分散しているようです。既婚者が増える30代(夫婦で=48.6%、一人で=46.2%)、40代(夫婦で=43.5%、一人で=55.1%)では「夫婦」「一人で」に集中。また、仕事や育児などに追われる年代のせいか、40代では「夫婦で」よりも「一人で」という声が上回りました。その一方、50代(夫婦で=55.5%、一人で=47.3%)、60代(夫婦で=58.6%、一人で=42.1%)では「夫婦で」が「一人で」を抜き返し、年齢と共に「夫婦」に回帰。さらに70代以上では「子どもと」(14.6%)が急増し、親子で飲む機会が増すなど、年齢と共に「家飲み」のパートナーが少しずつ変化していることが判ります。

MA(複数回答)/n=1261人
1カ月間の予算は「5,000円未満」−コストパフォーマンスの高さが家飲みの魅力
次に皆さんのご家庭の1カ月間にかかる「家飲み代(お酒の購入代)」は、だいたいどの位でしょうか。「ビール類は6本パックがなくなったら、その都度買う」(女性40代、神奈川県)など、「3,000円未満」と回答した人は41.6%。「3,000〜5,000円未満」という声も21.9%を数え、全体の6割以上の人びとが「(月間)5,000円未満」の予算内で「家飲み」を賄っていることが明らかとなりました。おおよそ350mlの発泡酒・新ジャンルを1日1本飲んだ場合の出費とほぼ同等と言えそうです。さらに自由回答の中には「4Lの焼酎を一本買って飲む」(女性40代、茨城県)など、「2,000円未満」(26.3%)という声も多く、コストパフォーマンスの高さを重視する傾向がうかがえます。

MA(複数回答)/n=1256人
全飲み代の8割以上を「家飲み」が占める−年齢と共に「外飲み」から「家飲み」へ
「家飲み代」の相場を見てきましたが、では家計に占める飲み代全体の中で「家飲み代」と「外飲み代」の比率は、どの位でしょうか。「子どもが小さいので外に行けないので、友達と飲む時も家飲み」(女性20代、福岡県)など、「家飲み代100%:外飲み代0%」と回答した人が最も多く29.7%。さらに「1カ月に一回、外で友人と飲み会をするくらいで、後は自宅で晩酌」(女性50代、東京都)など、「家飲み代90%:外飲み代10%」(26.7%)、「家飲み代80%:外飲み代20%」(15.7%)が続き、全体の72.2%の人びとが「家飲み代:8割以上」の高い比率を示しました。1回当たりの出費では「外飲み」のほうが断然大きいものの、全体の予算では頻度に勝る「家飲み」の割合が大きく上回っていることがうかがえます。その反面、「家飲みはワインがメイン。週一で夕食を兼ねて外飲み、約7割の出費」(女性40代、滋賀県)など、「外飲み代:70%以上」という声も約1割を占めました。

SA(単回答)
年代別で「家飲み代:80%以上」という声を見てみると、20代では58.1%でしたが、30代で68.8%、40代で73.9と徐々に増加。さらに「定年後は付き合いも少なくなり、家飲みが多くなりました」(男性60代、愛知県)など、シニア層である60代でピークの81.5%、70代以上で80.5%を数えました。年齢と共に「外飲み」から「家飲み」が主流となり、同時に飲み代全体に占める「家飲み代」の比率も高まる傾向がうかがえます。

SA(単回答)
家飲みの定番は「ビール」「発泡酒」−炭酸アルコール飲料で1日の疲れを癒やす
次に皆さんが「家飲み」でよく飲むお酒をランキング形式で見ていきましょう。一番人気は「缶ビール」(73.9%)でした。「子どもも成長して夫婦の時間が持てるようになり、ビールは欠かせません」(男性50代、埼玉県)、「平日はスポーツジムから帰って、一人でテレビを観ながら缶ビールを飲んでいる」(男性50代、佐賀県)など、晩酌のビールが日課という声。さらに「発泡酒、新ジャンルなど決まったものは箱買い。新商品などはバラでちょこちょこ買いしている」(男性30代、広島県)など、同様2位にも「缶の発泡酒・新ジャンル」(59.4%)が挙げられました。のど越しの良い「ビール系アルコール飲料」が上位を占め、家飲みの大定番として君臨していることがうかがえます。自由回答の中には「普段、自分用には発泡酒。婿が泊りで来るときは、ビール6缶パックを買う」(女性60代、北海道)など、家計を考えて日ごろは「発泡酒・新ジャンル」、来客時や特別な日は「ビール」と使い分けをしているご家庭もありました。
「家飲み」でよく飲むお酒は?
1 | 缶ビール | 73.9% |
---|---|---|
2 | 缶の発泡酒・新ジャンル | 59.4% |
3 | 缶チューハイ・サワー | 45.8% |
4 | ワイン | 32.8% |
5 | 焼酎 | 26.2% |
6 | 日本酒 | 17.8% |
7 | ウイスキー | 12.3% |
8 | ノンアルコールビール | 12.0% |
9 | 手作りチューハイ・サワー(焼酎と割って) | 10.6% |
10 | ハイボール(ウイスキー+炭酸) | 9.8% |
MA(複数回答)/n=1247人
同じく炭酸シュワシュワ系では、「夕食時に主人と二人でビールを飲み、そのあとにチューハイを飲む」(女性50代、愛知県)など、3位に「缶チューハイ・サワー」(45.8%)、9位に「手作りチューハイ・サワー(焼酎と割って)」(10.6%)。さらに10位にも「ハイボール(ウイスキー+炭酸)」(9.3%)が続き、爽やかな口当たり、スッキリとした炭酸の刺激が1日の疲れを癒やす役割を担っています。また、見逃せないのは8位「ノンアルコールビール」(12.0%)です。「毎日飲むが月・水・金・土はアルコール、火・木・日はノンアルコールと飲み分けている」(男性40代、東京都)など、最近では「休肝日」にノンアルを飲むという声も多く、アルコールの有無に関わらず、炭酸飲料の人気の高さがうかがえます。
女性はフルーティな「ワイン」「果実酒」、男性はチビチビ飲む「焼酎」「ウイスキー」
炭酸系以外では「ワイン」(全体=32.8%、男性=26.7%、女性=38.1%)。「家事を終えた後、一人でワインが多い」(女性40代、大阪府)、「晩ごはんを作る時にビールに合うか、ワインに合うかと考えながら作っている」(女性40代、東京都)など、意外に家飲みでワインを楽しむ人が多いようです。特に女性からの支持が高く、果実のフルーティな味わいが、日常生活に贅沢なひとときを与えてくれる存在となっていることがうかがえます。同じくフルーティなお酒では「自家製果実酒(梅酒など)」(全体=5.9%、男性=2.1%、女性=9.1%)も、女性人気の高さが目立ちました。
その一方、「夫婦でいつも晩酌をしていて、ビールと焼酎を飲んでいる」(男性20代、東京都)など、男性回答では「焼酎」(全体=26.2%、男性=34.5%、女性=19.0%)。さらに「風呂上りにウイスキーを一人で飲みながら新聞読む」(男性60代、東京都)など、「ウイスキー」(全体=12.3%、男性=17.1%、女性=8.1%)を愛飲する男性も多く、フルーティなお酒を好む女性に対し、男性はしっかりとした飲み応えのある「蒸溜酒」を支持する声が目立ちました。1日の終わりに焼酎やウイスキーをチビチビ飲むのが、至福の瞬間という男性もきっと多いことでしょう。
「夕食」「風呂上がり」「帰宅」など、オンオフの切り替えを「家飲み」で線引き

続いて「家飲みのシーン」を見ていきましょう。最も回答が多かったのは「夕食のとき」(67.2%)でした。「家族と夕食を食べながら飲む」(男性40代、千葉県)、「晩御飯時に、妻や子どもと同じおかずを食べながらワイワイしゃべりつつ飲む」(男性40代、大分県)など、夕食のおかずをつまみして、晩酌を楽しむという声。さらに3位にも「家族、夫婦が一緒の団らんのとき」(29.7%)が挙げられ、家族と食事を囲む夕食は「家族のコミュニケーションの場」であると同時に、「家飲み」の絶好のタイミングであることがうかがえます。いい食事、いいお酒は、夫婦・家族円満の秘訣と言えるかもしれません。
日ごろの「家飲み」シーンで多いのは?
1 | 夕食のとき | 67.2% |
---|---|---|
2 | 風呂あがりに | 36.0% |
3 | 家族、夫婦が一緒の団らんのとき | 29.7% |
4 | 次の日のことを考えなくて良い週末や休前日に | 23.9% |
5 | テレビやDVD(ビデオ)を観ながら | 14.8% |
6 | 年中行事(誕生日、クリスマスなど)をお祝いするときに | 13.7% |
7 | 帰宅後、真っ先に渇いた喉を潤したいとき | 12.0% |
8 | 疲れたとき(ストレス解消したいとき) | 10.9% |
9 | 睡眠を促進する寝酒に | 8.7% |
10 | 休日の昼間にゴロゴロしながら | 5.2% |
MA(複数回答)/n=1224人
2位は「風呂上がりに」(36.0%)。「お風呂上がりに飲むのが一番おいしい」(女性50代、埼玉県)など、1日の汚れや汗を洗い流して、サッパリした後に飲む一口が最高という声。さらに7位に「帰宅後、真っ先に渇いた喉を潤したいとき」(12.0%)、9位にも「睡眠を促進する寝酒に」(8.7%)が挙げられ、「風呂上がり」「帰宅時」「就寝前」など、仕事とプライベートのオンオフの切り替えを、「家飲み」で線引きしている人がとても多いようです。そのほか、「テレビを観て笑いながら、落ち着いて飲む」(女性40代、岩手県)など、「テレビやDVD(ビデオ)を観ながら」(14.8%)、「インターネット、SNS、メールをしているとき」(4.7%)など、何かをしながらの「ながら飲み」でリラックスタイムを過ごすという人もいました。
「格好がどうでも」「酔っ払っても」など、無防備で過ごせるのが「家飲み」の魅力
最後に「外飲み」にはない、「家飲み」ならではの魅力を見ていきましょう。最も回答が多かったのは「夫婦や家族と一緒が楽しい(家族団らん)」(39.0%)でした。「家族でお酒を飲みながら、テレビを観てわいわい。外だと騒ぐ声がまわりに迷惑になったりするので」(女性20代、茨城県)など、自宅であるプライベート空間なら、夫婦や家族水入らずで過ごすことが出来るという声。さらに「週末の寝る前に映画など見ながら一人でゆっくり飲む」(男性50代、千葉県)など、6位に「外で1人は寂しいが、家なら1人が心地よい」(23.6%)が挙げられ、同僚や友だちと一緒の「外飲み」に対し、「家飲み」では「家族水入らず」「一人で」の気ままな飲用スタイルが主流。日ごろの人間関係などの「コミュニケーション疲れ」を癒やすべく、ある意味、「家飲み」ではワガママに自己中心的にお酒が楽しめる環境を求める傾向がうかがえます。
「家飲み」の魅力や利点とは?
1 | 夫婦や家族と一緒が楽しい(家族団らん) | 39.0% |
---|---|---|
2 | リラックスできる、落ち着く | 36.9% |
3 | 自分のペースで飲める | 34.2% |
4 | 飲み代を気にせず飲め、家計に優しい | 34.1% |
5 | 好きなつまみや料理が食べられる | 23.9% |
6 | 外で1人は寂しいが、家なら1人が心地よい | 23.6% |
7 | 服装や周りを気にする必要がない | 21.9% |
8 | 帰りのことを考えずにダラダラ飲める | 20.2% |
9 | 酔っぱらってだらしなくなっても安心 | 15.0% |
10 | さほどお酒の量が飲めないので「家飲み」がちょうど良い | 12.7% |
MA(複数回答)/n=1217人
2位は「リラックスできる、落ち着く」(36.9%)。「入浴後に音楽聞きながら、ビール飲む。家は落ち着くからいいし、楽」(女性40代、兵庫県)、「ゴロゴロくつろげるところが良い」(女性40代、愛知県)など、ストレスや緊張感が一切なく過ごせるという声。さらに「ユルユルの格好で飲めて眠くなったらすぐ寝れる」(女性40代、兵庫県)など、7位に「服装や周りを気にする必要がない」(21.9%)、9位にも「酔っぱらってだらしなくなっても安心」(15.0%)が続き、他人を気遣いしたり、周囲の目を気にせずに、無防備に過ごせるのが「家飲み」の魅力。特に女性回答の中には「化粧なしスッピンでもいい」(女性=21.3%)という声も多く、「外飲み」では得られない、真の解放感が「家飲み」の醍醐味であることがうかがえます。
そのほか、「呑兵衛なので、家飲みが家計に最も優しい」(女性50代、三重県)など、4位に「飲み代を気にせず飲め、家計に優しい」(34.1%)。「外で安い店で飲んでも、帰りのタクシー代のほうが高いときがあって損した気分。ともかく(家飲みは)帰りのことを心配しないでいいのがいい」(女性50代、埼玉県)など、8位にも「帰りのことを考えずにダラダラ飲める」(20.2%)が挙げられ、「飲み代」「タクシー代(代行運転代)」等の出費から、家計に優しい「家飲み」を優先する人も少なくありませでした。
今回は「家飲み」をテーマに、皆さんのご意見を聞いてきました。「(頻度は)ほぼ毎日」と回答した人は32.9%。さらに「週2〜5回」という声も41.0%を数え、とても多く人びとが「(少なくとも)週2回以上」の頻度で「家飲み」を楽しんでいることが明らかとなりました。「外飲み」を非日常とするなら、「家飲み」は日常といえ、入浴や睡眠、食事と同じく、日々の生活の中のごく自然な習慣や日課の一つとして定着していることがうかがえます。また、今回の調査で特徴的だったのが「家飲みの相手」です。ここ2年間の調査によれば、「一人で」(2014年=52.6%、2013年=52.5%)が「夫婦で」(2014年=46.9%、2013年=47.9%)を上回っていましたが、今回の調査では「夫婦で」(49.0%)が「一人で」(48.0%)を抜きました。さらに家飲みの一番の魅力として挙げられた「夫婦や家族と一緒が楽しい(家族団らん)」(2015年=39.0%、2014年=34.9%)という声も、昨年4位からトップに急上昇しており、「家飲み」を通じ、夫婦や家族のコミュニケーションが深まっている状況が垣間見られました。
これから夏場に向け、お酒がますます美味しく感じる時期を迎えます。「家飲み」を上手に取り入れながら、オンオフのメリハリのある充実した生活をお過ごしください。また、お酒好きの方は、帰りの心配がない家飲みだからと、ついつい飲み過ぎでしまう人もいるかもしれません。週に1日は「お酒」を「ノンアルコール飲料」に替える「休肝日」を設けて、いつまでも健康的にお酒が楽しめるように自己管理もお忘れなく。
「毎週アンケート」終了のお知らせ

2003年9月10日に第1回アンケートを開始してから15年間にわたって実施してきました「毎週アンケ−ト」は、今回をもって終了させていただきます。
毎週、皆さまからのご協力を得てアンケートを積み重ね、今までに計682回ものレポートを発表して参りました。皆さまの暮らしに少しでもお役立ていただけ、楽しんでいただけていたなら幸いでございます。
長い間、ご協力ご愛読いただきました皆様に厚く感謝申し上げます。
『お楽しみ商品詰め合わせ』をプレゼント アンケート謝礼
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