毎週アンケート

【第35回】アンケート結果:2004年5月19日〜5月25日

今年、お中元を贈りますか?
グラフ:お中元の件数と価格帯
■お中元を選ぶ時のポイントは?
 
1 贈り先の好み・喜びそうなもの
19.6%
2 価格
18.8%
3 商品ブランド・メーカー名
11.1%
4 店頭に行き自分で商品を見て選ぶ
9.9%
5 百貨店・老舗など購入先
8.2%
6 あっても無駄にならない・困らないもの
8.1%
7 毎年同じものを贈るようにしている
5.5%
8 産地直送品
5.2%
9 季節感
4.5%
10 インターネットやカタログで情報を集める
4.3%
 
 
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調査概要 調査対象:全国の20歳以上の男女 (有効回答数)5,633人
調査方法:インターネット調査
調査期間:2004年5月19日〜5月25日
今年、お中元を贈りますか?
「中元」は、そもそも古来中国の1月15日の「上元」、7月15日の「中元」、10月15日の「下元」の三元という暦法に由来するもので、特に一年を半分に区切る「中元」は、祖霊を祭り、お供え物をご近所や親類へ配る日として大事にされてきました。こうした古くからの風習が、日頃お世話になっている方々への贈り物という現在の形へと受け継がれています。そこで今回は、そろそろ気になり始める「お中元」についてお尋ねしました。

ここ最近、景気の復調が伝えられていますが、「お中元」にはどんな影響を与えているのでしょうか?昨年と比較した「お中元」の件数は、「増やす予定」が3.3%、反対に「減らす予定」が9.9%と減少基調がやや上回るものの、半数以上が「件数は変らない」(56.6%)としており、ギフト市場の下げ止まりを感じる結果となりました。また「会社からお中元廃止令が出たので(贈らない)」(女性30代)など、形式としての「お中元」を見直す動きや、「お歳暮は親戚から主人の仕事関係の人まで幅広く贈っているが、お中元は仕事関係しか贈らない」(女性50代)など、「お中元」より「お歳暮」の方のウエイトがやや高いという声も多数寄せられました。

お中元の価格帯の相場を見てみましょう。「3,000円台」がトップで40.8%、次いで「5,000円台」が31.3%、「4,000円台」が10.7%と続き、全体の8割以上の方が3,000円〜5,000円台の値ごろ感でギフトを選んでいるようです。「価格が手頃で相手が喜ぶものを選ぶようにしている」(男性30代)など、お中元選びのポイントでも1位に「贈り先の好み・喜びそうなもの」(19.6%)、2位に「価格」(18.8%)をあげる声が目立ち、価格を抑えながらも気持ちの伝わるギフト探しに奔走している方が多いようです。さらに4位の「店頭に行き自分で商品を直に確認する」という回答も9.9%と多く、インターネット、カタログ通販が躍進する今日でも、商品を直接手に取り吟味したいという「こだわり派」が予想以上に多いことがうかがえます。

■あなたが贈りたいギフトは?
 
1 ビール
21.1%
2 産地直送の生鮮食材
12.6%
3 お菓子・デザート
9.6%
4 ハム・ソーセージ
8.5%
5 コーヒー
7.3%
 
 
■あなたがもらいたいギフトは?
 
1 ビール
22.1%
2
商品券
16.6%
3 産地直送の生鮮食材
10.1%
4 ハム・ソーセージ
7.8%
5 お菓子・デザート
7.0%
 

それでは、実際にどんなギフトを贈りたいと考えているのでしょうか。断トツの1位は「ビール」(21.1%)でした。「夏なので、さっぱりと飲めるものがいいと思う」(女性50代)など、夏を控えた時期ということもあり、喉の渇きを癒す「ビール」を選ぶ方が多数派でした。中には「贈答先の家族に子供がいるかどうか調べる。大人だけだとビールや洗剤、子供がいる家庭はジュースやお菓子の詰め合わせにしている」(女性30代)など、相手の家族構成や嗜好を踏まえた、思いやりあるギフト選びを実践されている方も少なくないようです。続いて、2位「産地直送の生鮮食材」(12.6%)、3位「お菓子・デザート」(9.6%)、4位「ハム・ソーセージ」(8.5%)など、上位を「食品ギフト」が独占する結果になりました。「もらっても困らないもの。重複しても困るから、なるべく日常で消費できる食品類にしている」(男性20代)など、後々形に残るモノよりも消えて無くなるモノ、すなわち「食品」が無難という声が目立ちました。

一方、もし自分がギフトをもらうとしたら、どんな贈り物が嬉しいのでしょうか?1位は、なんと贈りたいギフト同様に「ビール」(22.1%)があげられました。「頂くのはビールなどアルコール物がいいなぁ♪好きなので・・・・」(女性20代)、「やっぱり夏だしビールか発泡酒。もらって嬉しいし、あげても喜ばれる」(女性30代)など、かしこまったギフトよりも、普段、気兼ねなく楽しめるビールの方が喜ばれているようです。続いて2位に、贈りたいギフトでは7位と低調だった「商品券」(16.6%)がランクインしました。「商品券は味気ないので、避けている」(女性40代)という声に象徴されるように、贈り物としては相手に喜ばれないのではないかという懸念から避けられがちですが、もらいたいギフトの上位に「商品券」があげられている点は、体裁を重んじる日本人らしい傾向と言えるかもしれません。以下、3位「産地直送の生鮮食材」(10.1%)、4位「ハム・ソーセージ」(7.8%)・・・など、他はほぼ贈りたいギフトと傾向が重なる結果となりました。

こうした結果を見ると、ギフト選びの一番のポイントは「自分が欲しいものを贈る」という事に尽きるようです。社交辞令的な「お中元」が減少傾向にある今こそ、日頃お世話になっている方へ、本当に喜ばれるギフト選びを通じて、時候の挨拶を改めて捉え直す、いい機会なのかもしれません。

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お客様生活文化研究所