毎週アンケート

【第22回】アンケート結果:2004年2月11日〜2月17日

外食時に「食の安全・安心」を気にしていますか?
以前と比べて、最近焼酎をどのくらい飲みますか?  
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1 お店の清潔感
30.1%
2 従業員の身だしなみ(制服・髪型等)
13.5%
2 料理の見た目・鮮度
13.5%
4 従業員の接客態度
12.0%
5 メニューブックでの原材料の産地表示
9.5%
6 噂・口コミ 6.3%
7 価格 6.0%
8 「素材厳選」をうたったお店の看板 4.6%
9 大手チェーン・有名店 3.9%
10 その他 0.6%
 
男性回答
1 お店の清潔感 31.4%
2 従業員の身だしなみ 14.7%
3 料理の見た目・鮮度 13.1%
4 従業員の接客態度 13.0%
5 原材料の産地表示 7.7%
女性回答
1 お店の清潔感 28.7%
2 料理の見た目・鮮度 13.9%
3 従業員の身だしなみ 12.1%
4 原材料の産地表示 11.5%
5 従業員の接客態度 11.0%
調査概要 調査対象:全国の20歳以上の男女 (有効回答数) 3,200人
調査方法:インターネット調査
調査期間:2004年2月11日〜2月17日
外食時に「食の安全・安心」を気にしていますか?
このところ連日、大手チェーン牛丼店から牛丼が消えるニュースがメディアを騒がせています。皆さんは、何を基準に「食の安全・安心」を見極めれば良いものか、きっと頭を悩ませていることでしょう。そこで今回は、外食の際、飲食店を選ぶ「目安」についてお尋ねしました。

外食時、「食の安全・安心」をまったく気にしないと回答した方は、全体の8.9%にとどまり、9割以上の方が、「食の安全・安心」について何かしら気にかけていることが明らかとなりました。中でも、「非常に気にしている」、「気にしている」と回答したのは、男性が52.3%だったのに対して、女性は60.4%と非常に関心の高いことが分かります。「(自分の)家族が食べると思って作っている、そんなお店に行きたい」(女性40代)など、家庭の食事に責任を持つ主婦ならではの感覚が大きく影響していそうです。

それでは実際、何を目安に飲食店の「安全・安心」を見極めているのでしょうか?1位は多数の支持を集めて「お店の清潔感」でした。「オシャレな雰囲気もいいと思うが、まずは清潔感が第一だと思う」(男性30代)など、うわべではない本質を見抜こうとする、消費者の厳しい目が伺えます。中でも「トイレが汚い店は、絶対に嫌」(女性70代)、「見た目は小ぎれいな内装なのに、小さなゴキブリが出現するお店が結構ある」(男性30代)、「テーブルがきちんと拭かれていなかったり、コップに口を付けた跡が残ったりしている店はイヤ」(男性40代)など、食品以外の「トイレ」「ゴキブリ」「テーブル」「食器」といったキーワードから、店の「安全・安心」を見極めている方が予想以上に多いようです。

次いで、2位にあげられたのは「料理の見た目・鮮度」。「熱いはずのものが冷めて出てきた場合は、二度と行かない」(女性50代)、「作り置きされていて新鮮さがなく、乾燥していたり、色が悪くなっているお店には行きたくない」(女性30代)など、価格面の安さより、料理に対する店のこだわりを重視する方が多く、こうした回答は特に女性に目立っています。事実、同率2位にあげられた「従業員の身だしなみ(制服・髪型)」は、女性よりもむしろ男性からの回答に目立ち、「爪の汚れと身だしなみが悪い店は行かない」(男性60代)、「従業員の仕事が雑だと、衛生に対する教育もしっかりしてなさそう」(男性30代)など、「従業員の質」を判断基準にする男性が意外に多いことが分かります。こうした傾向は、男性ランキングの4位に「従業員の接客態度」があげられている点からも伺えます。

「安全・安心」の目安として、上位に「食材」以外のポイントをあげる回答が占める中で、5位にやっと「原材料の産地表示」があがってきました。ランキングが低かった背景には、「大手企業であっても組織的にだますところはいくらでもあるから・・・」(男性30代)、「有機栽培と書いてあったとしても、こんな時代ですし信用できない」(女性20代)など、「賞味期限の不正」「原産地の偽り」・・・と言った声に代表されるように、相次ぐ食品関連企業の不祥事で、大企業に対する消費者の信用・信頼が万全ではないことも、ランキングに少なからず影響を与えているようです。「素材厳選をうたった看板」、「大手チェーン・有名店」等が低調であったことからも同様なことがいえます。

「飽食」「グルメ」の時代と言われ久しい中、アンケート結果からは、味と同等あるいはそれ以上に「食の安全・安心」が強く求められていることが分かりました。消費者は、自身で「食の安全・安心」を見極めなくてはならない時代がすでに到来しているという自覚を抱いています。飲食店は、こうした消費者の信頼を得るために、「メニューブックでの原材料の産地表示」などはもちろん、本来、飲食店に不可欠とされていた「清潔感」、「身だしなみ」、「接客」など、「従業員教育」の徹底がますます必要とされているようです。

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