毎週アンケート

【第52回】アンケート結果:2004年9月15日〜9月21日

秋の夜長にしたいことは?
 
1 じっくりお酒を味わう
14.0%
2 読書にふける
12.3%
3 ゆっくりと湯船につかる
11.1%
4 過ごしやすくなってきたので、とにかく快眠
8.8%
5 映画・レンタルビデオ鑑賞
7.7%
6 趣味に没頭したい
7.0%
7 ゆっくり星を眺める
6.7%
8 好きなテレビ番組を見る
6.4%
9 夫婦や家族でゆっくり話をする
5.8%
10 たまった録画ビデオを見る
4.9%
 
 
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調査概要 調査対象:全国の20歳以上の男女 (有効回答数)5,165人
調査方法:インターネット調査
調査期間:2004年9月15日〜9月21日
秋の夜長にしたいことは?

街を歩くと、ショーウインドーはいつの間にか秋冬物の洋服に模様替えされ、八百屋の店頭にも秋の味覚が賑やかに顔を揃え始めています。日中はまだ蒸し暑さが残るとはいえ、朝晩はだいぶ涼しくなり、皆さんもきっとあちらこちらで秋の気配を感じていることでしょう。秋の夜は、古くから「秋の夜長」と表現されるように、夏場に足りなくなっていた睡眠を十分得るにも、買ってきた本を読みふけるにも、とても過ごしやすい季節といえます。そこで今回は、日一日と日の入りが早くなるこの季節、これからの「秋の夜長」の楽しみ方についてお尋ねしました。

皆さんが秋に楽しみにしていることの1位は、「じっくりお酒を味わう」(14%)でした。「お酒を飲みながら、夫、子供と一緒に映画を見たい」(女性40代)、「子供も小さく、毎日バタバタしている。またには子供が寝た後、ゆっくりと夫婦でお酒を片手に星を眺めながら語り合いたい」(女性30代)など、日々の忙しい生活を一瞬でも忘れ、ゆったりとした時間を過ごしたいという回答が多数あげられました。そして、そのリラックスタイムの演出には、「お酒」が欠かせない存在となっていることがうかがえます。

秋ならではの回答なのでしょうか、2位は「読書にふける」(12.3%)があげられました。「快眠はもちろんだが、何よりも楽しみたいのが読書。一年中読書はしているのに、秋は何故だか本格ミステリーが読みたくなる。誰が犯人なのか、どんなトリックを使ったのか、じっくり推理しながら楽しみたい」(男性30代)、「布団に入って図書館で借りた10冊の本をひたすら読む、読む。ああ、幸せ・・・」(女性40代)など、心地よい秋の気候も影響してか、普段、読書からしばらく遠ざかっていたという方も、「読書の虫」が騒ぎ始めているようです。特に、つい先日発売された「ハリーポッター」の新作を楽しみにしているという声も多数寄せられました。

続いて3位は、「ゆっくりと湯船につかる」(11.1%)でした。「過ごし易くなり、温泉にでも行って露天風呂から星を眺めたい」(男性50代)、「夏の間、あまりの暑さで、ほとんど水シャワーで過ごしていたので、入浴剤などに凝ってゆっくりとお風呂に入りたい」(女性30代)など、夏場、カラスの行水で済ませていた方も、秋の訪れとともに長湯が楽しみな季節になっているようです。中には「家事を済ませ、本を読みながら湯船に半身浴でゆっくりつかる。入浴後に飲むビールは美味しい」(女性50代)と、上位1〜3位を体現している欲張りな方もいました。

秋の夜長にじっくりお酒を飲むなら?
 
1.   ビール
22.5%
2.   ワイン
20.0%
3.   缶チューハイ・缶カクテル
15.7%
4.   焼酎
13.0%
5.   日本酒
12.0%
 

さて、1位に選ばれた「じっくりお酒を味わう」ですが、皆さんが秋に飲みたいお酒とは何でしょう?1位には「ビール」(22.5%)、2位は「ワイン」(20%)、3位に「缶チューハイ・缶カクテル」(15.7%)が選ばれました。特に見逃せないのが、1位に追従した2位の「ワイン」です。「夏はとにかくビールだったので、(秋は)ワインや梅酒をじっくり味わいたい」(女性20代)、「冷たすぎるお酒もしっくり来ないし、かと言って熱いお酒もピンと来ない。冷えすぎてない(または常温)ワインを、ゆっくりとデザート感覚で楽しみたいから・・・」(女性30代)など、夏場の枯渇した喉を癒す「ビール」に代わって、チビチビと味わいたい秋のお酒として「ワイン」の人気が急上昇していることがうかがえます。また、「食欲の秋は甘いものが無性に食べたくなるので、甘い(缶)カクテルと甘いデザートを食べ飲みしたい」(女性20代)と、夕食後のデザートと一緒に軽く飲みたいお酒として、「缶カクテル・缶チューハイ」をあげる方も多くいました。

お酒に合う夜食(つまみ)といえば?
 
1.   秋刀魚(さんま)塩焼き
13.3%
2.   チーズ
13.2%
3.   戻り鰹ほか、刺身
7.8%
4.   おでん
7.1%
5.   秋茄子の料理
6.5%
6.   焼き松茸
5.6%
7.   枝豆
5.2%
8.   乾き物(スルメなど)
4.9%
9.   煎り銀杏
4.8%
10,   スナック菓子類
4.5%
 

では、秋の夜長にお酒とともに、つまみたい夜食は何でしょうか?最も票を集めたのは、いま旬の「秋刀魚(さんま)塩焼き」(13.3%)でした。「秋の味覚は、庶民的でお手軽な生秋刀魚のあぶり。秋の秋刀魚は脂がのっていておいしいの一言」(男性30代)、「やっぱり、旬の秋刀魚をほどよく焼いて大根おろしで、そして一杯のビールでくつろぎたい」(女性40代)など、夏から秋にかけて栄養を蓄え太平洋を南下してくる、脂ののった秋刀魚を食べずして秋は語れないという声が目立ち、夕食のおかずはもちろんのこと、お酒の夜食(つまみ)としても高い支持を集めていました。

続いて2位は、意外にも1位「秋刀魚(さんま)塩焼き」と僅差で「チーズ」(13.2%)が選ばれました。「チーズはどんなお酒にも合い、お腹にももたれない。いろんな種類を少しずつクラッカーとともに楽しみたい」(女性40代)、「ワインとチーズ・・・これは王道。特にレンジでドロドロにしたカマンベールをフランスパンに付けると最高!」(女性20代)など、準備に時間が掛からず、夕食後であっても気軽に食べられるフィンガーフードとして人気を集めているようです。

秋刀魚・チーズを夜食に選んだ方のお酒は?

また面白いことに、夜食(つまみ)に「チーズ」と回答した約半数以上が、飲みたいお酒に「ワイン」をあげ、さらに「秋刀魚」と回答した約3割が「ビール」をあげました。お酒と料理の相性を例える言葉に「マリアージュ」というフランス語がしばしば使われます。マリアージュとは「結婚」を意味する言葉で、文字通り、お酒と料理の相性が良く、互いにおいしさを引き出し合うことを言います。いわば、「ワイン」と「チーズ」、「秋刀魚」と「ビール」は、最高のマリアージュといっても過言ではないかもしれません。

秋は、夏場に疲れた身体を優しく癒し、時にセンチメンタルに、時に心を豊かにしてくれる季節。好きなお酒を傾けながら、のんびりと秋の夜長を堪能する、そんな至福のひと時を過ごしてみたいものです。今年の中秋の名月は9月28日、たまには日常生活を忘れ、月見酒と洒落込んでみてはいかがですか。

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