お酒を飲んだ後に、食べたり、飲みたくなるものは?
お酒を飲んだ後に「シメ」として、何か「もう1品」食べたり、飲みたくなるのはどうしてなのでしょうか?食べ過ぎは体に良くないとわかってはいても、どうにもやめられない・・・。しかも意外と、これが至福の瞬間だったりします。さて、皆さんは、どんな一品で至福を得ているのでしょうか?さっそく伺ってみました。
1位は、やはり「ラーメン」です。「飲んだ後のおいしいラーメン、この世は天国だ」(男性50代)、「何でラーメンなんでしょうね?自分でもわからないですけど・・・」(女性30代)など、多くの皆さんが「特に理由はないけれど、無性にラーメンが食べたくなる」と回答していました。ラーメンのこうした誘惑は、一体どこから来るのでしょうか?これは、アルコールが体内に入ると代謝が活発になり一時的に低血糖状態になるため、たとえ「つまみ」類を沢山食べても「満腹感」が得られないため、炭水化物が食べたくなるという生理的なメカニズムが背景にあるそうです。
2位は「お茶漬け」で、1位同様「炭水化物+汁物系」の組み合わせとなりました。「お茶漬けだと、サラサラッとお腹に入っていきます」(女性30代)、「あっさりとお茶漬けで胃に負担をかけずに食べます」(男性50代)と、ラーメンはやや重いと感じる方が、サラサラと軽やかに小腹を満たすメニューとして挙げているようです。ダントツ人気の1、2位から、やや溝をあけて3位は「アイスクリーム」です。「体が火照っているからうまい」(男性30代)などと、体をクールダウンするメニューとしても人気がありました。
男女別では、「ズルズル」「サラサラ」が全体の半数以上を占める男性に比べ、女性は1、2位に迫る勢いで「アイスクリーム」支持の高さが目立ちます。「甘い物は別腹。喫茶店に立ち寄って帰る」(女性30代)という声や4位の「お茶類」、6位「コーヒー・紅茶類」からも、飲酒後にカフェなどに立ち寄ってデザート系メニューを楽しむ女性が意外に多いことが伺えます。
残念ながら10位と低ランクでしたが、「フルーツ」は酔い覚まし、二日酔い対策にはお奨めの選択肢です。フルーツの中に含まれる果糖、ビタミン類やミネラルは、悪酔いの原因となるアセトアルデヒドの分解を助けます。また、カロリーも低いため、下っ腹が気になる方にもお奨めです。
今回のランキングでは、「ラーメン」「お茶漬け」のように「小腹を満たして体を温める食事」系と「アイスクリーム」「お茶類」のように「体をクールダウンし、酔いを覚ますデザート」系に大別され、特に性別により、その違いが顕著に現れた結果となりました。いずれにしても深夜の過食は、ほどほどに・・・。 |