1. トップページ
    2. 企業情報
    3. 研究活動
    4. ハピ研
    5. 毎週アンケート

毎週アンケート|生活の中のちょっとしたことや、旬な話題をタイムリーに調査!

第597回 大人って?

大人って?

いよいよ始まる参議院選挙では、選挙権年齢が18歳以上に引き下げられて行われる初の国政選挙となります。結婚は女性が16歳、男性は18歳、自動車免許は18歳、さらに飲酒や喫煙は20歳からなど、何をもって「大人」と定めるのか? 今回導入される「選挙権」を含めて、法律で定める成人年齢とのギャップがあります。そこで今回は「大人」をテーマに、精神年齢から「自分が大人になったな」と感じた瞬間など、実年齢ではない基準で大人についてじっくりと考えてみました。

調査概要

  • 調査対象:全国の20歳以上の男女
  • 有効回答数:815人
  • 調査方法:インターネット調査
  • 調査期間:2016年6月22日〜6月28日

8割以上が「精神年齢は実年齢よりも下」と回答― 感情や行動が実年齢に追いついていない

あなたの精神年齢は?

SA(単回答)

まず、皆さんは自分の精神年齢を何歳だと思っているのでしょうか。「実年齢よりも下」と回答した人は最も多く82.1%。主な理由は「精神年齢23歳。大学を卒業した時からストップ」(男性55歳、神奈川県)、「精神年齢16歳。高校生くらいの時と考えていることが同じような気がするので」(女性37歳、岡山県)など、どこか学生気分が抜けていないという声。「精神年齢30歳。つまらないことで腹が立ったりなど、もうすこし心に余裕のある落ち着いた大人になりたい」(男性46歳、大阪府)など、思考や感情、行動等が実年齢に追いついていないという声や、「精神年齢30歳。政治や社会の動きに関心はあるが、難しいことは分かりません」(男性63歳、大阪府)など、自らの勉強不足を自覚する人も目立ちました。また、自由回答の中には「精神年齢10歳。両親にまだ甘えている自分がいるから」(女性27歳、山形県)、「精神年齢5歳。何でも人任せ、人のせいにする」(男性47歳、神奈川県)など、「精神年齢12歳以下」と回答した人も4.7%を数えました。


その一方、「実年齢よりも上」という声は僅か7.8%。「精神年齢40歳。子育てを経験して、実年齢より少し成長した気がする」(女性35歳、福島県)など、出産や子育てを通して、自分自身を成長させているという声。また自由回答の中には「精神年齢50歳。いろんなことが大変で、疲れきっているので」(女性43歳、愛知県)、「精神年齢60歳。日に日に好奇心が失われていく」(女性50代、広島県)など、忙しさに追われ、疲労困憊から精神年齢に老けを感じるというネガティブな声も寄せられました。そのほか、「精神年齢と実年齢は、同じぐらいかなと感じている。今まで31年間生きてきて、やはりその年その年で学ぶことや得ることは何かしらありましたので」(女性31歳、兵庫県)など、「実年齢と同じ」(10.1%)と肉体と精神のバランスが取れていると感じている人もいました。

若い層は「精神年齢の低さ=未熟」、シニア層は「若々しさ・健康」と年代で捉え方が異なる

年代別ではいかがでしょうか。平均の精神年齢を見ていくと、「精神年齢25歳、まだ未熟ものなので、大人になりきれていない」(女性29歳、神奈川県)など、20代の平均精神年齢は「22.8歳」。30代では「26.1歳」と実年齢との差は約5歳程度とそう大差がないことが判ります。ところが40代の平均精神年齢は「30.7歳」、50代で「39.3歳」、60代で「43.7歳」、70代以上で「52.6歳」と「10〜20歳下」という声が増え、年代が上がるほど「実年齢」と「精神年齢」は解離する傾向がうかがえます。一般的に「精神年齢の低さ=未熟」とネガティブなイメージが先行しますが、そのイメージも年代と印象が大きく変わるようです。自由回答の中には「精神年齢25歳。チャレンジ精神が衰えていないから」(男性60歳、大阪府)、「精神年齢55歳。還暦は過ぎましたが、精神年齢は毎年減らしていくつもりで、柔軟性のある精神でいようと思う」(女性63歳、大阪府)など、特にシニア層では「精神年齢の低さ=若々しさ・健康で元気」とポジティブに捉えている人がとても多いようです。

年代別:あなたの精神年齢は?

SA(単回答)

「怒りは5つ数えてから怒る」など、大人の第一歩は「感情コントロール」から

では今までの皆さんの経験の中で、精神的に「自分が大人になったな」と感じた瞬間とは、どんな時でしょうか。最も回答が多かったのは「昔に比べ、性格が丸くなったと感じたとき(感情コントロールが出来るようになった) 」(33.7%)でした。「怒りは5つ数えてから怒ると決めたこと」(女性53歳、福島県)、「ささいなことで腹が立たなくなった」(男性34歳、神奈川県)など、感情を瞬間的に顔や口から出さず、一旦冷静になって感情を抑えられることが大人の第一歩と言えそうです。その一方、自由回答の中には「老けたが、短気なところは全く治らない」(男性50代、新潟県)、「毎日、子どもたちと一緒に口喧嘩をしてしまう。まだまだ子どもだなと反省」(女性32歳、広島県)など、一向に性格が変わらないという人もいました。

精神的に「自分が大人になったな」と感じた瞬間は?

1 昔に比べ、性格が丸くなったと感じたとき
(感情コントロールが出来るようになった)
33.7%
2 自分の子どもが生まれたとき 29.1%
3 就職して社会人になったとき 22.9%
4 親から援助されず、経済的に自立したとき 19.8%
5 結婚したとき 18.9%
6 自分で稼いだお金で好きなものを買ったとき 16.0%
7 社会や仕事の裏表(理不尽さなど)を知ったとき 14.7%
8 お酒がうまいと感じるようになったとき 14.6%
9 苦味(ビール、コーヒーなど)のうまさがわかるようになったとき 14.2%
10 親孝行を考えるようになったとき(親に仕送りをしたとき) 12.4%

MA(複数回答)/n=748人


2位は「自分の子どもが生まれたとき」(29.1%)。「結婚し子どもを出産し、しっかりしないといけないという思いが芽生え、責任を持たないといけないと実感したときに、大人になったと思う」(女性30代、広島県)など、出産を経験して親(=大人)としての自覚が芽生えたという声。さらに「結婚した時に、これからはいい加減に出来ないなと感じたことが大きい」(男性68歳、愛知県)など、5位にも「結婚したとき」(18.9%)が続き、結婚や出産・子育てを通じ、夫婦、子どもと一緒に成長し続けているという声が目立ちました。就職や結婚、出産など人生にはいくつかの転換期がありますが、新しい生活や環境の変化を経験し、私たちは自分磨きを行っているのかもしれません。

「親からの経済的な自立」「親孝行」など、親との関係を通して大人を意識

「結婚」「出産」以外ではいかがでしょうか。「社会人になって両親の仕事の大変さを理解できるようになり、実家にいる頃は全くやらなかった家業の手伝いをするようになった」(女性43歳、兵庫県)など、3位に「就職して社会人になったとき」(22.9%)。さらに「高校を卒業し働きながら夜間学校に通い、自分一人で生活し始めたとき」(男性60代、愛知県)など、4位に「親から援助されず、経済的に自立したとき」(19.8%)、6位に「自分で稼いだお金で好きなものを買ったとき」(16.0%)が続きました。就職に伴う「親からの経済的な自立」を境に甘えた考えが消えると共に、両親に対する感謝の気持ちが強まったという人が目立ちました。また自由回答の中には「喧嘩ばかりしていた親に親孝行をしたいと自然に思うようになった」(男性29歳、愛知県)など、10位に「親孝行を考えるようになったとき(親に仕送りをしたとき)」(12.4%)が挙げられ、甘えてばかりいた両親に対する気持ちが変わってきたときという人もいました。


その一方、社会的な責任感や経済的な自立ばかりではなく、自由回答の中には「ドラマのような腹黒い瞬間を見せられて、黙るのが大人の対応だと言われた時」(女性51歳、広島県)など、7位に「社会や仕事の裏表(理不尽さなど)を知ったとき」(14.7%)が挙げられ、社会矛盾や不合理、時にモラルに反する判断を迫られた経験を持つ人もいました。大人になるということは、世の中の表裏を知り尽くし、酸いも甘いも噛み分けてきた人生経験を通じて得るものなのかもしれません。そのほか、「お酒の旨みや違いの良し悪しが分かってきたことは、大人になったなと感じる」(男性38歳、東京都)など、8位に「お酒がうまいと感じるようになったとき」(14.6%)。さらに「初めてビールを飲んだ時は『苦い』と思い、就職時の新人歓迎会の時も、ほんのちょっぴりしか飲めませんでしたが、いつの間にかビールが好きになっていました」(女性52歳、東京都)など、9位にも「苦味(ビール、コーヒーなど)のうまさがわかるようになったとき」(14.2%)が挙げられ、味覚の変化も大人への登竜門であることがうかがえます。

大人を感じるお酒は「ウイスキー」−初めは飲みにくかったお酒に「大人の味」を実感

大人を感じるお酒は?

1 ウイスキー 55.5%
2 日本酒 47.6%
3 ブランデー 30.8%
4 ワイン 23.5%
5 ビール類 22.8%
6 焼酎 15.7%
7 カクテル 5.6%
8 ウオッカ 5.2%
9 シャンパン 4.4%
10 テキーラ 3.3%

MA(複数回答)/n=733人

「お酒の味=大人を実感する瞬間」という声も目立ちましたが、では皆さんが大人を感じる「お酒」とは一体何でしょうか。堂々のトップは「ウイスキー」(55.5%)。「ウイスキーが持つ雰囲気が大人だと思う。ワイワイ飲むより、バー等で静かに飲むイメージがある」(女性63歳、大阪府)、「ウイスキーをちびちび飲むのが、なんか大人らしいお酒の飲み方かなあと思う」(女性30代、大阪府)など、度数の高いお酒を静かにチビチビと飲むスタイルが「落ち着きのある大人」を彷彿させるという声。さらに「(昔から)映画で俳優がウイスキーを格好良く飲むシーンに憧れていたので」(男性34歳、神奈川県)など、テレビドラマや映画、CM等も少なからず影響し、「カッコいいお酒=ウイスキー」というイメージが定着しているのかもしれません。「ブランデーはハードボイルド的な感じだから」(女性42歳、神奈川県)など、同じく3位にも「ブランデー(コニャック含む)」(30.8%)が挙げられ、琥珀色の蒸溜酒に高い支持が寄せられました。


2位は「日本酒」(47.6%)。「小さい頃にいつも日本酒を飲んでいた父の姿に『大人』を感じていたので。初めてお酒を飲んだのは、成人して父がそのお祝いに外食へ誘ってくれた日。ずっと娘とお酒を飲むのが夢だったと言われた日を、今でも忘れられません」(女性31歳、兵庫県)など、「日本酒=父の晩酌」を思い出すという声。さらに「芋焼酎の臭みがうま味に変わったとき」(男性61歳、神奈川県)など、同じく6位にも「焼酎」(15.7%)が挙げられ、日本の地酒の味が分かるようになったら大人という声も寄せられました。そのほか、「二十歳のお祝いに家族で外食した時に、父からワインを勧められた時にお酒デビュー」(女性52歳、三重県)など、4位「ワイン」(23.5%)、9位「シャンパン(スパークリングワイン含む)」(4.4%)が続きました。ランキング圏内には比較的にアルコール度数の高いお酒が目立ち、甘くて口当たりの良いものよりも、むしろ初めは飲みにくかったお酒ほど、「大人の味」として強く印象づけられていることがうかがえます。

半数以上が「参議院選挙に期待する」と回答− 若い世代の参加で国も大きく変わる!?

初の国政選挙に期待する?

SA(単回答)

ここまで「精神的な大人とは何か?」「大人を感じるお酒とは何か?」などについて聞いてきましたが、さて来月7月10日に迫る参議院選挙は、18歳、19歳の若者たちが参加する初の国政選挙となります。いわば、大人の境が「18歳」まで引き下げられることになるわけですが、では今回の選挙に対する皆さんの期待度はいかがでしょうか。「これからの日本を背負って立つパワーに期待したい。雑言に左右されることなく、自分の意思を国政に反映してくれ!」(男性63歳、福島県)など、など、「とても期待している」と回答した人は17.3%。「まあまあ期待している」という声も35.4%を数え、全体の半数以上が「期待派」でした。主な理由は「シルバー民主主義と呼ばれるほど、今の政策は年配者向けに偏っていると思う。これからを担うのは若い世代の人たちなので、有権者数が増えるのは良い」(女性39歳、栃木県)、「若い世代の投票率が上がると、国の政策も大きく変わる」(女性50歳、佐賀県)など、若い世代が政治に関心を持ち、一票を投じることで、政治の世界に新しい風が巻き起こるのではないかという声。さらに「新鮮な目で政治や政策を見て、従来の規制概念に捕らわれずに投票してもらいたい」(女性63歳、大阪府)、「若い人は政党に対する従来のイメージがあまりないだろうから、ちゃんと立候補者の発言を知った上で投票してくれそう」(女性32歳、広島県)など、ニュートラルな立場で候補を判断して欲しいという人もいました。


その反面、「あまり期待していない」(35.0%)、「全く期待していない」 (12.3%)という声も半数近くを占めました。主な理由は「ただでさえ勉学や部活動や友達関係で悩ましい忙しい時期に、全力で政治について考えさせるのは可哀相」(女性43歳、東京都)など、受験や部活に忙しく、政治まで考えさせるのは酷という声。さらに「自分が18の時は、まだ政治を全く理解していなかった。たぶん、何も考えずに投票する人が増えるだけではないかなと感じてしまう」(女性31歳、兵庫県)、「18歳は全くの子ども。むしろ選挙権の年齢を引き上げるべきでしょう、30歳とかに」(男性34歳、神奈川県)など、10代の政治参加に期待していないという人も目立ちました。


年代別で「とても期待している」「まあまあ期待している」という期待派を見てみると、20〜30代で半数未満、40〜50代で50%台とやや増加。さらに60代で61%、70代以上では70.0%に達し、年代と共に「18歳まで選挙権の引き下げ」に歓迎する傾向が見られました。その一方、「若い人の投票率は高くはならないと思う」(女性54歳、三重県)など、働き盛り・親世代の30〜50代では「とても期待している」という声が低く、全く期待していないわけではないものの、やや冷ややかな目で静観している状況がうかがえます。

年代別:初の国政選挙に期待する?

SA(単回答)


今回は「大人」をテーマに、皆さんのご意見を聞いてきました。皆さんの精神年齢を聞いてみたところ、「実年齢よりも下」と回答した人82.1%。その一方で、「実年齢よりも上」という声は僅か7.8%に留まり、「自分の精神年齢が実年齢よりも低い」と思っている人がとても多いことが明らかとなりました。大人になったと感じた瞬間として「結婚・出産・子育て」「就職・一人暮らし・経済的独立」という人生のターニングポイントを挙げる声が多く、こうした経験を通じて自身の変化を実感したという人が目立ちました。つまり、「成人年齢=精神的な大人」ではなく、様々な人生経験を重ねていくことで、私たちは自らの精神年齢も一緒に成長をさせていくのでしょう。


さて、大人の判断が求められるのが選挙。来月10日は参議院選挙の投開票が迫っていますが、経済・景気問題やエネルギー政策、医療や年金等の社会保障問題、憲法改正問題など、どこに争点を置くかで投票行動にも大きく影響を与えそうです。果たして18歳までの選挙権の引き下げが、どう日本の未来を変えるのでしょうか。




「毎週アンケート」終了のお知らせ

「毎週アンケート」終了のお知らせ

2003年9月10日に第1回アンケートを開始してから15年間にわたって実施してきました「毎週アンケ−ト」は、今回をもって終了させていただきます。 毎週、皆さまからのご協力を得てアンケートを積み重ね、今までに計682回ものレポートを発表して参りました。皆さまの暮らしに少しでもお役立ていただけ、楽しんでいただけていたなら幸いでございます。
長い間、ご協力ご愛読いただきました皆様に厚く感謝申し上げます。

『お楽しみ商品詰め合わせ』をプレゼント アンケート謝礼

「毎週アンケート」ではアンケートのご協力頂いた皆様へ、アンケート謝礼をご用意させていただいております。1回のアンケートご協力を一口として、締切の後にその期間の総口数を対象に抽選を行い謝礼品をお送り致しております。

抽選で30名様
アサヒスーパードライ
缶350ml×1ケース(24本)

賞品写真

【 抽選・当選発表 】
厳正な抽選の上、賞品の発送をもって、発表にかえさせていただきます。
賞品発送は2018年7月中旬頃を予定しております。
※都合により賞品の発送が多少遅れる場合もございますので、あらかじめご了承願います。
※ご当選者の住所、転居先不明・長期滞在などにより賞品をお届けできない場合には、当選を無効とさせていただきます。
※賞品発送以前に「アサヒWebサービス」を退会された場合、ご当選の権利は無効となります。予めご了承ください。

【 アンケート参加について 】
アンケートへのご参加は「アサヒWebサービス」を使用して受付いたしております。
「アンケートに答える」のボタンをクリックされますと、まずメールアドレスの入力欄になります。
すでに「アサヒWebサービス」をご利用になられているお客様は、メールアドレス入力後にパスワードを入力するだけでお客様の情報が入力済みのページが表示されます。
初めてご利用になられるお客様の場合は、メールアドレス入力後に「ご利用規約」画面となりますので、ご同意いただき、画面の指示にしたがって必要事項をご記入の上お進みください。
※アサヒWebサービスとは( http://www.asahibeer.co.jp/web-service/common/index.html