毎週アンケート

【第36回】アンケート結果:2004年5月26日〜6月1日

もし自由になる100万円があったなら、何に使いますか?
■男性回答
 
1 旅行・レジャー
17.0%
2 パソコン
13.7%
3 最新テレビ(BSデジタル、プラズマ等)
13.6%
4 自動車
6.6%
5 株式・外貨預金など投資
5.5%
6 デジタルカメラ
5.4%
7 家庭電化製品(冷蔵庫、食器洗い器等)
5.0%
8 食べて飲んでの豪遊
4.6%
9 DVDプレーヤー
4.0%
10 欲しいものがないので使わない(とりあえず貯蓄)
3.8%
 

■女性回答
 
1 旅行・レジャー
20.4%
2 家庭電化製品(冷蔵庫、食器洗い器等)
7.9%
3 最新テレビ(BSデジタル、プラズマ等)
7.3%
4 衣料
6.6%
5 ブランド品(バッグ等)
6.0%
6 パソコン
5.7%
7 食べて飲んでの豪遊
5.2%
8 欲しいものがないので使わない(とりあえず貯蓄)
5.0%
9 自動車
4.9%
10 エステ・美容関連
3.8%
 
 
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調査概要 調査対象:全国の20歳以上の男女 (有効回答数)3,019人
調査方法:インターネット調査
調査期間:2004年5月25日〜6月1日
もし自由になる100万円があったなら、何に使いますか?
発表によれば、GDP成長率(景気動向指数)は3.2%と、平成15 年度の実質経済の順調な回復が続いているそうです。となれば、今年こそボーナスを期待し、今まで我慢していた「欲しいモノ」を買うぞ!と言いたいところですが、現実はそう甘くはありません。日頃の生活費補充や、ローン、子供の教育費等々であっという間に飛んでいってしまう・・・というのが本音かもしれません。そこで今回は「自由に使える100万円」があると仮定した場合の使いみちについてお尋ねしました。

男性、女性ともに断トツの1位は、「旅行・レジャー」(男女計18.6%)でした。「イースター島へ行って、モアイと記念撮影したい」(女性30代)、「結婚25周年なので、1〜2週間かけてのんびり温泉に行きたい」(男性60代)など、物欲よりもむしろ無形の思い出、癒しを求めている方が大変多いことがわかります。また、「ゴールデンウィークもなくずっと仕事だったので、家族サービスで温泉に行きたい」(男性30代)の声に象徴されるように、忙しい日常を離れ、普段不足気味な家族サービスに充てたいという想いの方も少なくないようです。

性別に見ていきますと、男性ランキング2位には、予想通り「パソコン」(13.7%)があげられました。「パソコンが古いのでかなり良いスペックのものに買い換えたい」(男性30代)、「デジタルカメラの写真を、パソコン処理しファイリング・保存し、思い出を楽しみたい」(男性50代)など、既にパソコンを所有しているものの、趣味を楽しむためより高機能のもの、またサブとしてノートパソコンの購入を希望する声が多数寄せられました。

次に男性ランキング3位には、僅差で2位同様にメカ系の「最新テレビ(デジタル、プラズマ等)」(13.6%)があげられました。「ホームシアターセットを購入し、サラウンドの大型テレビで映画を見たい」(男性30代)、「オリンピックを迫力ある映像で見たいので、大型のプラズマテレビが欲しい」(男性30代)など、今夏に控えるアテネオリンピックも影響してか、多数の声が寄せられました。東京オリンピックが開催されたのは、今から40年前の1964年(昭和39)年。それを機に、それまで高嶺の花とされてきたテレビが一般家庭に普及し始めたことを考えると、アテネオリンピックはデジタル、プラズマテレビなどの「最新テレビ」購入の起爆剤になるのでしょうか。

一方、同じメカ系でも男性とはうって代わり、女性に人気が高かったのがランキング2位の「家庭電化製品」(7.9%)でした。「ドラム式の洗濯機が欲しい。マンションの洗濯機置き場が台の上にあり、(背が低い私は)底にある洗濯物を棒で引き寄せている」(女性50代)、「食器洗い乾燥機が欲しい!贅沢かもしれませんが、主婦も(家族と)いっしょにテレビが見たいよ〜」(女性20代)など、日々家事に忙殺されている主婦ならではの声が多く寄せられました。また、女性に目立った回答として、ランキング4位の「衣料」(6.6%)と5位の「ブランド品」(6.0%)があげられました。「ブランド品は主人に気兼ねしてなかなか買えない」(女性30代)、「専業主婦で大して外に出ないため、どーでも良い格好をしている(笑)。ついつい子どもを優先してしまう」(女性40代)など、自由になるお金があった独身時代とは環境が一変し、家計のやりくりに苦慮する主婦たちの姿がうかがえます。

世代別:100万円の使い道

さて年代別ではどんな傾向があるのでしょうか?「ブランド品が欲しい!バッグも欲しいし時計も欲しいよ〜!」(女性20代)など、20代では「ブランド品・衣料」(13.2%)が上位を占めるものの、年齢が高くなるとともにこうしたファッション関連の回答が極端に低くなる傾向があります。一方で、年齢とともに「最新テレビ」が急増し、60歳代以上においては15.4%にまで達しており、加齢に伴い意外にも「テレビっ子」が増加していることが見受けられます。また見逃せないのが50代、60代以上で上位にランクされている「株式・外貨預金など投資」。「さしあたって欲しいものはないので、増やすことを考える」(男性60代)など、100万円を元手に資産増大を狙うといった、人生巧者の貫禄さえ感じる回答も目立ちました。

今回のアンケートは1億円という「夢の」大金ではなく、「100万円」という極めてリアルな金額だったため、皆さんの現実的な欲求を垣間見ることができました。物理的にはある程度満たされている現代の私たちにとって、本当に欲しいものは1位=「旅行・レジャー」が象徴するように、形ある「モノ」よりも、むしろ余裕のある「時間」なのかもしれませんね。

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