毎週アンケート

【第38回】アンケート結果:2004年6月9日〜6月15日

最近、本を読んでいますか?
1カ月に読む本の冊数は?  
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調査概要 調査対象:全国の20歳以上の男女 (有効回答数)2,133人
調査方法:インターネット調査
調査期間:2004年6月9日〜6月15日
最近、本を読んでいますか?
いよいよ梅雨の到来!ジメジメ、臭いがこもりがちのこの季節が苦手という方もきっと少なくないことでしょう。古くから「晴れた日に外に出て田畑を耕し、雨の日は読書をする」という悠々自適な生活を意味する「晴耕雨読」をいう言葉がありますが、視点を変えれば梅雨もそれなりの楽しみ方があるのかもしれません。そこで今回、皆さんの「読書」についてお尋ねしてみました。

皆さんは1ヶ月間にどのくらい本を読んでいるのでしょうか?「1〜3冊」と回答した方が37.6%、「4〜6冊」の方が20.7%、「7〜9冊」の方が3.3%、中には「本がない生活は考えられない」という活字中毒も少なくないようで、「10冊以上」と回答した方も13.9%いました。その一方で、「現在、育児書を読むことの方が多いので、ゆっくりと読書したいと言う気持ちでいっぱい」(女性30代)などのように仕事や家事に忙しく、「全く本を読んでいない」と回答される方も8.3%いました。

通勤・通学の途中はもちろん、就寝前の布団の中や休日のカフェなど、本は生活の様々なシーンの中で読まれていますが、中にはお酒をお供にしながらの読書家も少なくないのではないでしょうか。本を読みながら徐々に「うとうと」してくるあの時間も、思えば贅沢な時間ですね。そこで、今回はお酒に合う本のジャンルをお答えいただきました。

【ビール・発泡酒】
 
1 旅行記・ガイド
13.4%
2 情報系雑誌・週刊誌
12.1%
3 スポーツ・ホビー系雑誌
10.1%
4 漫画
9.9%
5 趣味実用書
8.4%
 

「ビール・発泡酒」を飲みながら、ゆっくり読みたい本・・・堂々の1位は「旅行記・ガイド」(13.4%)でした。「肩の凝らない軽い作品がいい。女房と共通の話題になるもの、例えば海外旅行のガイドブックは、行く楽しみを倍増させてくれる」(男性50代)など、堅苦しくなく、リラックスした気分で読めるという回答が多数寄せられました。続いて2位は「情報系雑誌・週刊誌」(12.1%)、3位は「スポーツ・ホビー系雑誌」(10.1%)など、1位同様に、精読というよりも気軽に写真や絵を見て楽しめるジャンルの本が上位を占めたのが特徴です。

【缶チューハイ・缶カクテル】
 
1 漫画
11.5%
2 情報系雑誌・週刊誌
11.1%
3 スポーツ・ホビー系雑誌
10.3%
4 旅行記・ガイド
10.1%
5 ファッション雑誌
9.7%
 

次に「缶チューハイ・缶カクテル」には、どんな本が合うのでしょうか?1位は、なんと「漫画」(11.5%)でした。「チューハイは気軽な感じなので娯楽性が高いもの」(女性30代)、「時間ができたらリラックスしたいので、頭を使う経済誌などは読みたくない。何も考えず読める漫画を読むことが多い」(男性40代)など、「気軽」「リラックス」というキーワードをあげる声が多く、ビール・発泡酒以上にその傾向が強いようです。2位は「情報系雑誌・週刊誌」(11.1%)、3位に「旅行記・ガイド」(10.3%)と、ビール・発泡酒の1位と3位が逆転した形となりました。

【地酒(日本酒・本格焼酎)】
 
1 旅行記・ガイド
16.7%
2
歴史・時代小説
13.1%
3 趣味実用書
7.1%
4 文芸作品
6.1%
5 ハードボイルド・サスペンス小説
6.0%
 

続いて「地酒(日本酒、本格焼酎)」を見てみましょう。1位はビール同様に「旅行記・ガイド」(16.7%)でしたが、2位に「歴史・時代小説」(13.1%)がランクインしたのが特徴です。「日本酒を飲みながら、歴史小説を読むとタイムスリップしたよう」(男性30代)など、日本生まれの日本酒、焼酎が「和風」のイメージを掻き立てるようで、その世界に浸れるという声が目立ちました。さらに「読んでいる本の中に出てきた酒をどこかで見つけて買ってくる、というのは理想」(男性30代)と、主人公の酒の嗜好を知って、喉を鳴らす読者も少なくないようです。

【ワイン】
 
1 旅行記・ガイド
11.7%
2
美術・写真集
9.0%
3 ラブロマンス小説
8.7%
4 趣味実用書
8.2%
5 ファッション雑誌
7.3%
 

「ワイン」はどうでしょう?1位はやはり「旅行記・ガイド」(11.7%)でしたが、2位には「美術・写真集」(9%)、また3位には他の酒類ではランキングされていない「ラブロマンス系小説」(8.7%)があげられました。「ラブロマンスはほろ酔いが良い」(女性30代)、「ワインは、部屋を少し暗くしてロマンティックに浸りたい」(女性50代)など、ワインの甘い香りが「夢の世界」への誘いを増幅するのでしょうか。特に女性の回答が目立ちました。

【ウイスキー・ブランデー】
 
1 ハードボイルド・サスペンス小説
11.6%
2 旅行記・ガイド
9.7%
3 美術・写真集
6.9%
4 趣味実用書
6.1%
5 歴史・時代小説
5.9%
 

「ウイスキー・ブランデー」の1位は、他では低調だった「ハードボイルド・サスペンス系小説」(11.6%)があげられました。「ウイスキーは世も更けてから飲み始めるのでじっくりと読める本」(男性30代)、「強いお酒ほど骨のある本を読みたい」(男性40代)など、アルコール度数が高くなるにつれ、腰を据えてちびちびとやりながら、「ゆっくり」「じっくり」と読める本を好む方が多いようです。

とはいえ、「お酒を飲むと眠たくなってしまうので、長くは読めない」(女性30代)、「酔うと頭があまり回らないので、読書内容が後にあまり残らない」(女性40代)など、お酒はお酒、読書は読書として、別々に楽しみたいという声も少なくありませんでした。

今回は、お酒の種類と本のジャンルの関係について見てきました。酒類全般で上位にあげられた「旅行記・ガイド」は、「その土地に思いをはせて飲みたいので旅行物が良い」(男性30代)の声に象徴されるように、「お酒」がリラクゼーションをもたらし、空想旅行を膨らませている要素になっていることがうかがえます。また、お酒の酒類別の特徴では、ビール、缶チューハイといった低アルコール飲料ほど娯楽性の強い「漫画」「雑誌」の比率が高く、地酒、ワインではストーリーの世界にドップリと浸れる「歴史小説」「ラブロマンス」、ハードリカーと呼ばれるウイスキー・ブランデーでは、そのアルコール度数に比例するように、深く、重厚な世界を持つ「ハードボイルド・サスペンス小説」をあげる声が多数寄せられました。こうしたランキングの違いは、おそらく皆さんが、知らず知らずのうちに潜在的に持っている「お酒のイメージ」そのものなのかもしれませんね。

最後に、皆さんから寄せられた「最近、読んだオススメの本」ベスト5をご紹介します。

1 世界の中心で、愛を叫ぶ 片山 恭一
2 バカの壁 養老 孟司
3 ハリーポッターシリーズ J. K. ローリング
4 冬のソナタ キム ウニ
5 白い巨塔 山崎 豊子

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