毎週アンケート

【第41回】アンケート結果:2004年6月30日〜7月7日

あなたの苦手な食べ物は何ですか?
健康面から重視している食材は?  
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■苦手な食べ物ランキング
 
1 セロリ
12.0%
2 レバー(各種)
11.1%
3 ゴーヤ
10.0%
4 パクチーなど香菜
9.2%
5 納豆
7.2%
6 ウニ
5.5%
7 イクラ
4.2%
8 しいたけ
2.3%
9 ブロッコリー
2.1%
10 ピーマン
2.0%
 
 
調査概要 調査対象:全国の20歳以上の男女 (有効回答数)2,331人
調査方法:インターネット調査
調査期間:2004年6月30日〜7月6日
あなたの苦手な食べ物は何ですか?
人の好みは千差万別。食べ物の好き嫌いも、人それぞれです。子供の頃から「好き嫌いはダメ!何でもよく食べなさい」と、言われてはきたものの、これだけは 「お手上げ!」という苦手な食べ物がある方も意外と少なくないのでは。そこで今回は、皆さんの「苦手な食べ物」についてお尋ねしました。

日頃、皆さんが健康面や体力面から、気にして口にしている食材は何でしょうか?「野菜類」と回答した方が60.3%、「魚類」が12.7%、「乳製品」が11%でした。「野菜が不足しがちなので、意識して摂るようにしている」(男性40代)、「食生活のこだわりは野菜。無農薬、減農薬生産者の顔が付いているものをよく買う」(女性30代)など、6割以上の方が野菜重視型の食生活を送っていることがうかがえます。

このように、健康面を気にして摂食にこだわる食材がある一方、皆さんが「これだけは苦手!」という食べ物は何でしょうか?堂々の1位は、野菜重視という声が多い中、何と「セロリ」(12%)があげられました。「セロリが大嫌い。何であんな食べ物があるのだろうと思う。小学校の給食の時にサラダがでて、薄くスライスしたセロリが入っていたので、一枚づつセロリを除いて食べていた」(女性30代)、「セロリは子供の頃から匂いと食感が苦手」(男性40代)など、特に独特な香りと歯ごたえがダメという声が多く、幼い頃からセロリ嫌いが治らないという方が結構少なくありませんでした。1997年に大ヒットしたSMAPの「セロリ」という歌でも、「育った環境が違うから、好き嫌いは否めない〜 夏がダメだったり、セロリが好きだったり・・・♪」という歌詞がありましたが、アンケート結果からもうかがえるように、セロリは日本人の嗜好が分かれる代表的な食べ物のひとつであることには間違いないようです。

続いて2位は、1位と僅差で「レバー(各種)」(11.1%)でした。「口に入れた瞬間のホワ〜とする臭さ、モソモソする感じがどうしても好きになれない」(女性20代)など、生臭さ、食感に加えて、調理前の見た目が好きになれないという回答が目立ちました。特に女性からは「妊娠中、鉄分補給の為にレバーに挑戦したが、あえなく撃沈!」(女性30代)など、出産のためレバー克服を試みたものの、やはり食べられなかったという失敗談も多数寄せられました。

世代別:苦手な食べ物

3位は、ここ最近、全国区の食材になりつつある「ゴーヤー」(10%)です。「体に良いとされているが、(こんなに)苦い食べ物がこの世の中にあるのが信じられない」(女性30代)、「主人が沖縄出身なので、ゴーヤーを食べられるようになろうと試したが、あの苦味は我慢できない」(女性30代)など、これまで沖縄を除いてあまり食べ親しまれてこなかった食材であることも要因となっているようで、特に50代、60代以上の年齢層の高い方に「苦手」の回答が目立ちました。

地方別:納豆嫌いの比率このように好き嫌いの背景には、子供の頃から食べ慣れているかどうかという事も大きく影響しているようです。特に5位にランキングされた「納豆」(7.2%)は、育った環境や出身で好き嫌いが顕著な食べ物と言えそうです。「関西人の体には納豆を受け付けないDNAがあるのかもしれない」(男性40代 兵庫県)、「食べたことがない。 食べたいと思わない。 納豆は関西人の食べるものじゃないと思っている」(男性50代 大阪府)など、近畿・中国地方をピークに「納豆嫌い」と回答した方の多くが西日本に住んでいることからも、「食」は「地域」の文化が大きく影響していることがわかります。

また、もともと「好き」だったものが、ある経験が契機となり「苦手」に転じる場合もあるようです。例えば「幼い頃、自分が飼っていた鶏がいなくなり、お祭りの日に自分が食べたかやくご飯に使われていたことを知った日から、鶏が食べられなくなった」(女性40代)、「戦中戦後の飢餓の怨念か、カボチャが食べられない」(男性60代)など、幼少期のショッキングな記憶がトラウマとなり、それ以来「ダメ」になったという声も少なからず寄せられました。

こうした一方、「特に好き嫌いはない」という方は全体の12.1%に留まりました。「今日まで大病もせずに健康に過ごせてきたのも偏食をしなかったからだと思う」(男性60代)、「小さな時の母親のしつけや妻の料理栄養に対する気配りに感謝している」(男性60代)など、年齢層が高くなるにつれ「苦手」が少なく、その反面、飽食の時代に育った20代、30代ほど「好き嫌い」が目立つ結果となりました。

「苦手」を克服した経験は?最後に、こうした「苦手」を今まで克服しようとした経験について尋ねてみました。「努力はしてみたが、やはり好きにはなれない」(21.9%)、「無理して食べたいとは思わない」(46.8%)と、全体の7割近くが克服に失敗、もしくは努力する気がないことが分かりました。「レバーは鉄分が豊富で摂取した方が良いことはわかっているが・・・ほうれん草やプルーンなど、食べられる食材で摂取するように心がけている」(女性20代)など、例え「苦手」があったとしても、市場に出回る他の食材で、足りない栄養素を補うなど、栄養のバランスに気遣っている人も少なくないようです。「好き嫌い」は、とかく子供の問題だと捉えがちですが、想像以上に「好き嫌い」のある大人が多いことが分かると同時に、それを努力してまで食べようとは考えていないことが浮き彫りとなりました。

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