毎週アンケート

【第57回】アンケート結果:2004年10月20日〜10月26日

ボージョレ・ヌーヴォを飲みますか?
今年、ボージョレ・ヌーヴォを飲みますか?  
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SA(単回答)

■誰と一緒に飲みたいですか?
 
1 夫婦
48.7%
2 家族
22.1%
3 友人
13.2%
4 恋人
6.7%
5 ひとりで
6.3%
 
 
■どこで飲みたいですか?
 
1 自宅で
79.3%
2 ホームパーティで
6.6%
3 レストランで
5.0%
4 解禁イベントで
2.8%
5 居酒屋で
2.7%
 

SA(単回答)

調査概要 調査対象:全国の20歳以上の男女 (有効回答数)2,023人
調査方法:インターネット調査
調査期間:2004年10月20日〜10月26日
ボージョレ・ヌーヴォを飲みますか?

昨年、100年に1度の最高の出来と賞賛され、脚光を浴びているボージョレ・ヌーヴォ。今年も11月18日にいよいよ解禁日を迎えます。さて気になる今年の出来ですが、夏場、ブルゴーニュ地方のボージョレ地区が好天に恵まれたこともあって、昨年に勝るとも劣らない素晴らしい葡萄が収穫されたそうです。そこで今回は、皆さんにいよいよ3週間後に解禁日が迫った、ボージョレ・ヌーヴォの飲用についてお尋ねしました。

まず、皆さんはどの位、今年のボージョレ・ヌーヴォを楽しみにしているのでしょうか?「よく行く店の解禁パーティに予約した」(男性40代)など、必ず「飲む」と回答した方は17.9%、また「1年の我が家のイベントのひとつになりつつあるので、飲んでみたい」(女性20代)など、予約はしていないものの「飲みたい」と高い飲酒意向を示した方が33.5%と、全体の半数の方が「ボージョレ・ヌーヴォ」の解禁を心待ちにしていることが明らかとなりました。

2人に1人がボ−ジョレ・ヌーヴォを飲む意向を持っていることが分かりましたが、さて、皆さんはボージョレ・ヌーヴォを誰と一緒に楽しみたいのでしょうか?最も回答が多かったのは「夫婦」(48.7%)でした。「今年結婚5年目。いつも妻には世話になってるので、こういう時期にお礼も兼ねて一緒に飲みたい」(男性20代)、「毎年、解禁になる日は夫婦で乾杯する日と決まっている」(女性20代)など、普段なかなかゆっくりした時間の取れない夫婦が、解禁日だけは「2人の時間をつくる日」に決めているという声も目立ち、ボージョレ・ヌーヴォが夫婦円満の一助として大いに活躍していることがうかがえます。

次に多かったのは「家族」(22.1%)です。「今年の出来が良かったとか、悪かったとか、ボージョレ・ヌーヴォの品定めを家族団らんの場で楽しんでいる。これも年中行事の一つ」(男性50代)、「家族で妻の手料理とボージョレ・ヌーヴォを楽しむ」(男性40代)など、いつもよりも腕によりを掛けたお母さんの手料理、円滑な家族団らんなど、「ボージョレ・ヌーヴォ」は、いつもとは異なる「特別感」や「コミュニケーション」を演出する家族イベントとして、着実に定着しているようです。

続いて「どこで飲みたいのか?」という質問に対しては、前述した「夫婦」「家族」と同様に、ボージョレ・ヌーヴォは「自宅で」飲みたいという方が全体の約8割を占めました。「自宅でリラックスし、いつもよりもちょっと高級感を味わいたい」(女性30代)など、「外食」ではなく「内食」で、身内だけでゆっくりと過ごしたいという回答が多数寄せられました。一方、同じ「自宅」でも2位にあげられた「ホームパーティで」(6.6%)は1位とは理由が異なり、「ママ友達とボージョレが解禁したら、ワインパーティをしようと決めている」(女性20代)など、「親しい友人」を招いてグラス片手に騒ぎたいというお祭り気分の声も目立ちました。

ボージョレ・ヌーヴォの購入本数は?

SA(単回答)

では、ご自宅で飲むという方は、ボージョレ・ヌーヴォをいったい何本くらい購入する予定なのでしょうか?「毎年、葡萄の出来具合によって、味が変わってくるのでそれを楽しみに飲んでいる」(女性30代)など、今年のワインの出来を自分の舌で確かめたいと、「1本」買うという方が全体の半数(50.9%)を占めました。とはいえ、「解禁日には家族と1本飲んで、週末に恋人と1本飲む予定」(男性30代)など「2本」買うという方が28.2%、「いろいろな種類があるので、毎年、解禁になってすぐに3種類くらいは味わう」(女性30代)など「3本」買うという方が12.5%と、平均1人1.96本に達し予想以上に複数本購入する方が多いことに驚きます。中には「友人を招いて自宅でホームパーティを開きたい」(女性30代)など「10本以上」(1.3%)買うという方も少なからずいました。

■あなたがボージョレ・ヌーヴォを飲みたい理由は?
 
1 ワインを囲んで、夫婦、家族団らんを楽しめるので
31.7%
2 いつもは他のお酒だが、この時期はボージョレ・ヌーヴォを楽しみしている
31.4%
3 気軽にちょっとリッチな気分を味わいたいから
31.1%
4 ワイン好きで、年中行事の1つとして毎年楽しみにしているから
28.7%
5 気候も過ごしやすくなり、ワインが恋しい季節になってきたから
20.7%
 

男性

1 この時期はボージョレ・ヌーヴォ 33.0%
2 家族団らんを楽しめるので 29.6%
3 年中行事の1つとして 28.3%
4 リッチな気分を味わいたい 27.0%
5 ワインが恋しい季節だから 19.7%

女性

1 リッチな気分を味わいたい 35.4%
2 家族団らんを楽しめるので 34.0%
3 この時期はボージョレ・ヌーヴォ 29.8%
4 年中行事の1つとして 29.1%
5 ワインが恋しい季節だから 21.7%

MA(複数回答)/n(有効回答数)

ボージョレ・ヌーヴォが飲みたい理由はどこにあるのでしょうか?前述の「夫婦」「家族」と「自宅」で飲みたいという結果からもうかがえるように、理由の1位は「ワインを囲んで、夫婦、家族団らんを楽しめるので」(31.7%)に高い支持が集まり、「ボージョレ・ヌーヴォ=家族イベント」として機能としていることが明らかとなりました。しかしながら、男性、女性に分けて飲用理由を見てみると、性別間における顕著な違いが見えてきましたので、次にそれを見ていきましょう。

まず、女性の理由ランキング1位には、「気軽にちょっとリッチな気分を味わいたいから」(女性=35.4%、男性=27%)があがってきました。「いつも節約生活してるけど、この時ばかりは自宅でヌーボ片手にリッチな気分に浸れる。1日だけ節約生活解禁(笑)」(女性20代)、「子供が寝た後のお楽しみの晩酌。ちょっぴり贅沢気分を味わい、気持ちを満たしたいので」(女性30代)など、いつもよりもちょっと背伸びをして「ささやかな贅沢」を手に入れたいと、精神的な満足を得たいと願う女性が大変多いようです。ボージョレ・ヌーヴォそのものへの興味というよりも、むしろそれを取り囲む環境や状況の変化を望んでいるのかもしれません。

その一方で、男性の理由ランキングの1位は、「いつもは他のお酒を飲んでいるが、この時期はボージョレ・ヌーヴォを楽しみしている」(男性-33%、女性=29.8%)があげられ、女性とは打って変わり、ボージョレ・ヌーヴォの味そのものへの関心の高さが目立ちました。「普段、ワインをあまり飲んでいませんが、この時期一度は飲みたい」(男性60代)など、日頃はビール、焼酎を愛飲している方も会社や友人との話のネタに味見をしておきたいという声が多数寄せられました。また中には、「この時期になると、いつも行く酒屋さんから情報が入りソワソワしてくる。店員さんから、今年のボジョレーの出来具合を聞たりするのも、楽しみのひとつ」(男性30代)など、解禁が近づくにつれて心中穏やかではいられない方も少ないようです。

こうして皆さんの声を振リ返ってみると、家族の恒例イベントとして、クリスマス同様「ボージョレ・ヌーヴォ解禁日」が着実に日本でも根付きつつあることがわかります。「クリスマス」が幼児や子供たちを中心とした家族イベントであるのに対して、「ボージョレ・ヌーヴォ」は大人を対象とした家族イベントである点も、多くの皆さんに支持されている大きな理由かもしれません。また見逃せないのは「リッチ感」や「団らん」を重視している女性の声でしょう。ビール、焼酎や日本酒とは異なる「ワイン」の西洋食文化、それに解禁日という「限定プレミアム」感が加わることで、「家族」や「夫婦」間に非日常的なお洒落なシチュエーションをもたらし、お互いのコミュニケーションをより円滑する「手の届く贅沢」。そんな幸せ演出のツールとして、ボージョレ・ヌーヴォの活躍がうかがえる今回の結果でした。いよいよ解禁日まで1ヶ月間を切りました、ボージョレ・ヌーヴォを口実に、たまには家族、夫婦でゆっくりと食事する計画を立ててみてはいかがですか?

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