毎週アンケート

【第33回】アンケート結果:2004年5月5日〜5月12日

自宅で缶チューハイ、缶カクテルを飲みますか?
缶チューハイ・缶カクテルの飲用頻度は?  
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■男性ランキング
 
1 さっぱりしたアルコールが飲みたいとき
20.3%
2 テレビやビデオを見ながらのリラックスタイムに
11.6%
3 お風呂あがりに
11.3%
4 ビールの後に、お腹にたまらないアルコールが飲みたいとき
10.2%
5 食事といっしょに
8.4%
6 友達や夫・妻(恋人)といっしょのとき
6.1%
7 カクテル風にお洒落に飲みたいとき
5.5%
8 次の日のことを考えなくて良い週末や休前日に
5.4%
9 休日の昼間ゴロゴロしているとき
4.3%
10 睡眠を促進する寝酒に
4.2%
 

■女性ランキング
 
1 さっぱりしたアルコールが飲みたいとき
13.0%
2 お風呂あがりに
12.1%
3 テレビやビデオを見ながらのリラックスタイムに
11.1%
4 食事といっしょに
10.5%
5 次の日のことを考えなくて良い週末や休前日に
10.3%
6 友達や夫・妻(恋人)といっしょのとき
9.2%
7 カクテル風にお洒落に飲みたいとき
6.6%
8 ストレス解消したいとき
6.1%
9 ビールの後に、お腹にたまらないアルコールが飲みたいとき
5.5%
10 睡眠を促進する寝酒に
4.0%
 
調査概要 調査対象:全国の20歳以上の男女 (有効回答数)2,905人
調査方法:インターネット調査
調査期間:2004年5月5日〜5月11日
自宅で缶チューハイ、缶カクテルを飲みますか?
ここ数年、「缶チューハイ・缶カクテル」市場は、低価格、低アルコール志向の消費者ニーズの高まりを受けて大きな伸びを示しています。もともと「チューハイ」は、東京・下町界隈の居酒屋で焼酎のソーダ割りとして飲まれ始めた「焼酎ハイボール」を起源とし、焼酎の「チュー」とハイボールの「ハイ」から、「チューハイ」という愛称が生まれたというのが有力な説です。その後、1983年には東洋醸造から日本初の家庭用チューハイ「ハイリッキー」が、翌年84年に早くも「缶チューハイ」が発売され、今日ではビールに次ぐ飛躍を遂げています。そこで今回は、誕生から20年余り経た今も成長を続ける「缶チューハイ・缶カクテル」の人気を探るため、自宅での飲用シーンについて調査しました。

まず、家庭内における「缶チューハイ・缶カクテル」の飲用頻度ですが、「週1回以上飲む」と回答した方は全体の約半数(44.2%)に達し、うち男性が41%、女性が48%と、女性の支持率が、一般的にアルコール市場をけん引する男性を超えたのが特徴です。改めて女性人気の高さが、「缶チューハイ」市場拡大の原動力であることが明らかになりました。中には「ほぼ毎日飲む」と、「缶チューハイ・缶カクテル」での晩酌を欠かさないという女性たちも7.2%いました。

それでは、どんな時に自宅で「缶チューハイ・缶カクテル」が飲みたくなるのでしょうか?性別で見ると、男性1位は「さっぱりしたアルコールが飲みたいとき」(20.3%)でした。「缶チューハイはビールとはまた違った味わいがあって好き。さっぱりしたものを飲みたいときは最高」(男性20代)、「ビール党だが、すっきりした柑橘系をたまに飲む」(男性40代)など、普段ビール一本やりの方も、時には口直しに「缶チューハイ」が恋しくなるという回答が意外に多数寄せられました。

さらに1位同様、ビール党からの回答が多かったのが、ランキング4位の「ビールの後に、お腹にたまらないアルコールが飲みたいとき」(10.2%)でした。「ビールを飲んだ後、物足りない時に飲む」(男性40代)など、メインのビール・発泡酒の代わりに「缶チューハイ・缶カクテル」を楽しむ方が多数いました。その一方「ビールを飲みながらご飯を食べ、終わった頃にチューハイに切り替える」(男性30代)、「普段はビール、週末は缶チューハイと決めている。ゆっくり飲めるのがいい」(男性50代)など、飲用シーンにより「ビール・発泡酒」と上手に飲み分けているという姿も少なくなく、「缶チューハイ・缶カクテル」が単なるビールの代用品に終始していない、確かな存在感を持っていることがうかがえます。

次に、女性のランキングです。1位は、僅差で男性と同様の「さっぱりとしたアルコールが飲みたいとき」(13%)でしたが、それに追随して2位に「お風呂あがりに」(12.1%)、3位に「テレビやビデオを見ながらのリラックスタイムに」(11.1%)があげられました。「仕事で心身共にお疲れ状態の時、まず風呂、そして涼みながら喉の渇きを潤すために飲むことが多い」(女性50代)など、疲れた体を癒すリラクゼーション効果を求める女性たちが予想以上に多いようです。こうした傾向は、男性ランキングで低調であった「ストレス解消したいときに」が、女性ランキングの8位(6.1%)にあげられていることからも見受けられます。

また女性に目立ったコメントで「手軽に飲めておしゃれな雰囲気が好き」(女性40代)、「あまりお酒は強い方ではないのですが、主人が寝る前にお酒を飲んでいると柑橘系の酎ハイが飲みたいと思う」(女性30代)など、ビールや発泡酒などアルコール飲料をあまり飲まない方でも、「缶チューハイ・缶カクテル」なら気軽に手が伸ばせるという回答が目立ちました。「いろんな種類の(缶チューハイ)を買って来て飲み比べをしたり・・・楽しいですョ」(女性50代)の声に象徴されるように、種類の豊富さも女性心をくすぐる要因になっているようです。

今回は「缶チューハイ・缶カクテル」の自宅での飲用シーンを性別で見てみました。どちらかといえば男性は、メインの「ビール・発泡酒」に対する、気分転換として「缶チューハイ・缶カクテル」を捉えている傾向が強いようですが、一方、女性はスイーツのような感覚で接し、仕事や家事で蓄積した疲れを上手に癒していることが明らかになりました。「缶チューハイ・缶カクテル」の市場拡大には、働く女性たちのニーズに合っている点が浮き彫りとなる結果でした。
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