毎週アンケート

【第46回】アンケート結果:2004年8月04日〜8月10日

水の利用法について教えて?
■水がおいしいと思う国は?
 
1 日本
38.1%
2 スイス
33.9%
3 フランス
7.4%
4 カナダ
4.8%
5 アルプス山脈周辺国
2.3%
 

■水がおいしいと思う国内地域は?
 
1 富士山・丹沢(静岡・山梨)
8.7%
2 長野・信州
8.1%
3 神戸・六甲
8.0%
4 北・中央・南アルプス
7.5%
5 北海道
4.4%
 
 
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調査概要 調査対象:全国の20歳以上の男女 (有効回答数)1,965人
調査方法:インターネット調査
調査期間:2004年8月4日〜8月10日
水の利用法について教えて?

人間の体の3分の2は水で出来ていると言われます。つまり、人間は水がなければ生きていけません。今夏の猛暑で、なおさら水のありがたみを実感する方も少なくないのではないでしょうか。最近では、市販のミネラルウォーターの需要も増え、水の飲用や利用スタイルも大きく変化しています。そこで今回は「水道水」「市販のミネラルウォーター」「浄水器」など、水の使い分けについてお尋ねしました。

皆さんはどの国・地域の水をおいしいと感じているのでしょうか。なんと全体の約4割の方が「日本」と回答しました。「水道水は、日本が一番安全で美味しいとも思う」(女性40代)など、海外に比べ上水道が整備されており、水質が安全で安心という声が多数寄せられました。続いて1位と僅差だったのが2位の「スイス」(33.9%)でした。「何百年とかかって湧き出る雪解け水は、おいしい水をはぐくんでいると思う」(男性40代)など、スイス、フランスとヨーロッパ中東部にまたがる「アルプス山脈」のピュアなイメージが強く影響していることがうかがえます。さらに3位の「フランス」(7.4%)、5位の「アルプス」(2.3%)という回答からも見受けられるように、「おいしいと思う」水の産地は「アルプス山脈」周辺の地域に集中していることが分かります。こうした傾向は、「日本」と回答した4割の方にも共通しています。国内に限って順位を見ると、1位は「富士山・丹沢(静岡、山梨)」(8.7%)、2位「長野・信州」(8.1%)、3位「神戸・六甲」(8%)など、ランクインした地域のほとんどが山間部であり、雄大な山系が「おいしい水」を育むイメージが強いことがわかります。

次に、家庭内での「水道水」「市販のミネラルウォーター」「浄水器」の使い分けについて使用シーン別に見ていきましょう。

Q1. 自宅でのどが渇いた時は?
最も票が多かったのが「市販のミネラルウォーター1.5リットル、2リットルのペットボトル」(27.1%)でした。「マンションの水道水はニオイが気になるので、生で飲む気にはなれません。生で口にする時や飲用には、いつの間にかペットボトルの水を使うようになった」(女性40代)など、加熱や調理などせず、そのまま飲用する際は市販のミネラルウォーターの大型ペットボトルを利用する方が比較的多いようです。

Q2. うがい、歯磨きの時は?
Q1とは反対に、飲用をしないためか、全体の9割以上の方が「水道水」をあげました。とはいえ、「海外では、歯磨きや洗面も含めて、必ず1リットルのペットボトルを利用する」(男性50代)など、外国では飲用目的でないにしても「市販のミネラルウォーター・ペットボトル」を利用する方も少なくないようです。

Q3. 製氷する時は?
飲用目的には「市販のミネラルウォーター・ペットボトル」を利用する方が多くいましたが、意外にも製氷時には圧倒的に「水道水」(48.1%)を利用する方が多いようです。「水道水でないと自動製氷器にカビが出来るので、自動製氷器は水道水」(男性40代)など、「水道水」以外に選択の余地がないという声も目立ちました。その一方で、「自分で作るときは水道水をそのまま使っているが、お酒をロックでのむ時は、ほとんどコンビニ等で買ってきた市販の氷を使う」(女性20代)など、お酒を飲む時にはカルキ臭くない「市販の氷」を買ってくるという声も寄せられました。

Q4. 水割りを飲む時は?
全体の約3割の方が、水割りを飲む時には「市販のミネラルウォーター1.5、2リットルのペットボトル」を利用していました。「ウイスキーなどの水割りには、当然ミネラルウォーターが最高」(男性50代)、「水割りのお酒を飲む時以外は、特に(水を)意識していない」(男性40代)など、飲酒の時だけは、お酒とお水の相性や氷にこだわるウイスキー愛飲者が案外多いことがうかがえます。他にQ3同様、コンビニなどで売られている純氷を買って来るという声も寄せられました。

Q5. コーヒー・紅茶・お茶を飲む時は?
お酒とは打って変わり、意外に最も多かったのは「水道水」(45.4%)でした。「そのまま飲むときは市販の水、加熱して使うときは水道水」(女性40代)、「料理、麦茶など加熱するなら水道水、直接ドリンクとして飲むならミネラルウォーター」(女性30代)など、加熱して利用する場合は「水道水」、そのまま生で飲む場合は「ミネラルウォーター」「浄水器」といった使い分けをしている方が大変多くいました。

Q6. ごはんを炊く時は?
Q7. 料理(煮物、味噌汁)をつくる時は?

「ごはんを炊く時」(51.9%)、「料理(煮物、味噌汁)をつくる時」(56%)も、Q5同様の理由から「水道水」の使用が断トツでした。こうした使い分けの背景には、「水の安全性に不安があるものの、飲み水や調理に使う水を購入するとなるとかなりの出費になる」(女性30代)の声に代表されるように、家計を考えれば「水」に贅沢はしていられないという本音が垣間見られます。また、中には「飲んだり、食べたりするものはスーパーでもらうお水を使い、洗い物等は水道水を使う。市販のペットボトルを買わない」(女性40代)と、ここ最近、スーパーマーケットで広がるアルカリイオン水などの無料給水サービスを上手に活用している主婦もいました。

Q8. スポーツの時は?
最も票を集めたのは、携帯性に優れた「市販のミネラルウォーター500ミリリットルのペットボトル」(44%)でした。「ほとんど水道水だが、スポーツの時は持ち運びやすいペットボトルを使う」(女性40代)など、普段「ミネラルウォーター」を一切購入しない方も、その利便性から「スポーツ時」「外出時」に限って、「500ミリリットルサイズ」を利用していることがうかがえます。中には「2リットルのペットボトルしか買わない。スポーツや外出の時などは、それを空の500ミリリットルやそれ以下のペットボトルに移し変えて持っていく」(男性50代)など、経済面を考慮して様々な工夫している方もいました。

アンケートでは、使用シーンにより「水」の使い分けが多様化していることが明らかになりました。こうした多様化は、私たち日本人が「水」に対する危機感、問題意識を感じている結果と言えるかもしれません。質問Q9で、赤ちゃんのいるご家庭に「ミルクを作る時は?」と聞いたところ、「浄水器」(34.7%)の利用がトップにあげられました。コーヒー・お茶など加熱して使用する飲料・料理では「水道水」を支持する声が目立ちましたが、赤ちゃんには安全な水を飲ませたいという思いから、「浄水器」を取り付けている家庭が多いようです。改めて「水」の大切さ、尊さを感じる今回のテーマでした。

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