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【第54回】アンケート結果:2004年9月29日〜10月5日

朝食を食べながら、していることは?
毎朝、朝食を摂っている?  
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SA(単回答)

■ズバリ、あなたにとって朝食とは何ですか?
 
1 1日の活力剤(エネルギー)
39.4%
2 1日の始まり
16.2%
3 習慣
12.1%
4 眠気覚まし・脳の活性化
10.6%
5 健康のバロメーター
6.2%
 

SA(単回答)

調査概要 調査対象:全国の20歳以上の男女 (有効回答数)1,943人
調査方法:インターネット調査
調査期間:2004年9月29日〜10月5日
朝食を食べながら、していることは?

何かとあわただしい朝。「朝食よりも睡眠」を優先している方も少なくはないのでは?言うまでもなく、1日の始まりにしっかりとエネルギーを摂る事は、健康に良いばかりでなく、脳の働きも促進し眠気覚ましにも効果的です。とはいえ限られた時間の中で、身支度を整えながらの「朝食」には、それなりの工夫も必要になってくることでしょう。そこで今回は、皆さんの「朝食」事情についてお尋ねしてみました。

世代別:朝食を摂っている?

SA(単回答)

まず、毎朝どのくらいの方が朝食を摂っているのでしょうか?「生まれてから今日まで、欠かした事がない」(女性50代)など、「必ず毎朝食べる」と回答した方は70%、「なるべく摂るようにしている」という方が18.8%と、実に全体の88.8%の方が「朝食」を摂っていることが明らかとなりました。また「必ず毎朝食べる」という比率を世代別で見てみると、50代以上では80%を超え高い数値を示したのに対し、20代、30代では60%弱とやや低くなる傾向となりました。「独身の頃は朝抜きの時期もあったけど、結婚後は主人と一緒に食べるのが習慣になった」(女性30代)の声からもうかがえるように、独身か既婚、家族と同居など、世代よりむしろ生活環境の違いが、「朝食」の有無に影響を与えているようです。

では、皆さんにとって「朝食」とはどんな存在なのでしょうか?圧倒的に多かったのは、「1日の活力剤(エネルギー)」(39.4%)という回答でした。「お腹が空いて目が覚めるので、食べないと歩けないほどパワーダウンしてしまう」(女性30代)、「サービス業(レストラン勤務)のため、昼食がどうしても午後2時過ぎになってしまうので、朝食はしっかり摂る」(女性40代)など、昔から「腹が減っては戦(いくさ)はできぬ」と言いますが、まさに「朝食」は仕事という戦(いくさ)に向けた、1日のエネルギー源となっていることが分かります。

続いて2位には、「1日の始まり」(16.2%)という声が寄せられました。「お味噌汁を飲むと、これから1日が始まるんだな〜、という気持ちになる・・・」(女性30代)、「パンにコーヒーを食べないと、1日が始まらない。食べないと家事を含め何もやる気になれない」(女性20代)など、「朝食」が体を起動させる主電源となっている事がうかがえます。こうした背景には、3位にあげられた「習慣」(12.1%)からも分かるように、子供の頃から身に付いた生活習慣が大きく影響を及ぼしているようです。もちろん中には「子供の頃から食べる習慣もなく、40歳過ぎた今も食べない」(男性40代)、「朝食を摂るのが当たり前の人が抜くと体に悪いと思うが、全ての人に必ず朝食が必要ということはない」(女性30代)など、朝食を「不必要」と回答した方も4.3%いました。

朝食にかける時間は?

SA(単回答)

さて、何かとバタバタとする朝、皆さんは朝食にどの位の時間を費やしているのでしょうか?「5分以内」という方が11%、「6〜10分間」が37.3%、「11〜15分間」が32.3%、「16〜20分」が12.3%、「21分以上」が7%と、全体の7割近くの方が「6〜15分間」という短時間に朝食を済ませていることが分かりました。とはいえ、朝食を食べることに専念している方は案外少ないようで、「朝食を摂りながらすることは何ですか?」と聞いてみたところ、9割以上の方が朝食を摂りながら同時に別の事を行う、いわゆる「ながら食い」をしていることが明らかとなりました。

それでは、皆さんが朝食を摂りながら一体何をしているか?次に具体的に見ていきましょう。1位は「テレビを見る」(70.7%)でした。「朝は新聞を読む時間がないので、テレビでニュースのハシゴ。これが出来ていないと仕事が進まない」(女性50代)、「テレビ好きの夫は、右手に箸、左手にリモコン・・・」(女性40代)など、時事ニュース、芸能、スポーツ、天気予報、そして時計代わりにと、テレビが伝える情報ジャンルは多岐に渡り、朝一番に社会との接点が持てる最も手っ取り早い手段として、欠かせない存在になっていることが分かります。また最近では「朝の星占いが面白い。これをネタに家族との会話も弾む」(男性50代)と、「占い」コーナーを楽しみにしている方も多く、こうしたテレビの話題をキッカケに家族とのコミュニケーションを図っているご家庭も少なくないようです。

■朝食を摂りながらすることは何ですか?
 
1 テレビを見る
70.7%
2 新聞を読む
33.9%
3 家族と会話する
32.8%
4 折込みチラシを見る
17.2%
5 食べることに専念する
8.5%
6 パソコン(インターネット)を見る
5.4%
7 ラジオを聴く
5.4%
8 Eメールを確認または送信する
4.0%
9 着替えなど、出掛ける準備をしながら食べる
2.7%
10 音楽を聴く
2.2%
 

※MA(複数回答)/n(有効回答数)

事実、3位には2位の「新聞を読む」(33.9%)に追従し、「家族との会話」(32.8%)があげられました。「仕事などの都合で家族そろってご飯を食べられるのが朝食だけなので、最近の出来事などを話しながら摂っている」(女性20代)、「子供の今日の予定などを話しながら、朝食を食べている」(男性50代)など、かつて家族が集う団らんの場は「夕食」にありましたが、お父さんの残業、子供の塾など、個々が忙しくなっている家庭においては、むしろ家族の団らんの場は「朝食」へシフトしているようです。

また、上位ではありませんが6位の「パソコン(インターネット)を見る」(5.4%)、8位の「Eメールを確認または送信する」(4%)も見逃せません。「パソコンでメールのチェックしながら、インターネットでも重大ニュースをしっかり把握しておかないと世間知らずになってしまうから・・・」(女性50代)、「起きたらテレビのスイッチをオンにして、ニュースを見ながら携帯のスイッチを入れ、着メールの確認」(男性40代)など、ここ数年で急速に普及したインターネットや携帯電話のメールチェックをあげる声も少なくなく、朝の新しい光景として次第に定着しはじめていることがうかがえます。

今回の結果からは、若者層では「朝食離れ」が進んでいるものの、全体的には約9割の方が「朝食」を摂っていることが明らかとなり、大きな深刻さは感じませんでした。むしろ驚いたのは、10分間前後の短い朝食時間の中で、2つ、3つのことを器用に同時進行している方が大変多かったことです。そして、普段忙しい家族が「朝食」に一堂に顔を合わせ、テレビのニュースや話題などを題材に、一言でも二言でも会話を交わしている様子です。「夕食、何食べたい?」「今日は何時ごろ帰ってくるの?」など、短時間ながら朝食の場は、他愛のない会話を通じて、家族の健康や近況を確認し合える、とても大切なコミュニケーションの場として機能している様子が浮かび上がりました。

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